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海月

    久楽楽


    海月を眺める。
    いつか、嘗て好きな人に教えてもらった、
    『海月は泳げないから、
    水流にただ漂っている』
    という話を、
    今は、私が人に教えている。

    私ね、生まれ変わったら、
    次は海月になりたい。
    何も考えずに漂うだけの存在で居たい。
    こんなに綺麗なんだもの。

    そしたらきっと次は、
    私、誰かに愛してもらえる気がするの。

    夜、見上げたお月様がまん丸で、
    愛しくて、憎たらしかった。

    冬が来たね。

     
     
     
    久楽楽と書いて「くらら」と読む。 闘病の日々、そして最愛の彼との日々を書いています。病名は敢えて、非公表。 フォロー・スキ・コメント嬉しいです🧸💌 メンバーシップ・書き下ろしの有料記事もあります✨

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