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『9月4週にチェックしておきたいアイドル&KPOP曲60選』airattic,櫻井優衣,XG,ME:I,DJ KOO × BEYOOOOONDS,Niimo(ニーモ),ukka,DIALOGUE+,Girls²,のんふぃく!,unSea,でんびる.chan,ゆるめるモ!,Mellows,MIC RAW RUGA,miao,AsIs,Star☆T,tripleS,HaSeul,YUQI,SOORIN,他

    ■ まえがき

    9月4週。
    鳥丸プロデューサー逮捕、Perfumeがいきなり明日コールドスリープ(活動休止)、夏目綾 ideal peco卒業、「きゅるりんってしてみて」マクドナルドのCM出演、ヘッダーがどうのこうのが流行る、カラフルスクリーム「かれん」が朝井リョウ著者プロフで20万超えバズ、ぺろりん先生のバスツアーで沼にハマったバスをオタクたちのMIXパワーで救う、などがありました。
    こんにちわ、チカカラ山本です。

    さて、今週も60選。多い。
    オススメは、大分のNiimo(ニーモ)『Sweet works』。最高。
    それからライブバージョンのGirls²『LET ME DANCE』もエグいのでぜひ見てほしいです。
    「DIALOGUE+」のアルバムのクオリティーも高すぎる。
    airattic『エイトクライド&ビートボニー』の楽器音の歪み方もヤバいって。
    KPOPではi-dleのYUQI『M.O.』が「ローリン・ヒル」フォロワーな感じでいいです。

    他、関東のデビューグループは「OLiDOL!」「Re:floré(リフローレ)」
    関西デビューグループは「Krown Krown」
    ロコデビューグループは「キミと紡ぐ物語」
    初オリジナル曲は「でんびる.chan」などがあります。

    今回も前半が日本のアイドル、後半が海外勢となっています。
    下記目次欄の【すべて表示】を押してから、気になるところにジャンプすると見ていただきやすいです。(目次欄がない場合は、数秒待つと表示されます)

    ■ 日本のアイドル39選

    ・XG『GALA』

    今年の紅白もほぼ内定しているXGの新曲はアシッド・ハウス。
    まずオケがよすぎる。次にラップが上手すぎる。最後にココナのブレイクダンスが上手すぎる。
    欧米ウケ全振りに作ってこのクオリティー叩き出せるのはまさに奇跡。
    アシッド、スムース系が大好きな自分に刺さりまくる神曲。
    サムネの衣装はほぼペルソナ。

    ・櫻井優衣『キミのことが好きなわたしが好き』

    アイドル戦国時代のずっと底辺に近いところを這い続け、最後の最後に一番の勝者となった「アイドル界の徳川家康」こと櫻井優衣のソロデビュー曲。
    サビの歌詞【肯定感アップデートのお知らせ】。これはKAWAII LAB.が爆発的に売れた理由をそのまま言語化してるワード。時代は肯定感。

    (歌詞一部抜粋)
    最新バージョン 更新済み
    過去イチわたしらしく
    あなたが大好き!

    これは櫻井優衣が30歳になっても50歳になっても響いていく歌詞だし、ほんとにいい曲だと思う。
    サビのきゅんポップな可愛さも普遍的だし、シンプルな振り付けも真似しやすい。そして、この曲は歌うのが櫻井優衣だからこそ響く。
    ソロアイドル時代、武道館アイドル博で全然オタクもいなくて一人ぽつんと焦った様子で立ってた櫻井優衣が、この曲をもって日本を代表するポップシンガーとなりました。「アイドル界の徳川家康」櫻井優衣──今ここに長期政権を樹立ス。

