【掌編小説】白い息と、はじまりの言葉【2780文字】ちびひめ2026年1月1日 14:03大晦日の夜は、少しだけ世界が静かになる。街の音が遠のいて、代わりに自分の心臓の音がくっきり聞こえるようになる。僕はその音を誤魔化すみたいに、マフラーに顔を埋めながら、神社へ向かう石段を上っていた。吐く息は白く、指先は感覚が鈍くなるほど冷たい。それでも引き返そうとは思わなかった。今日は十二月三十一日。今年が、終わる日だ。高校二年生になってからの日々はあっという間だった。部活の帰り道、教室の窓から見える夕焼け、どうでもいい話で笑った昼休み。そのどれもに、彼女がいた。この記事が参加している募集#スキしてみて861,190件86万件#恋愛小説が好き20,199件2.0万件#小説#スキしてみて#恋愛#創作#短編小説#恋愛小説#オリジナル小説#掌編小説#青春#超短編小説#恋愛小説が好き#青春小説#つづけたDay#しょうせつ#小説#スキしてみて#恋愛#創作#短編小説#恋愛小説#オリジナル小説#掌編小説#青春#超短編小説#恋愛小説が好き#青春小説#つづけたDay#しょうせつ