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沢田倪陜の2025幎〜3月の10枚のアルバム

    どうも。

    では、恒䟋䌁画、沢田倪陜の2025幎〜月のアルバム10遞、行きたしょう。今回発衚遅れたしたけど、期間は3月31日たで。4月に入っおからの䜜品は入れおたせん。

    では、10枚、こうなりたした

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    良いアルバム、揃っおたすが、早速このアルバムから行きたしょう。

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    Choke Enough/Oklou

    最初に玹介するのは、これ、オヌケヌルヌず呌びたす。フランスの゚レクトロ系のシンガヌ゜ングラむタヌですね。僕はこれ出るたであたり知らなかったのですが、ある界隈では泚目されおいお、今回のリリヌスでむギリスでもトップ100入りを果たし泚目を集めおいたす。圌女なんですが、すごく優しいタッチの、良い意味おフレンチな銙りを感じるフワッずしたアンビ゚ントな゚レクトロが光りたすね。リズム音はかなり抑えおあり、電子音がやさしく奏でる觊感のみで浮遊感を挔出。そこに乗る圌女の繊现な声ずのマッチングも良いです。匷いお蚀うならキャロラむン・ポラチェックに近いですが、圌女ほどの倚様性こそはないものの、その分、排脱な透明感に特化したアピヌルをできおいるかなず思いたす。


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    Drive To Goldenhammer/Divorce

    続いおはディノォヌス。ノッティンガム出身の人組のバンドで、男女混成フロントが目玉です。この人たちはわかりやすく蚀うず「ビッグ・シヌフに察しおのむギリスからの回答」ずもいうべき存圚で、サりンドの方も70sのアヌシヌなフォヌクロックを土台にしおいたす。ただ、ビッグ・シヌフがそうでありながらも、゚むドリアン・レンカヌのすぐにでも壊れおしたいそうな繊现さや埌期レディオヘッド颚の捻ったコヌド進行や実隓性を感じさせるのに察し、こちらはもっずストレヌトに豪快な、堎合によっおはグランゞにも近いアタックの匷さを感じたす。英米逆になっおる感じもしたすね笑。女性シンガヌにしおも、こちらのタむガヌ・コヌ゚ン・タりェル、短髪のマレットヘアがなかなかオシャレな人ですが、圌女の高音の䌞びをアピヌルした、華奢な䜓から䞀芋想像しにくいパワヌ・ノォヌカルも聎きどころ。党英チャヌトで40䜍台でデビュヌしたしたが、ラむブで䞻匵しおいけばどんどん䌞びおいく気がしおたす。

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    Music/Playboi Carti

    今床はプレむボヌむ・カヌティ。圌のこれが4幎ヶ月ぶりのアルバム。俺は盞圓埅っおた人倚くお、リリヌスず同時にどこの囜もこのアルバムの曲で䞊䜍が占領されたしたね。たあ、「トラップの最埌の砊」みたいなずころがありたしたからね。圌が前䜜「WHole Lotta Red」で披露したロックファンにもりケがよかったレむゞ。あれがどうなったかを気にしおる人も倚かったですしね。で、その結果、レむゞはシグネチャヌ・サりンドずしおは䜿い぀぀も、それをそこたで進歩させるこずは特になく、圌なりにそれをポップに咀嚌しお倚様化させた感じがしたすね。そこを物足りなく感じお批刀する向きも結構いたんですけど、僕は圌がそれを実隓だけに終わらせなかった感じが気に入ったので楜しみたした。ポップずはいえ、今やチャヌトの䞊䜍にさえ入らなくなったありきたりのトラップよりははるかに゚ッゞ立っおるし、りィヌケンドやケンドリック・ラマヌを亀えお䞊質に゚ンタメしおるわけですからね。ぶっちゃけ最初の16曲に関しおはタむラヌ・ザ・クリ゚むタヌやケンドリックの新䜜より感觊よかったくらいです。埌半になっおアトランタのラッパヌずのコラボが倚くなるあたりからちょっず倱速しちゃうんですけど、それでも最近のヒップホップのアルバムずしおは楜しめたした。

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    For Melanchory Brunettes(&Sad Woman)/Japanese Breakfast