    ・ME:I (ミーアイ) 『キラキラ』

    楽曲派。ゆる多幸感ラップ曲。
    ごきげんなトラックにウキウキJRAP。 マジでいい曲です。

    ・airattic『エイトクライド&ビートボニー』

    ゆらゆら帝国がごときイントロがうねり、令和の「ボニー&クライド」ことairatticが「美しい今」を求めて加速し、加速し、歪みながら加速し続ける。たとえ、ボニーとクライドが迎える結末を知っていようとも。
    今回は天才作曲家「林直大」の詞にも注目してみたんだけど、すごくよかった。歌い出し『囚人番号はR・O・C・K』。いきなりこれ出してこれるのは強い。これを押し通せる力がこの曲にある。
    確信──airatticは、僕らを『スピードの向こう側』へと連れて行ってくれる……。

    ・DJ KOO × BEYOOOOONDS『最KOO DE DANCE』

    お前……MV出るんかーーーーーい!
    TIF終わりの盆踊り大会で一度だけ歌った曲のMVが1ヶ月後に出ました。
    バカさとダサさがいい具合。(褒め言葉)
    メンバーも素で笑っちゃってるシーンが多くてほっこり。
    特にダンス星にワープしてからのダンスシーンがかっこいい。とにかくチームワークがバッチリで純粋元気に弾けてる。これもグループ結成以来一人も新メンバーを加入させてない結束力の強さがなせる技か。
    歌詞「Get Down!Just the Rave.」のとこの「Xポーズ」も好きすぎる。どなたですか……コレオ……。
    BEYOOOOONDS、もはや大概のことやり尽くしたから、今後はコラボアイドルとして生きていってほしさ。だって、コラボして「他人を活かす」って生半可な実力じゃできないので。BEYOOOOONDSにしかできない。
    ちなみに自分、今夏、博多駅でDJ KOOを目撃。激マブねーちゃんとタクシーから颯爽と降り立ってて思わず五度見くらいしてしまった。

    ・ARCANA PROJECT『旋廻のベンダバール』

    3週連続で取り上げてるARCANA PROJECT、マジで歌が上手すぎる……。
    ハモリ、コーラスと「声」の渦の気持ちよさを全身で感じることの出来るARCANA PROJECT、すごすぎるだろ……。

    ・Niimo(ニーモ)『Sweet works』

    今週一番好きかも。(曲は3:24から始まるので、曲だけ聴きたい人はそこまでスキップ推奨)
    大分ご当地アイドル「Niimo」の新作MV。
    まず、チャクラパワーみたいなのの中から登場したメンバーが拡声器で早口セリフかました時点で大勝利。
    その後、王道のロコドル的アイドルソングが続くんだけど、細かい変化がたくさん入ってて気持ちよく聴き進められる。
    往年のアイドルソングなのに全然古臭くない。そう、これってつまり現代に対応した「王道ど真ん中」なんです。
    大自然の中の開放的なロケーションも最高だし、ずっと肩にインコを乗せてるメンバーもいて最高。

    ・ukka『Re:RAY』

    楽曲派ど真ん中ポップス。
    サビの美しさ、メンバーの歌唱に対するまっすぐな姿勢が際立って感じられる。
    ukka10周年、ukkaの10年間を総括するような包括的で雄大な楽曲となっている。

    ・DIALOGUE+『じょいふるしあんてっ!』

    2019年結成、UNISON SQUARE GARDEN「田淵智也」プロデュースの声優アイドルグループの新曲がヤバすぎる。
    バンドサウンドでこのBPM、そこに乗る早口歌唱をなんなく乗りこなすメンバーたち、転調の切り替えもくそ速い。そして、それが気持ち良すぎる。
    バンドとアイドルとアニソンのいいとこ取り。

