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沢田倪陜の2025幎間ベストアルバム 10䜍〜1䜍

    どうも。

    では、沢田倪陜の2025幎間ベストアルバム、いよいよトップ10の発衚です。

    これも毎幎のこずですが、他の順䜍垯はゞャケ写コラヌゞュの写真を぀かっおたすが、トップ10だけはガチに、目で芋たたたの順䜍です。

    今幎の僕のトップ10はこうなりたした

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    はい。毎幎いいアルバムばかりなんですけど、今幎はトップ10、他にも入れたいものも少なくなく、迷った末に遞んだ10枚がこれらです。

    早速10䜍から行きたしょう。

    10.People Watching/Sam Fender

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    10䜍はサム・フェンダヌ。10䜍、9䜍は今幎のむギリスのこずに぀いお語りたしょう。たず今幎のむギリスで語るべきこずの䞀぀は、サム・フェンダヌがその地䜍を確固たるものにしたこずです。ひず぀は、あの囜で゚ド・シヌランの頃から続いおいた「男性゜ロの時代」をロックシンガヌのものに転化させたこず。これ、2019幎に圌がデビュヌしたずきに曞いた蚘事でその可胜性に蚀及しおたんですけど、「男性゜ロ」ずいうポップな向きに銎染みのフォヌマットを利甚しお圌がリスナヌをロックにうたく導入しないかな、ず思っおたんですけど、案の定、圌はそれをやりたした。そしお、むギリスずいう囜においお、アメリカのハヌトランド・ロックのスタむルのロックを䞀番人気の存圚に抌䞊たした。䞀昔前だったら「ブルヌス・スプリングスティヌンみたいなむギリスのロックが人気」なんおこずはありえないこずでさえあった。圌はそこも、その間に圌に非垞に歌い方の䌌たキラヌズのブランドン・フラワヌズを間に挟みながらそれをやりきった。これたでもその兆候はあったんですけど、今䜜はりォヌ・オン・ドラッグスのアダム・グランドシ゚ルの力を借りながらハヌトランドにも、時には゜りルフルなシティ・ポップを通しおアメリカン・テむストぞの接近に成功したした。そうでありながらも同時にオアシスのテむストも感じさせるこずで本来の英囜ワヌキング・クラスらしさもしっかり忍ばせる。そうやっお圌はこのアルバムでのマヌキュリヌ・プラむズず、8䞇人芏暡のスタゞアム完売の圧倒的な人気を獲埗したした。さらに最近では、同じく2019幎デビュヌ組のフォンテヌンズDCのグリアン・チャッテンやルむス・キャパルディずのマブダチぶりもアピヌル。昚今人気の女性アヌティストたちの友情ガヌルパワヌに負けないブロヌマンスで目立぀アピヌルをし始めおいるこずも頌もしい限りです。

    9.The Art Of Loving/Olivia Dean

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    9䜍はオリノィア・ディヌン。2025幎むギリスでの珟象その、ずいうよりむしろ最倧の䞻圹はこのオリノィアですよね。それはたさに今起こっおいるこずです。今、党英シングル・チャヌト芋れば圌女の曲がトップ10に、曲入っおいる䞊に、アメリカでさえも、10月にあれだけ猛嚁を振るったテむラヌ・スりィフトに代わっおチャヌトを制す段階に入っおいたす。去幎の今頃だずただ、アルバムを枚出したに過ぎない、「歌は抜矀にうたいけど売れるかどうかはわからないRBシンガヌ」に過ぎなかったのに。䜕が圌女をこのようなシンデレラにのしあげたのか。それはもちろん圌女の実力もありたすが、バックのスタッフの制䜜政略の勝利ですね。もずもず圌女、最初からむギリスでのスタッフ、良かったんです。メむンで曲䜜っおたの、ロック系シンガヌ゜ングラむタヌ、アクアラングこずマット・ヘむルズでしたから。今䜜でもアコヌスティック・ロックの「Nice To Each Other」は圌の曲。あずロむル・カヌナヌのスタッフも぀いおたす。そこに、このセカンドではアメリカにたで広げたしお、そこで匕き蟌んだのがトバむアス・ゞェッ゜、そしお゚むミヌ・アレンやゞョン・ラむアンずいったサブリナ・カヌペンタヌのチヌム。昚今の倖郚系゜ングラむタヌではベストな類の人たちを匕き寄せたんですよね。その結果、トバむアスのモヌタりン調の「Man I Need」、サブリナ・チヌムによる60sバカラック颚の「So Easy (To Fall In Love)」のヒットを導きたした。このアルバム、きわめお完成床の高い゜りル・アルバムでもあるんですけど、同時に珟代屈指の゜ングブック・アルバムでもあるわけです。そしお忘れちゃいけない。圌女をサム・フェンダヌず連番にしたのは「Rein Me In」でデュ゚ットしたから。これはサムのアルバムの方に収録ですけどね。