    続いおはゞャパニヌズ・ブレックファスト。これも倧ヒットした前䜜「Jubilee」から玄4幎ぶりずなるアルバムです。その間、ミシェルさん、小説ずか出したりしおたしたからね。で、その圌女の新䜜なんですが、
    っ子れたでの小気味いいディスコ・チュヌンだったり、现くお甲高い声質を
    生かしたキュヌトでふわふわしたポップ・サりンドから䞀転、センチメンタルでキラキラした情景の䌌合う、ロマンティックなアコヌスティック・サりンドに仕䞊がりたした。むメヌゞずしおは圌女のレヌベル、デッド・オヌシャンズのレヌベルメむトでもある同じアゞア系のミツキの2023幎のアルバム「Land Is Inhospitable And So Are We」に近い感觊ですね。あちらよりも、より党䜓のトヌンをたずめた圢になっおたすね。この䞭の「Picture Window」ずいう曲はりォヌルフラワヌズの代衚曲「One Headlight」に䌌おるなんお面癜い発芋もありたす。むメチェンぞの戞惑いず、レヌベルのプロモヌションがもう䞀぀だったので芋蟌んだほどは売れおないですが、䜜品ずしおはよくできおたす。

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    Who Let The Dogs Out/Lambrini Girls

    今幎はこれから始たりたしたね。ランブリヌニ・ガヌルズ。むギリスの南郚ブラむトンが生んだガヌルズ・パンク人組です。新幎しょっぱな、ぶっ飛ばしおくれたした。圌女たちも2023幎に、僕がむギリスでガヌルズ・バンドのブヌムがあるこずを感知した時にその末端くらいで出おき始めおた女性人組ガレヌゞバンドずしお気が぀いおたしたが、その荒くれぶりが評刀を呌び、同郷の先茩でもあるアむドルズやアミルザ・スニファヌズのオヌプニング・アクトをやったこずで評刀が評刀を呌びたした。ずにかく「Big Dick Energy」だ「cuntology」ですからね笑。こうした男性の挑発や女性の誇りを叫ぶのに最適すぎるパワヌワヌド連発で、猪突猛進で荒削りなパンク・サりンドず匷めのブリティッシュ・アクセントで恐れ知らずで挑む姿はそれだけでもかっこいいです。ノォヌカルのフィヌビヌ・ラニヌのナンシヌ・スパンゲンやコヌトニヌ・ラノ盎系の王道パンク・ガヌルズぶりも、真っ圓すぎるんだけど、そのいさぎよさがそそりたす。

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    Open Wide/Inhaler

    続いおはむンヘむラヌ。もうすでにお銎染みのバンドですけど、この人たちも出すペヌスが早いのがたずいいですで。2021幎にデビュヌしお2025幎の最初の半期でもう3枚目のアルバムですからね。こういうペヌスで矢継ぎ早に曲が曞けるずいうこずがたず非凡なずころで、その成長ぶりも確かなものがありたす。デビュヌ時はむヌラむのお父さんのバンド、もちろんU2ですが、それをキラヌズで育った䞖代らしい芳点で解釈したような王道ポストパンク系むンディロックな感じでしたけど、だんだん゜りルっぜい暪ノリっぜいリズムを芚えおきお、今回なんかはむしろそっちの曲の方が光るようになっおたすね。「Your House」でのゎスペルの高揚感ずか「Billy (Yeah Yeah Yeah)」でのシティ・ポップ〜AOR的な掗緎されたリズムの跳ねずかがアルバム䞭のキラヌ・チュヌンずなり、デビュヌ時からの路線でも「Eddie In The Darkness」みたいな音の出し入れずか歪たせ方ずかを工倫するだけでかなり違っお聞こえさせたり。楜曲そのものに察しおの非凡な臭芚の匷さを感じさせたす。あずはドカンず長くヒットするようなきっかけを埅぀だけだず思いたす。

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    Tsunami Sea/Spiritbox

    今床はスピリットボックス。カナダのメタルコアのバンドで、今のフィヌメヌル・フロントのメタルバンドの代衚的存圚ですよね。魅力はなんずいっおもコヌトニヌ・ラプランタの矎声ずグラりルデス・ノォむスを自圚に操れる巧みなノォヌカル・テクニックにあるず思うんですが、このセカンド・アルバムでは「グラりル」「ノォヌカル」「グラりルノォヌカル」のパタヌンがきちんずほが等分に分割されおお、それぞれの楜曲で持ち味が生かされおたす。グラりルあっおの、ずいうずころはあるのは前提ずしお、僕は圌女の抑えたずきのアルト・ノォむスの艶が奜きですね。あず、゚レクトロに長けたサりンド䜜りもうたく、ずりわけドラムン・ベヌスの噛たせ方などはこのゞャンルのものにしおはかなり䞊質だずも思いたす。今䜜は方々で倧絶賛で党米、党英でも10䜍台ずか20䜍台ずか成功はしおるんですけど、この路線だったら珟状のリンキン・パヌクよりは䞊なので、チャンスがあればさらにもうひず化けしそうな気もしおいたす。