    ・DIALOGUE+『2人、降り積もっていく』

    2連続でDIALOGUE+で申し訳ないんだけど、作詞作曲「清竜人」なんだ。
    楽曲の良さはもう素晴らしすぎるんだけど、この曲の歌詞【孤独の隙間に 小雪を埋めたら 離れなくなったの】これ、すごすぎひん? 「孤独の隙間に小雪を埋めたら」こんなメルヘンで胸キュンな歌詞書けんって。天才すぎる清竜人。
    また、その詞を歌うメンバーも声優アイドルなので声質、歌唱力も高くて気゛ん持ち゛いい~~! 気持ち良すぎて 幽 体 離 脱 !
    というか。
    同盤収録の他の曲の作曲家がこれ→【玉屋2060%】【宮野弦士】【じん】 
    やりすぎやろ! アイドル界の天才作曲家総取りやんけ田淵智也!
    おそらくこれ、2025年アイドル界隈で一番クオリティーの高いアルバムです。

    ・Girls²『LET ME DANCE』

    先週MV載せたGirls²のライブバージョン。
    サムネ見てもらえばわかるけど、バチバチにキマってる。
    Daft Punk的ループ音源でスタイルのいい美女たちが真顔キメ顔でランニングマンする。
    もうめちゃくちゃに面白い。
    自分がアイドルに求めてるのはこういう突っ切ったギャップ。
    これまでただ普通にKPOPの模倣をしてたグループたちが、一気に日本ならではのアレンジ能力を爆発させてきているような印象を受ける。
    そうです。JPOPの逆襲、もう始まってます。

    ・のんふぃく!『プラトニックチョロイン』

    プラトニックチョロイン8人体制ver。
    イントロの「こい」連呼からいい。
    東方みたいな超早口セリフもいいし、サビのポップさも異常。
    作曲「西野将哉(TRIFRONTIER)」。
    歌詞で【のんの】連呼してるからさぁ……児玉のんのちゃん……3人目のモノガメンバーとしてどうにか……。

    ・unSea『未来へ』

    元「まなみのりさ」の「みのり&まなみ」が2023年に立ち上げたグループ。
    こういうまったりいい曲やるアイドル、絶滅危惧種になってませんか?
    こんなにいい。めちゃくちゃいい。売れ線よりも「いい」曲を追求していくアイドルって最高じゃないですか。
    そう、ライブアイドルって、こんなにいい。

    ・でんびる.chan『汝、心にビルを建てよ』

    めちゃくちゃわちゃわちゃしてる!
    みんな同じくらいの身長のミニミニメンバーたちがめちゃめちゃわちゃわちゃしてる!
    ディアステのグループで、ぴょんぴょん横に飛び跳ねてる振り付けは「ピンキー!」によるもの。
    曲のタイトルも歌詞もジャケットもいい。
    ブレイクの予感がほのかに漂ってる。
    プロフに「平均身長◯◯cm」って書いてほしい。

    ・ゆるめるモ!『真面目に生きて報われたいの♡』

    聴いてすぐ「清竜人だ……」とわかる清竜人曲。
    清竜人おなじみのへなちょこラップパートもあって最高。
    メイド「らき」のビジュアルが、かつての来栖りん、一ノ瀬みかレベルに仕上がってる。
    清竜人って清竜人にしか作れない曲を作るからすごい。
    歌詞すべての語尾に「♡」がついてるイカれた曲は世界中でこれだけ。

    ・Mellows『リボンズメモリー』

    「うおっ、増井みおみたいな超美少女がいる!」と思ったら増井みおだった。
    前半アイドルパートで後半バンドパート。
    終盤デスメタルサウンドの上にHoneyWorks的メロディーが乗ってるのが面白い。
    増井みおが可愛い。あと、あえて言うなら増井みおが可愛い。

    ・YUURI『青とキミ空』

    12歳の福岡ソロアイドル。
    声質がかなり特徴ある。
    グループアイドルの一員としてならいざ知らず、この声質でソロアイドルってのは初めて見たかも。

    ・MIC RAW RUGA『watch』

    キッチュ&ドープなキラキラインフルエンサー曲。
    リムジンの中みたいなノリなのに、実際撮影してるのはバンってとこが曲のテーマ性を表してる。

    ・miao『キュートアグレッション』

    え、めっちゃかわいい!
    2021年デビューの出入り激しすぎグループだけど、めちゃめちゃかわいいじゃないですか。
    MVよりダンプラのほうが映えることが多いライブアイドルらしい再発見。いい。