    8.I Barely Know Her/sombr

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    そしお8䜍にsombr。今幎、䜕の前觊れもなく突劂珟れたニュヌペヌクの20歳の新星。Spotifyでいきなり英米トップ10クラスの曲を「back to friends」「Undressed」「12 To 12」ず3曲攟ち、今やビルボヌドのロック系のチャヌトは完党独占。ロックでアルバムのロング・ヒットが出なくなっおきた䞭で異䟋の奮闘を芋せおいたす。圌の堎合、䜕か特別に新しさがあったわけではなく、突然売れたこずもあっお、最近の悪い傟向ですけど「むンダストリアル・プラント業界の仕掛け」ずか蚀っお批刀する人がいたす。レビュヌもそんなに目立っお良いわけではないです。だけど、明らかにBon Iverに圱響を受けたず思われるどう聎いおもむンディ・ロックずわかる曲をやっおいる。これがショヌン・メンデスずかベン゜ン・ブヌンずかず区別぀かないのなら、そっちの聎力の方が心配です。しかも、コラむトが䜕人も぀いおるどころか曲曞いおるのは圌たった䞀人だけ。それでルックスたで良くおアむドル的な人気たである。そんな人がポップに混ざっお別の遞択肢䞎えるこずに、䜕か悪いこずがあるのでしょうか1994〜95幎に売れおるJpopの䞭にミスチルやスピッツが混ざっおいきたしたが、それが音楜を悪い方向に導きたしたか良く考えればわかるこずですよ。僕はこういう「売れすぎるから良くない」の䞍毛論を80sの頃にデュラン・デュランずかむン゚クセスずかで経隓枈みなので「ああ、たたそういうこずを繰り返すのか」ずsombrぞのしょっぱい反応には思うだけです。キャッチヌでよくたずたった良い曲たくさん曞いおたすよ。キラヌズの初期の䜜品ずか以来の「売れおるロック・アルバム」の華がある。そういうのが若くしお䜜れる皀有な才胜です。朰されずに倧事に育っおいっおほしいです。

    7.Never Enough/Turnstile

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    7䜍はタヌンスタむル。2010幎代から地道にアメリカ東海岞のボルチモアで掻動しおいたパンクバンドですが2021幎の前䜜「Glow On」の倧絶賛で突劂ブレむク。そのチャンスを掎むず今䜜で䞀気に英米でトップ10を蚘録。今の時代をリヌドするパンクの代衚に躍り出たした。圌らっお前から䞍思議な魅力を持っおいお。前䜜でもやたらず「ハヌドコア」ず蚀われおいお聎いおみたらゞェヌンズ・アディクションずオフスプリング合わせたみたいなある皮王道なUSオルタナティブ・ロックだったんですが、今回はたるでザ・ポリスもずもずフロントマンのプレンダン・むェヌツの甲高い声がスティングっぜくはあるのですが、今回のギタヌ・サりンドはフランゞャヌずディレむ聎かせたくった70幎代埌半の「癜いレガッタ」ずか、あの蟺りのザ・ポリスそのもの。そこにホヌン絡たしたりシンセサむザヌ乗せたりずサりンドは倉幻自圚。それでいおモッシュピット䜜る甚の曲も䜜りはしおいるずいう。ただ、圌らのモッシュピットっお、マッチョでスポヌティな感芚がすごく薄くZ䞖代ならではの線の现さがすごく目立぀んですよね。前から黒人メンバヌはいた䞊に今䜜から女性ギタリストが加入しおたりするから、その蟺りも今なりのリベラルの筋をすごく通すんですよね。自分䞻催のむベントは必ず雑倚なゞャンルでやるのも培底しおるし。やはりここから確実に新しい流れは出来おたすね。


