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ゴールデン・グローブ2020 ノミネート(映画)

    では、ゴールデン・グローブ、いよいよ映画の方を見てみましょう。

    <作品賞>(ドラマ)
    “The Irishman” (Netflix)
    “Marriage Story” (Netflix)
    “1917” (Universal)
    “Joker” (Warner Bros.)
    “The Two Popes” (Netflix)

    <作品賞>(コメディ)
    “Once Upon a Time in Hollywood” (Sony)
    “Jojo Rabbit” (Fox Searchlight)
    “Knives Out” (Lionsgate)
    “Rocketman” (Paramount)
    “Dolemite Is My Name” (Netflix)

    だいたい、数日前に言ったのと同様ですね。

    今回、「パラサイト」は外国語映画の方にまわったので、ドラマで「アイリッシュマン」と「マリッジ・ストーリー」、コメディでワンハリですね。そこにドラマだと、「1917」「ジョーカー」、そして「2人のローマ教皇」という、これ、ネットフリックスのもうすぐ配信のヤツが入ってきました。

    コメディでは「Jojoラビット」「ナイヴス・アウト」は想像できたんですけど、「ルディ・レイ・ムーア」が滑り込んできたのと、「ロケットマン」!これは驚きでしたね。

    <監督賞>
    Bong Joon-ho (“Parasite”)
    Sam Mendes (“1917”)
    Todd Phillips (“Joker”)
    Martin Scorsese (“The Irishman”)
    Quentin Tarantino (“Once Upon a Time in Hollywood”)

    監督部門で「パラサイト」のポン・ジュノ、入ってきましたね。なぜか「マリッジ・ストーリー」のノア・バウムバックが外れて、「ジョーカー」のトッド・フィリップスが代わりに入りました。

    <主演男優賞>(ドラマ)
    Christian Bale (“Ford v Ferrari”)
    Antonio Banderas (“Pain and Glory”)
    Adam Driver (“Marriage Story”)
    Joaquin Phoenix (“Joker”)
    Jonathan Pryce (“The Two Popes”)

    <主演男優賞>(コメディ)
    Daniel Craig (“Knives Out”)
    Roman Griffin Davis (“Jojo Rabbit”)
    Leonardo DiCaprio (“Once Upon a Time in Hollywood”)
    Taron Egerton (“Rocketman”)
    Eddie Murphy (“Dolemite Is My Name”)

    ドラマは、もう今これ、どこのアワードでもそうですが、アダム・ドライヴァーとホアキンの争いですね。実は「マリッジ・ストーリー」、見たんですけど、その感想で言わさせてもらうと、「アダムじゃなきゃ、絶対に嫌!」。これ、それくらいの歴史的な演技ですよ。

    そしてコメディで、もしかしたら、エディ・マーフィー、受賞の可能性あります!もし、それが実現すれば、オスカーのノミネートも夢ではなくなります。

    <主演女優賞>(ドラマ)
    Cynthia Erivo (“Harriet”)
    Scarlett Johansson (“Marriage Story”)
    Saoirse Ronan (“Little Women”)
    Charlize Theron (“Bombshell”)
    Renée Zellweger (“Judy”)

    <主演女優賞>(コメディ)
    Awkwafina (“The Farewell”)
    Ana de Armas (“Knives Out”)
    Cate Blanchett (“Where’d You Go, Bernadette”)
    Beanie Feldstein (“Booksmart”)
    Emma Thompson (“Late Night”)

    女優の方は、レネー、今回ドラマの方なんですね。アワードでは「アス」のルピタ・ニョンゴと受賞を争っているんですけど、今回、ルピタ、いないので、レネー圧勝でしょう。

    コメディ部門は、去年の「クレイジー・リッチ・エイジアンズ」でブレイクしたアークワフィーナかな。

    <助演男優賞>
    Tom Hanks (“A Beautiful Day in the Neighborhood”)
    Anthony Hopkins (“The Two Popes”)
    Al Pacino (“The Irishman”)
    Joe Pesci (“The Irishman”)
    Brad Pitt (“Once Upon a Time in Hollywood”)

    助演男優は、もう何見てもブラッド・ピットとジョー・ペシの争いですね。ペシには「引退からのカムバック」という話題性がありますが、純粋に演技として見た場合はピットだと僕は思います。

    トム・ハンクスの映画、面白そうなんですけど、ノミネートは助演男優のみ。見たい映画なんですけどね。

    <主演女優賞>
    Kathy Bates (“Richard Jewell”)
    Annette Bening (“The Report”)
    Laura Dern (“Marriage Story”)
    Jennifer Lopez (“Hustlers”)
    Margot Robbie (“Bombshell”)

    助演は、こないだも言いましたけど、「マリッジ・ストーリー」でのローラ・ダーンが圧倒的ですね。こないだも言ったようにJLoが大活躍。今の所、2番手につけてますからね。

    <アニメ>
    “Frozen 2” (Disney)
    “How to Train Your Dragon: The Hidden World” (Universal)
    “The Lion King” (Disney)
    “Missing Link” (United Artists Releasing)
    “Toy Story 4” (Disney)

    今年はこれはまた、極端に不作ですね、これ。去年の「スパイダーヴァース」みたいなものがなくて。ぬるい感じで「トイ・ストーリー4」なのかな。

    <外国語映画>
    “The Farewell” (A24)
    “Les Misérables” (Amazon)
    “Pain and Glory” (Sony Pictures Classics)
    “Parasite” (Neon)
    “Portrait of a Lady on Fire” (Neon)

    「パラサイト」のみならず「The Farewell」も外国語映画扱いなのは、ちょっと偏見ある感じで嫌なんですけど。この2作にプラスして、人気のアルモドバルがあり、さらにはカンヌで非常に好評だったフランス映画の「Portrait Of A Lady On Fire」もあったりと、こちらは豪華です。

    前哨戦ですが、今年はあとは11日に発表のSAG、こちらの結果がどうなるか。これで、こないだ言った「4強」以外の勢力図が決まってくると思います。今回、ノミネートを逃したグレタ・ガーウィッグの「若草物語」はこれで取らないと、今後結構苦しい気がします。





     
     
    音楽ジャーナリスト。90年代にNHK-FMで番組を制作した後、99年よりフリー。2010年よりサンパウロに移住。洋楽・洋画・海外ドラマ専門ブログ「THE MAINSTREAM」をはじめる。 仕事、お問い合わせはtaiyoswd@gmail.com.

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