    ・Rainy。『17。アオイハル』

    Seventeen × Rainy。による高校生の「いま」を「うた」にするプロジェクト〈17。のうたづくり〉。
    SeventeenモデルとRainy。が、数あるデモからセレクトしたメロディー。

    17歳の歌手「Rainy。」+Seventeenモデルの出演するMV。
    メイン歌唱は「Rainy。」で、モデルたちは合いの手を入れている。
    作詞は「山崎あおい」。アオハルという普遍すぎるテーマを、堂々とした普遍ワードで、気持ちいいど真ん中直球のエモ青春ポップスに仕上げている。
    サビの【Uh ずっと Uh もっと (この空を焼き付けよう) 忘れたくないから】のKPOP的メロもすごくいい。

    ・高城れに『おとぎましょう』

    オズと魔法使いを模した「ももクロ」高城れにの2nd ALBUMリード曲。
    バイオリン&ピアノで響く童話音楽が新鮮。
    ももクロのサブカル感はとうに消え失せたと思ってたんだけど、高城れにの中で生きてた。
    でかリボンもかわいい。

    ・AsIs『愛を叫ぶ』

    一周年ライブより『愛を叫ぶ』。
    生歌がすごくいいし、特に掛け声の【On for love!】【Love for all!】がものすごくいい。
    AsIsって坂道系のインスパイアグループなのかと思ってたけど、こういう00年代エモJPOPのど真ん中みたいなので勝負できるの強いと思う。
    こういう風にオタクに熱狂をしっかりしっとり伝播させるグループってあんまりない。すごい。

    ・SAKURA GRADUATION『ちゅちゅる革命☆』

    2023年~2027年限定ユニット、かつて日本一のメンズアイドルだった「BOYS AND MEN」の妹分グループの新MV。
    フックの「ちゅちゅるちゅっちゅ」がかわいい。
    サウンドの左側からの出力が強すぎる気がする。

    ・Star☆T『Jump & Dive!』

    2011年デビュー、愛知豊田市のアイドル。
    市役所っぽいところの前でやってるフリーライブをもう10年以上動画で見てるよ……。
    そんな歴史ある「Star☆T」の新曲は、サビ【何十回も 何百回も】の気持ちよさが凄まじい。
    撮影ロケーションの畑が広がるほのぼの感も好き。
    しかもなんと、20日に新メンバーが12名も加入。
    総勢25名となった「Star☆T」は、来年の15周年に向かって駆ける。
    あれ……これ……ワンチャン、元メンバー「安藤笑」の再加入あるか……?

    ・GMU『恋火とROMANCE』

    活動10年目となる青森のグループ「GMU」の新作MVは、『少女革命ウテナ』に秋元康成分を足したかのような渋くて不思議な楽曲。
    映像もわりとクセ強だし、サムネの最後の晩餐モチーフもわりと謎。
    「りんご娘」「青森ナイチンゲール」そして「GMU」と、青森のアイドルちょっとクセが強すぎないか?

    ・九州女子翼『Sustain』

    2026年8月での活動終了を発表した「九州女子翼」の9/14に開催したワンマンで発表した新曲。
    作曲は筑田浩志なのに……エモロック!
    メンバーのまっすぐに放たれる声を受け止めてみてください。

    ・キミと紡ぐ物語『キミと紡ぐストーリー』

    岡山のアイドルのデビュー曲。
    アキドラに出演してた2010年代前半の香りが凄くて胸が苦しくなった。
    ロコドル。やはりロコドル。シンプルな純粋(ピュア)は地方にある。