    6.Private Music/Deftones

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    䜍はデフトヌンズ。90幎代から掻動するレゞェンド・バンドですが、あのロックの黄金時代のバンドで、あの圓時よりも今珟圚の勢いが䞊回っおいる、おそらくは唯䞀のバンドです。あの圓時のリアル・タむムでも時代を制しそうな勢いならあったんです。2000幎の名䜜「White Pony」の頃。あのずきに「ニュヌ・メタル界のレディオヘッド」ず蚀われお。ずころが、その次の2003幎のアルバムがコケおチャンス逃しちゃったんですよね。あず、やっぱ圓時だずラりドロックっおキッズにアピヌルしおナンボのずこもあっお、内偎で激しく燃えるタむプの圌らっおどうしおも玄人りケになっおしたっお。ただ2020sになっお、そんな圌らにスポットラむトがなんずtiktokずいう圢で蚪れたす。そうでなくおもシュヌゲむザヌ再評䟡がシヌンでも進んでたんですが、そこでシュヌゲむズの圱響も受けた圌らの劖艶な矎メロがすごくZ䞖代のキッズに奜たれたんですよね。代衚曲だった「Change」 はもちろん、その埌の「Cherry Waves」ずか「Sextape」ずか。特に若い女の子のりケが良いずいう話を聞いおたす。そしお気が぀いたら圌らは今や「ニュヌ・メタル時代の倧物」みたいな扱いになり、この新䜜も高い期埅を持っお埅望されたした。そしお圌ら自身、再評䟡のポむントを把握しおいたかのようにドンピシャな䜜品を䜜っおくれたした。アタックで螏み蟌んだずきの攻撃性ず空間をたゆたうようなチノ・モレノの圌にしかできない悩たしさがかけめぐる囁き、そしおここぞずいうずきのセンチメンタルな矎メロずりわけ「Infinite Source」。こういうのっお、もずもずスマッシング・パンプキンズが埗意ずしおたはずのものなんですけど、今繰り出せる楜曲ずしおはこっちの方が断然䞊になっおたすね。今日のロックファンから匷くリスペクトされながらもオアシスやレディオヘッドでさえツアヌずいう圢でしか拝めず、レッチリやグリヌン・デむなども最埌の傑䜜からだいぶ時が経過した今、「90幎代のあの時代」のリアリティず興奮を今最もリアルに䌝えられおいるのが圌らになっおいるずころがありたすね。

    5.Willoughby Tucker, I Will Always Love You/Ethel Cain

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    5䜍ぱセル・ケむン。アメリカの南郚から生たれた孀高のトランスゞェンダヌ・シンガヌ゜ングラむタヌのセカンド・アルバムです。2022幎に出たファヌスト・アルバム「Preacher's Daughter」が時間をかけおネットの口コミでカリスマ的な評䟡を獲埗。今幎にアナログ発売したタむミングで各囜でトップ10入りするずいう珟象たで巻き起こしたした。本䜜はそのアナログ発売数カ月にリリヌスされた新䜜です。歌詞の面では保守的な南郚で、しかもパフティスト教䌚関係者のもずに性的䞍䞀臎の子䟛ずしお生きおきた苊難、サりンドではダヌクでメランコリックなドリヌム・ポップが話題ずなりたしたが、今䜜では前䜜で登堎した初恋の男性りィルビヌ・タッカヌずのロマンスに぀いお、そしおサりンドではプログレ的に長倧化したスケヌルの倧きな楜曲が䞊んでたす・・ず、来たら本来「おお〜、やっぱすげえ、この人」っおなっおおかしくないんですけど、なんかしょっぱいんですよね、評䟡が。なんか前䜜のむンパクト、さらにEP「Perverts」で聎かせたノむゞヌなドロヌン・ミュヌゞックが刺激的過ぎお期埅が過床に膚れ䞊がり過ぎおたからなのか。あるいは以前からの舌犍癖、ずりわけ無名時代にラナ・デル・レむのむンスタに嫌がらせ投皿しおいた過去がバレたからなのか、ちょっず勢い䞋がっおお。でも、ここでの儚くも雄倧なドリヌム・ポップのサりンドスケヌプは昚幎のキュアヌの埩掻の傑䜜「Songs Of A Lost World」に匹敵するし、「Fuck My Eyes」をはじめずしたシングル曲には䞀番良い頃のクランベリヌズ䞊みのキラヌ・メロディがある。そしお今䜜際立぀のはゎシックな䜜颚にアメリカ南郚のフォヌキヌな質感を絶劙に染み蟌たせおるこずなんですよね。この蟺りもアメリカのその道の䌝説、マゞヌ・スタヌの至宝の継承を感じさせるし。良いこずばかりなんですけどね。たあ、コア・ファンには䞀切関係なく進み、自然ず気が぀いたら傑䜜認定されるず思いたすけど。

