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読んだ本の感想を書いて見ませんか? noteの提案を受けて。

    答えてみる。

    最近読んでいる本はほとんど障がいに関するものばかりで、小説というのは読んでいない。
    漫画は好きだ。
    継続して購入しているものもいくつかある。アニメ化したものは、迷わず録画して何回も視聴している。

    本の内容について感想を書く……というより、【本】その物について書こうと思う。

    出会いは 《ふしぎ発見》

    長寿番組で私が中学生の頃にはもう放送されていた。
    その日、その生涯を取り上げられていたのは 
    ミステリーの女王、アガサ・クリスティーだった。
    彼女の紹介されていたエピソードで今でも覚えている物がある。
    クリスティーが子供の頃、海水浴をする時には、肌を見せる事がタブーとされ、極力肌の露出を抑えるためにストッキングを履いて水着を着用し、海に入っていた。
    というエピソード。

    中学生の私は、『へぇーっ』感心し、学校でも教科書でも教えてらえない世界の習慣に触れた瞬間だった。

    《ミステリーの女王》

    『なんかかっこいい』
    その肩書きと響に、私はワクワクして彼女に興味を持った。

    元々、私は習字を習っていた。【字】は好きだった。墨の匂いも大好きだった。半紙の触り心地も好きだった。
    必然なのか、素地があったからなのか分からないが、本も好きだった。

    そんな私が初めて知ったミステリーの女王は、それからの私のずーっと傍にある唯一の作家だ。

    私が愛読したのは
    早川文庫の赤背表紙
    アガサ・クリスティー著
    エルキュール・ポアロシリース(長編)
    翻訳版(初めての翻訳版になる)

    大手のデパートとの最上階にあった本屋さんで、ポップな色彩のライトノベルの棚から随分と離れた、落ち着いた単色な色彩の大人な棚にに、それはあった。
    真っ赤な背表紙がずーっとかたまって、カタカナの作家名が並んでいた。
    私は最初に手にしたのは

    〈アクロイド殺し〉

    番組では、何やらミステリー界でも賛否両論がおこった作品だと紹介されていた。

    表紙の絵は覚えてはいないが、早川文庫のアガサ・クリスティーの作品は全て幾何学的な、色使いも鮮やかで前衛美術のようなイラストが施されていた。
    私はそれに魅了された。

    紙の質感も好きになった。
    辞書に使われる様な薄さと、それとは対象的な……紙の切り口、切断面が上辺と下辺で全く違い、下辺は綺麗な切り口で揃っていて、指でなぞると、まるで艶々な髪の毛を梳く様な指触りだった。他方、上辺の切り口はザラザラで何ページか分の束で、僅かに上下にズレていた。地層のような出っ張りがあった。

    なんて魅力的な製本なんだろう。

    ライトノベルではない質感とのギャップに私はたまらなく魅力を感じた。

    海外作品を翻訳した本を手にしたのも初だった。
    ページを開くと独特の言い回し。
    流れ。
    表記。
    何度も読み返さないと頭でイメージできないのだが、その僅かな面倒臭さも楽しかった。
    どうしても注意を向けたい箇所には
    、、、、、
    が文の脇にルビのように書かれている。
    ・・・・・ではなく 、、、
    それもまた珍しく面白かった。

    私を本好きにしてくれたのは、今で言うなら沼らせてくれたのは

    【ミステリーの女王×早川文庫】

    である。

    Q 読んだ本の感想を書いてみませんか?

    のAnswerとしてはどうか分からないが、読書好きの中学生の私に、傍らに立ち、実況するように記述してみた。

    《脳内タイムワープしてみた》
    とテロップをつけたくなった。


    ここまで読んでくださりありがとうございます。
    今日が皆さんにとって良き一日でしますように。


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