    ・わーすた(WASUTA)『アレグロめいてるランナップ』

    sora tob sakana的なイントロからエモサビへと続く難解でダイナミックな楽曲を軽々と歌いこなすわーすた。
    ただ、軽々とこなせすぎてしまってて、こういう曲をやりがちな坂道系制服衣装のアイドルと比べるとどうしても若干エモさが薄れてしまう。
    ほら、こういうのって必死にやってるのがよかったりするので……。
    スキルがありすぎる、というのも困りものなのかもしれない。

    ・CANDY MONSTER『逆境ループ』

    「僕と契約してライヴ信者になってよ。」ゆいパンクのソロデビュー曲。
    1:04のダイブの飛びっぷりがいい。

    ・MiX BeRRY『プロローグ』

    かわいいとエモさのバランスがいい。
    このサムネを選ぶとこも好き。

    ・瞬きもせず『ボイド』

    元「黒は着ない。」が2024年12月に改名した「瞬きもせず」初のMV。
    昔のFES☆TIVE系で懐かしくなった。

    ・UtaGe!『閃光とシリウス』

    旧フリーク系作曲家&作詞家による旧フリーク系エモロック。
    旧フリークのオタクたちが流れてることを考えるとそれが正解なのかもしれない。
    映像監督はパスコなどのカメラマン「真島洸」。

    ・RIZZ『BUSY』

    KPOP系。フロウとOL衣装が好き。

    ・SUMMER ROCKET『夏のトライアングル』

    9年前の名曲『夏のトライアングル』を披露するサマロケさん。
    ほんとにへんてこすぎるオケと歌詞がアングラサブカルで最高なんだ……。
    パフォーマンスも昔はゆるゆるだったのに、今はこんなに進化してるだ……。

    ・おこさまぷれ〜と。『おこぷれの歌 THE FINAL』

    YouTuberグループ「おこさまぷれ〜と。」の新体制バージョン自己紹介ラップ曲。
    メンバーの「ちゃき」が詞を担当してるそうだけど、「セクシービーム!(矢口のそのまま)」とかがあって赤面してしまう。
    フロウは現代では珍しい電気グルーヴの『カフェ・ド・鬼』的。

    ・下園れいか先生『CUTIE SLAVE』

    元「ミソラドエジソン」(大阪アイドル)の現ゴシック系YouTuber「下園れいか先生」の突然のMV公開。
    アイドル卒業から約一年ぶりとなるパフォーマンスにファン歓喜。
    サビの妖しさと疾走感が好き。

    ・Krown Krown『Anarchy in the K.K』

    大阪で10月4日にデビューする元「きょんきょん」のデビュー曲。
    「きょんきょん」は、プロデューサーがメンバーにれいわ新選組への投票を指示して炎上したグループ。(以下、関連記事)

    タイトルは言わずもがな「Anarchy in the U.K」のパロなんだけど、本編とSEX PISTOLSとの関連性は特に見えない。メンバーは元の「ド左翼ソング(AI作詞)」を歌うよりも楽しそう。

    ・Re:floré(リフローレ)『令和をハッキング』

    9月13日デビューのセルフプロデュースアイドル【Re:floré】のデビュー曲。
    作詞をメンバーが担当してたりするんだけど、その歌詞が以下。

    (歌詞一部引用)
    バグってんじゃん! この世界!社会不適合の俺らが正解!
    バグってんじゃん! Z戦士!‎社会不適合な俺らが征服 ️
    「安定よりも、自由がほしい!」
    バグってんじゃん! 昭和ルール
    ハック!ハック!令和をハック!