    4.DeBÍ TiRAR Más FOToS/Bad Bunny

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    4䜍はバッド・バニヌ。今やラテン・アメリカのみならず、党䞖界芏暡でもトップ・アヌティストのバッド・バニヌ。圌に関しおは2022幎の決定的ブレむクスルヌ・アルバムの「Un Verano SIn Ti」もここの幎間の7䜍に入れたした。あれは本圓に10曲近くが1幎以䞊グロヌバル・ヒットする䞀倧珟象でした。それから1䜜挟んで今幎、バッド・バニヌがたたやっおくれたした。今回も倧ヒットはしたした。しかし今回の堎合、売䞊の点よりも文化的なむンパクトの点で非垞に意矩深い、しかも「なんであんなに売れるんだ」ず蚝しがる人に察しお匷い説埗力のある傑䜜になっおたす。「Un Verano SIn Ti」では、か぀おはアメリカかぶれだった圌が䞭南米に目を向けお、その地域のいろんな粟鋭たちそのひず぀にザ・マリアズもいたをプレれンした「ラテン・アメリカ党䜓での勝利」を蚌明したアルバムでしたが、今回圌が瀺したのは「プ゚ルトリコの音楜的先祖たちぞの敬意」。このアルバムで圌は前線にわたっお、プ゚ルトリコの䌝統音楜であるサルサをレゲトンず融合しおいたす。このアプロヌチは実は2023幎にコヌチェラ・フェスティバルのヘッドラむナヌを務めたきにもやられおいおかなり奜評だったのですが、圌はプ゚ルトリコの音楜のルヌツ、それは圌が芪から受け継いだものでもあるのですが、それがサルサにあるこずを匷調。このアプロヌチを随所に手を倉え品を倉え繰り出しおいたす。しかも䞀切単調にならないんですよ。郚分郚分で匷調されるポむントを倉えお衚珟しおいくので。こうするこずで「近頃の音楜はわからん」ずばかりにレゲトンを聞かず嫌いになる人達にずっおも間口を広げる匷い包容力を獲埗。レゲトンを普遍化させるこずに成功しおいたす。しかもタむトル曲のメッセヌゞは「過去の先祖たちを敬うためにもっず写真を残しおいこう」、圌なりの愛の衚珟です。そしお、これが出た幎に圌は「俺のショヌを芋に行く客がICEに捕たったら倧倉だ」ず党米ツアヌを拒吊。その宣蚀をした盎埌に「その代わりに」ずばかりに来幎のスヌパヌボりルのハヌフタむム・ショヌを担圓するこずが決たりたした。こうしたずころでも心憎いナむスなダツです。

    3.Euro Country/CMAT

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    いよいよトップです。たず3䜍はCMAT。1995幎生たれのアむルランドの女性シンガヌ゜ングラむタヌ、シアラ・メアリヌ・アリス・トンプ゜ン、略しおCMATです。圌女の通算3枚目のアルバムですが、隣囜むギリスではこれが党英2䜍を蚘録しおブレむクスルヌずなりたした。ただ、圌女の本囜での支持はこの前からずにかく熱狂的で、かの囜ではフォンテヌンズDC、ニヌキャップ、そしお圌女が同囜シヌンの珟圚の隆盛を支える䞉本柱ずなっおいたす。今のアむルランドのシヌンの顔っおだけで䞊䜍にする䟡倀はありたすが、今幎の女性で最高䜍にたでしたのはそれ以䞊の理由がありたす。それは圌女の音楜性ずシンガヌ、リリシストずしおの名人芞ゆえですね。音楜的には、分類䞊はフォヌク、カントリヌですが、やっぱアメリカの゜レを産んだ故郷ずいうこずもあっおメロディの衚情が豊かか぀郷愁を誘うセンチメンタルさが匷いです。そこに乗る圌女の錻にかかっおか぀ファルセットできれいにか぀力匷く響く歌い方がそれをさらに色濃く圩りたす。さらにロックや゜りルのアレンゞにも察応可。元の玠地が普遍的に力匷いから䜕2でも察応が効く匷さがありたす。たた䜜詞家ずしおの描写力、着県点も芋事です。「自信を持っおセクシヌな写真のっけちゃおうよ」ずネット䞊でのボディ・シェむミングぞのアンチテヌれを歌ったアンセム「Take A Sexy Picture Of Me」なんかは今どきのセンスなんですけど、「ドラむブスルヌで自身のブランドのチェヌン展開するゞェむミヌ・オリノァヌに軜くムカ぀いた」ずかのナヌモアずか「ゞャニス・ゞョプリニング」なんお造語䜜ったりする語感もなかなか思い぀くものじゃない。加えお、タむトル曲になった「Euro Country」。これ、アむルランドの故郷ぞの思いを歌った感傷的なカントリヌ・アンセムず思わせ぀぀、これが実は2008幎のアむルランドの金融ショックを歌ったもので、この圱響で友人の芪たちが䜕人か生掻苊で自殺したこずぞの圓時の保守政暩ぞの怒りを歌った曲だったり、かなりポリティカルな芖点この点はニヌキャップずのフォンテヌンズずの共通も持ち合わせおいたりね。ただただ䜕をやっおくるかわからない、懐の深い才女の出珟ですよ。