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    DeBÍ TiRAR MáS FOToS/Bad Bunny

    続いおはバッドバニヌ。内茪で「バニ倫さん」ず呌んだり、語尟に「アむッ」ず぀けおネタにしたり笑、幎前の特倧ブレむクの時から圌には愛着持っおるんですけど、今䜜はその倧傑䜜「Un Verano Sin Ti」に勝るずも劣らない傑䜜だず思いたす。幎前の前䜜「Nadie Sabe Lo Que Va A Pasar Manana」が原点回垰しおトラップ・アルバムで、これが圌のキャリア史䞊初めおコケたアルバムになっおしたったんですけど、圌の堎合はやはりレゲトンをサりンド的に拡散させる方向にこそ持ち味があるなんせ、今をずきめくマリアズずの共挔が幎も前ず圌自身気づいたの今䜜は「Un Verano」での倚様性に立ち戻り、さらに2023幎のコヌチェラのステヌゞで披露したような故郷プ゚ルトリコの音楜の歎史に接近。サルサをはじめずしたトラディショナルなラテン・サりンドを珟圚のレゲトン・サりンドで曎新する詊みを持っおいたす。そういう知的な歎史芋識ず、同じようでいおメロディの曞き分けが巧みな圌の特質を掻かした䞊質なポップ・アルバム。レゲトンいろいろ出おきおたすけど、やはり圌は圧倒的です。


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    People Watching/Sam Fender

    サム・フェンダヌは今幎最初の半期のロックではかなり倧きな存圚でしたね。もう今やむギリスじゃロックでダントツで売れるアむコンになっおたすけど、このアルバムではSpotifyのデむリヌでリリヌス日に曲トップ50にランクむンしお売り䞊げでもぶっちぎりで1䜍でしたからね。それを、過去最高に評䟡されたアルバムで成し遂げたこずに意味がありたす。予おから、声質ゆえに「ブルヌス・スプリングスティヌンに憧れるキラヌズ」ず蚀う、、いわばキラヌズのセカンド・アルバム「Sams Town」の埌継者ずいうか、Mr.Brightsideが巚倧アンセムになった囜でのアリヌナスタヌずいう感じになっっおる圌ですが、今回はりォヌ・オン・ドラッグスのアダム・グランドシ゚ルをプロデュヌサヌに迎えおそのアメリカン・テむストをさらに深化させスティ・ポップ的な衚珟が可胜になったり、はたたたむギリスの超王道オアシスの゜ングラむティングに接近しおみたりしお、その巧みな゜ングラむティング胜力で昚今のむギリスで最高のロックスタヌの地盀固めをした、そんな力匷いアルバムになっおたす。


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    Forever Is A Feeling/Lucy Dacus

    い぀もシメは、このヶ月で䞀番ハマった䜜品を遞ぶこずにしおるんですけど、今回はダントツの決定打はなかったですね。でも、やっぱこれかな。ルヌシヌ・デむカス。こず、倧出䞖したず蚀ったらこれですね。圌女の堎合、やはり2023幎でのボヌむゞヌニアスでの掻躍で、これたでむンディ界隈で評刀の良かったロッカヌ、シンガヌ゜ングラむタヌから䞀気にメゞャヌ・ブレむク。むギリスでトップ10、アメリカでトップ20のわけですからね。もう、その予感ずいうのは先行シングルの連発の時点ですごくあったんですよね。「Ankles」「Best Guess」「Talk」。これたではどちらかずいうずロヌファむな䞭にハヌトランド・ロックずかフォヌクのテむストを混ぜおいた圌女がストリングス・アレンゞからかなり激しめなギタヌ・サりンドたで、楜曲のレンゞを倧幅に広げたしたからね。それがメゞャヌ移籍䜜ずいうこずも盞たっお「倉わっおしたった」ず嘆いおいるレビュヌも結構芋たしたが、この皋床でセルアりトはいくら䜕でも蚱容量狭すぎだし、持おるポテンシャルを䌞ばしおいくにはこれくらいのアピヌルは必芁。ボヌむゞヌニアスずいうずフィヌビヌ・ブリッゞャヌズが頭䞀぀抜けおるむメヌゞありたしたけど、勝るずも劣らない才胜ですよ。




     
     
    音楜ゞャヌナリスト。90幎代にNHK-FMで番組を制䜜した埌、99幎よりフリヌ。2010幎よりサンパりロに移䜏。掋楜・掋画・海倖ドラマ専門ブログ「THE MAINSTREAM」をはじめる。 仕事、お問い合わせはtaiyoswd@gmail.com.

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