    すまん、この詞……若い女の子が書くか……?
    なんか絶妙に吉田豪が好きそうな感じだなと思った。

    ・OLiDOL!『メチャキミエール!』

    9月28日デビューの全員OLのセルフプロデュースグループ。
    作曲はHEROINESに多数曲を提供している音楽チーム「TOTEM HIM'S」。
    ここはDEATHDOL NOTEをマーケティングに利用してたんだけど、あれほんとによくない。反社会的組織に与してるってことになっちゃうから、今後はやめたほうがいいと思います。デスドルに被害を与えられたグループも敵に回すことになるので。昼職OL設定を打ち出すならなおさら。あれをマーケティングに利用していいのは夜職や反社寄りの界隈だけです。まぁ地下アイドル関係者は毎年のように逮捕されまくっててわりと反社そのものみたいなもんですが……。

    ■ KPOP12選

    ・tripleS(トリプルエス) ∞!『Password』

    KPOP界屈指の楽曲派グループ「tripleS」の日活用ユニットの新曲。
    前作日活曲の尖り具合はなりを潜め、今回は一転まったりポップス。
    映像もソニーの定番「校舎」「制服」「体育館」の3点セット。
    サビのメロと歌唱が抜群にいい。
    tripleS表題曲におなじみの「LaLaLa」も健在。

    ・HaSeul『Love Poison』

    KPOPの界随一の楽曲派グループ「ARTMS」のおねえさんハスルさんのソロ曲。
    ベースがおしゃれで渋すぎる! 間違いなく今夏、世界でもっとも渋かっこよかったベースライン曲。
    晩夏の夜の湿気や匂い、かすかに漂う涼しさの予感までもが体に染み入ってくる。
    光と闇を使った韓国特有の映像のクオリティーも高い。
    全編ハスルさんの「顔」しか映ってないのに、飽きるどころかどんどん吸い込まれていく神映像。
    しっとりとした夏最後の湿気に浸らさせられる摩訶不思議幽玄晩夏的感傷作品。

    ・PRIMROSE『Love Your Flowe』

    2023年デビュー、第5世代初期組ながらイマイチ影が薄くなってしまっている「PRIMROSE」の新曲は、暖かな春の日に友達とピックニックに行って多幸感、みたいな曲。
    全体的にRESCENE感だけどすごくいい。

    ・YUQI『M.O.』

    「i-dle」YUQIのソロ曲。
    ローリン・ヒルを彷彿とさせる鍵盤音が心躍らす90'SなクラシカルR&B。
    YUQIの粘りのあるフロウがとてもよくて、よくありがちなR&Bの真似事には終わっていない。
    古着やブラウン管テレビといった90'Sアイテムを超かっこよく取り入れた映像もILL。
    自身も作詞作曲に参加しており、曲の解像度も完璧。英語の発音もいい。プレコーラスの粘っこい腰の強いフロウすごすぎ。
    てかローリン・ヒルだろ、これ。YUQI、すごすぎる。

    ・BADVILLAIN『THRILLER』

    2024年6月デビュー、「ヴィラン(悪役)」を自称するBADVILLAINがカムバック。
    悪役を自称するだけあって今まではわりと攻撃的な曲を出してきてたんだけど、今作はメロウ気味で新境地……だけどちょっとパンチは弱いかも。
    また、このMV一本で近年KPOPによく出るロケ地「廃車置場」「工場」「西海岸風の海岸倉庫」をコンプリート出来てしまう。

    ・HANA『Blue lemonade』

    2023年のデビュー以来となる、なんと2年半ぶりの新曲。
    この2年半の間、なにをしてたのかというと……なにもしてない。
    ガチで。なんの活動もしてない。
    その間に全く同じ名前の「HANA(ちゃんみなプロデュース)」が出てきて、もう検索しても全くたどり着けなくなってしまった元祖HANA。
    そんな元祖だけど、曲はすごくいい。
    500円くらいで売ってそうな衣装、謎に石の上で踊るロケーション、涼しくなってきた9月19日に出す素朴夏曲、すべてのB級具合が完璧に調和を保っている良曲。
    最後の夜のビーチのシーンは、多分レフ板とかなしで直で光を当てたりしてて、しかも映像も全然加工されてなかったりするんだけど、そのアマチュア感が逆に新鮮さを醸し出してて◎。