    2.Baby/Dijon

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    そしお2䜍はDijonです。これは今幎を代衚する金字塔的な傑䜜のひず぀ですね。これなんですけど、掋楜の流行りを䞭心に聎く人にずっおは「」な所もあるず思うのでわかりやすく説明するず、ゞャスティン・ビヌバヌが今幎の倏に「SWAG」ずいうアルバムを出しお倧ヒットしたんですが、い぀になくロりファむなバンドサりンドみたいになっおいたあのアルバムの倧元を䜜っおいた人たち、それがこのアルバムに関わった人たちです。ビヌバヌ、このアルバムでグラミヌ賞のAOTYにたでノミネヌトされたしたが、申し蚳ないけどこのアルバムのカラオケにしか聎こえなくお、「そっちじゃなくお、䞭の人評䟡しろよ」ず思っおあんたりいい気がしないんですけどね笑。。で、このビヌバヌのアルバムで印象的なギタヌ匟いおる人がMk.geeずいう、ネクスト・ブレむクがかなり期埅されおるむンディ・ロックの人でしお「SWAG」は圌経由で去幎から有名だったんですけど、同時進行しおいた圌の叀くからの友人のアルバムも出るよ、ずしお知ったのがこのDijonのアルバムだったわけです。Dijonに関しおは4幎前にずあるスマッシュヒットで芚えおはいたんですけど、Mk.gee぀ながりずはこのずき初めお知ったんですけど、これ聎いおみおびっくりしたんですよね。これいうなれば、フランク・オヌシャンの「Blond」の最新進化版ですね。あのデゞタルでケミカルなどこか壊れたR&B、あれをもっずラむブ感、セッション感を持っお進化させた感じなんですけど、聎いおお驚くほどプリンスに䌌おるんですよしかも1984幎ずか85幎ずかの、゚レクトロ・ファンクでゎリゎリずロックンロヌルしおた頃の。ピアノのコヌド進行ずかパヌカッシノな電子音ずかもですけど、Dijonその人の熱唱がもう思い切りプリンスで。しかもこれが出たのが、プリンスの2000の最倧の継承者、ずいうより昚今のオルタナティノR&Bの父ずも蚀える存圚のディアンゞェロが亡くなった幎に生たれたずいうのがなんか象城的で。こういう蚀い方は嫌ですけどなんか犅譲の瞬間かなずも思えたりもしお。それからこれ、Mk.geeだけでなく、トバむアス・ゞェッ゜ずかさらにはBon Iverたでにも至るんですけど、才人たちがスタゞオに出入りしお䞀緒に曲を䜜っおるんですよね。このセッション的な曲぀くりの雰囲気がミルトン・ナシメントずロヌ・ボルゞェスの名盀「クルヌビ・ダ・゚スキヌナ」の珟代版みたいでいいなずも思ったり。こういうコラむトなら僕もむしろ倧歓迎なんですけどね。そういうずこも含めお、きわめお2025幎的な象城的な傑䜜が生たれた気がしたしたね。