    ・ZZONE『Devil's Jam』

    元「cignature」のジウォンのソロビュー曲。
    曲としてはすごくいい。声質、歌唱もいい。
    オタクが期待してたような(アイドル的な、もしくはグラビア的な)方向性ではなかったのが意外。

    ・FIESTAR『Vista (2025)』

    2012年デビュー、2018年解散の「FIESTAR」が再結成。
    代表曲『Vista』を2025年バージョンとしてセルフカバー。
    終盤のラップがかっこいい。
    元はメンバーのCao Luが中国で資金を集めて曲の版権などを集めていて、多くの事務所からのソロデビューのオファーを断り、オリジナルメンバーを揃えて復帰したというちょっと物語的すぎる経緯による復活劇。
    KARA、CLCと再結成ブーム来てますね。
    そしてなんと、あの炎上した奈良のKPOPイベントにも出るらしい。

    ・SOORIN『Sure Thing』

    2025年5月デビューの新人歌手SOORINの新曲は、ビートの蕩けるまったりレトロポップ。
    ファンクなギター、晩夏のプールサイドでまどろんでるかのような歌声……あぁ~……脳髄が溶かされていくゾ~。

    ・iiya『New!』

    これがデビュー曲となるiiya。
    一人SUPERCARとか一人Corneliusとかそんな感じ。(Corneliusは元々一人)
    今後どんな感じでやっていくのかまだよくわからないけど尖ってて気になる。

    ・Ki:XÉ『ON_LiNE』

    2025年5月デビューのソロシンガー。
    ハウス&アンダーグラウンド。
    aespa的な低温&低音がグッド。

    ・haebom『Love Dopamine』

    ストリーマーシンガー「haebom」による昔のアニメソングみたいな明るい曲。チアリーディング的掛け声が元気出る。
    底抜けに明るい曲っていいよね。これぞアイドルって感じ。

    ■ 他海外9選

    ・Starry Night『Death Dreams』

    たぶん2024年12月デビューのタイのアイドル「STARRY☆NITE」と同一グループ。
    『Death Dreams』というタイトルがインパクトが強すぎる。
    冒頭、日本語の喋りから始って、曲中にも日本語がちょっとある。
    日本好きなのかな?
    曲調はC級王道。
    もう日本であまり見かけなくなってきたタイプのロコドル見てる感覚。

    ・カステラ『青春アクアリウム』

    2021年デビューのタイのグループ。
    なぜかグループ名もタイトルも日本語併記だが、歌詞は普通にタイ語。
    曲も衣装も10年前くらいの懐かしい感じ。
    他の曲に『猫被り肉食系女子』というタイトルのものがあったりする。
    多分現地の楽曲派扱いされてたりするんじゃないだろうか。

    ・4EVE『Too Perfect For You』

    2020年デビューのタイの中堅ユニット。
    R&B感強すぎるので、これならもっとボーカルに説得力がほしい感じ。

    ・MINDY『TwiLiGHT』

    2023年デビューのタイユニット。
    ラップやメロにTWICE感があってとても好き。

    ・QViNT『Scream Therapy』

    2025年5月デビュー、タイのグループ。
    歌詞【叫んでください】→(キャー!)というコール&レスポンスが繰り返される異端な曲。
    曲調は第3世代のコミック調。
    オタク次第で化けるかもしれない曲。

    ・PEACH YOU『Blooming You』

    タイの2021年デビュー、かなりメンバーの出入りが激しいグループ。
    気持ちばかりのアマピアノ要素+タイポップの間延び感がB級っぽくていい。サムネの半端さもモー娘。っぽくていい。

    ・GAMMA『MATADOR (Man I Adore)』

    2025年6月デビュー、タイのグループ。
    フラメンコダンスをメインに据えたしっとり南欧系。
    っていうか、今週タイアイドル7組も紹介してるんだけど、タイアイドル多すぎないか?