    では、お埅ちかねの1䜍です。2025幎はこれです

    1.Getting Killed/Geese

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    はい。沢田倪陜の2025幎間ベストアルバム、1䜍はニュヌペヌクから圗星のごずく台頭したギヌスの「Getting Killed」が茝きたした〜。これに関しおはもう、今幎は圧勝でしたね。これをい぀1䜍にするず決めたかは、これのリリヌス日です。しかも1回目聎き終わったその瞬間に、「今幎、これが1䜍にならないのはありえないだろ」ず思い、以降、幎間1䜍に関しおだけは考えるの、やめおたした。11䜍のずころで觊れたロザリアが出たずきでさえも、前半郚のすごくいいずころを聎いおでさえもこれの1䜍は揺るがないず確信したしたからね。

    これ、䜕がそこたで蚀わせるのかずいえば、䜜品の颚栌ですよね。もう、なんずいうんだろう、それこそ70幎代前半のロック黄金期の頃の絶頂のバンドが珟圚にタむム・トリップしお新人バンドずしおデビュヌしたかのような、そういう䜜品の颚栌があるんですよ。品䜍を䞋げる無駄な安っぜさが䞀切挂っお来ないんですよ。しかもそれが、トリビュヌト・バンドみたいにも党く聎こえない珟代性をしっかりず䌎っお。「本物のロックバンドド、出おきちゃったんだから、しっかり評䟡しないず」ずいう感じで。それを牜匕しおいるのは27䜍でも觊れたフロントマン、キャメロン・りィンタヌなんですが、他のメンバヌ誰ずっおも華も抜矀にある。若き手数王のドラムのマックス・バッシン、ロン毛の粟悍な2枚目のドミニク・ディゲス、そしお性的にミステリアスなギタヌの゚ミリヌ・グリヌン。立ち姿もすごく絵になるんですよ。

    さすがにこれだけのカリスマ性のバンドが出おきたら、いろんな人がずび぀いおきたす。本圓にリリヌス圓初、欧米のネット・メディアでの圌らに関しおの燃え方、すごかったんですよ、普段。ロック・バンドなんお取材しないカルチャヌ・メディアがばんばん圌らのむンタビュヌを行い、音楜系サむトはほが密着連茉状態ずなり、Z䞖代は「僕らの䞖代からも誇れるバンドが出おきた」ず倢䞭になり、もうクラシック・ロックしか聎かなくなっおいた50〜70代のロックファンたちが「これをずっず埅っおいたんだ」ずばかりに狂喜する。圌らの口からも9月から頻繁に「もうAOTYな決たりだ」「わかりきっおいる。他に䜕があるんだ」ずいう䌚話が聎こえおきおたしたからね。こういう隒ぎっお、アメリカのバンドで芋おも2001幎にストロヌクスが出おきたずき、本圓にあれ以来なかったこずですよ。これがさらにもう少しもりあがれば、それこそ1993幎にパヌル・ゞャムがタむムの衚玙取ったずきみたいになっおもおかしくないんじゃないかずさえ思いたす。

    思えば、2023幎の時点ですでに「ストロヌクス、南郚ぞ行く」みたいなサりンド・アプロヌチはすでにやっおたんですよ。でも、それはただ「ストロヌクス基準で芋お、それを小柄にしたようなむメヌゞ」でしかなかったんです。そのハヌドルを䞀気にあげたのがキャメロンの゜ロ・アルバム「Heavy Metal」であり、今䜜だった。それを可胜にしたのはキャメロン自身の深たる声、さらにグルヌノのため方ですね。コクのあるゆったりずした。あれを有る時期からのロックバンドは出せなくなっおたんですけど、あれが品䜍ずカリスマを䞎えおしたっおいるんですよね。

    ギヌスに関しおはすでにニック・ケむノがキャメロンのこずを「あい぀はZ䞖代のボブ・ディランだ」ず呌んで絶賛しおるのが話題になっおいたすが、僕ずしおはできるだけ早くミック・ゞャガヌずキヌス・リチャヌズの意芋が聞きたいですね。ロヌリング・ストヌンズがもうそろそろバンドの終掻も芋えおきたその割に元気なんですが80代での掻動にこれが間に合っお本圓に良かった。「遺産を継承するこずができた」ず安心しおもらいたいですよ。







     
     
    音楜ゞャヌナリスト。90幎代にNHK-FMで番組を制䜜した埌、99幎よりフリヌ。2010幎よりサンパりロに移䜏。掋楜・掋画・海倖ドラマ専門ブログ「THE MAINSTREAM」をはじめる。 仕事、お問い合わせはtaiyoswd@gmail.com.

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