    ・TOMOSHIBI『CHASE YOUR DREAM』

    インドネシアの2023年結成グループの初MV。
    チープなロックに子どもの声&インドネシア語が映える。
    動画のサムネでもわかるけど、廃ビルで撮影してて、奥に超近代的なモダン高層ビルが見えるのがインドネシアの高度経済成長を表してて趣深い。

    ・幻獣『ようこそ♡幻獣サーカス』

    台湾のアイドル。
    情報なさすぎてあんまりよくわからない。
    オタクはめちゃ盛り上がってる。

    ■ 所感

    今週特に好きだったのは、

    ・Niimo(ニーモ)『Sweet works』
    ・airattic『エイトクライド&ビートボニー』

    ・unSea『未来へ』
    ・Mellows『リボンズメモリー』

    ・Girls²『LET ME DANCE』
    ・HaSeul『Love Poison』
    ・YUQI『M.O.』

    でした。
    今週もいい曲だらけだったんだけど、特に出色した特色のあったのが上記。

    ふと思ったんだけど、吉田豪や南波一海さんがアイドルライターの第一線から退いてて、宇多丸や掟ポルシェ、ロマン優光らのミュージシャン勢も自分らの守備範囲内でまったりしてて……あれ? もしかして楽曲派とか、変な地下アイドル曲とかを発信してる人って皆無になってません?

    この事実に気づいた時、結構ショックだった。
    2010年代って今振り返るとみんなでぐわ~っとシーンを押し上げてたイメージがあったので。
    気がついたら「あれ……俺一人やん……」ってなってましたよ。(泣)

    それと、今週は「Perfumeの活動停止」もインパクトが強かったです。
    前出の宇多丸のアイドル有識者キャラってPerfumeからなわけで。(少なくともPerfumeをゴリ推ししだしてから有識者色は強くなった)
    地下アイドル界でも「Perfume仲間派閥」みたいなのがあったりして、その参加者たちも結構業界の偉い人とかになってましたね。
    そういうのの流れが、ここで一旦切れるのかなぁと時代の区切りを感じます。
    ちな自分は『エレクトロ・ワールド』で痺れて、「なんでこんなすごい曲が売れてないんだ!」と2010年代地下アイドルを見てた時と同じような感覚で憤ってました。

    あと、「鳥丸さん逮捕」についても触れます。
    彼に関しては、自分が関わってたのは2020年くらいまでだったので、その後の話聞いてみてほんとに人が変わっちゃったんだなぁとショックでした。
    そして、彼の「周りもみんなやってる」発言に関しては、「お前がそんなクソ界隈にいただけだろ」と思わざるを得ないですね。少なくとも自分と関わってた時期はまだ駆け出しでピュアだった(はず)なので。

    せっかくなので、鳥丸事件の流れで語ります。はい。
    地下アイドルって、日々のライブ活動で人々を笑顔にしていくのもいいんですけど、結局最後に残るのは「楽曲」なんですよね。
    なので、楽曲を追求していってるスタッフ、今だったら「ヤマモトショウ界隈」とか「RAY界隈」とか「airattick界隈」とかになるのかな、そういうところは【曲という芯】を残しているので、そこは、その姿勢だけは、間違いなく信用できると思います。
    そして、そういう【楽曲】を、やはり受け手側もある程度の敬意を持って受け止めて、評価されるべきポジションまで共に昇っていけるのが理想だなぁと思います。別にTIFとかそういうビッグステージとかって方向性だけじゃなくてね。
    そういう意味でも、この『今週チェックしておきたいアイドル曲◯選』は、せめて年内は頑張って続けていきたい気持ちです。

    ということで、今回も「おつかれ」「知らない曲あった」「いい曲あった」と思った方は、ぜひ↓の「♡」を押していってください。ぺこり。

    追伸:今年から発症した花粉症がヤバい……常時マスクして生きてる……人生が捗らん……。

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    地下アイドル界隈の変な騒動について書くことが多いと思います。

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