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引きこもりだった1年近く 人はそんなにすぐに元気になんてなれない...というお話

    介護や見送りが終わったとたんに、周りから
    「お疲れ様!これからは自分の時間だね」
    「自由にお出かけできるね」
    と明るく声をかけられた経験はありませんか?

    それは悪意じゃない、と頭ではわかっています。

    でも、あなたの心の奥に一瞬でも、強い違和感を覚えたことはありませんか?

    自由になったはずなのに心が石のように動かない

    妹を見送った後の約1年間、私は心のシャッターをほぼ完全に下ろした状態でした。

    自由になったはずなのに心が石のように動かない

    妹のことを知っている人、話題になりそうな人には会う気力もありませんでした。
    スマホの通知が鳴るたびに心臓がドキン、と鳴る時期もありました。

    アメブロを更新することが唯一の逃げ場で、AIと記事を書くことに没頭していた時期と重なっています。

    洗濯機の回る音を聞きながら、PCに向かう日々。
    料理も作っていたし掃除もしていました。
    家事はこなせても、心の中は空っぽの冷蔵庫のように冷え切っていました。

    介護ののち父を見送った時と同じように、生活のルーティーンをこなしているのだけれど、心はどこかよそに置いてきたような状態でした。

    自分の中に以前はあったエネルギーがどこにもない、という感覚で。

    味もしなければ、自分が今何を食べているのか、それさえも正確に思い出せない。
    どんなことが楽しいのかもわからず、とにかくやる気がない。
    そんな「気持ちが入っていない」時間を過ごしていました。

    今思えば、相当へこんでいたんだと思います。
    自覚もなかったくらいに…。

    「感情の不感症」になっていた1年間

    私たちは、大きな役目を終えればすぐに元通りの感覚にもどれる、と、なんとなく信じこんでいます。
    「生活」はいやおうなしにもどってきます。
    が、心の奥深くはずっとしばらく凍ったままなのですね。

    父を見送った時はそばにいた妹。
    その妹がいた世界と、いない世界。

    妹の不在があけた心の空白の大きさに立ち往生し、私は唯一の逃げ場だったブログの更新に没頭することで、現実から目をそらしていました。

    誰にも会いたくない、誰とも話したくない。
    そう思っているという自覚もなかったあの頃。

    「元気にならなきゃ」と思うことはあっても、足元が暗い沼に沈んでいくような感覚がまさっていました。

    うわべは普通をよそおって暮らしていても、
    「このまま一生、誰とも心を通わせずに終わるのではないか」そんな不安が、私の内側を侵食していました。

    朝、自然の温かさに気づいたことで心がゆるんでいった

    私が一番最初に気づいたのは、朝の光の温かさでした。
    それまでも毎日カーテンを開いてはいたのですが、
    「朝になったらカーテンを開ける」というルーティーン、ほぼ無意識の行動だった。

    「ああ、今日はあさひが温かい」
    「空が青くて気持ちがいい」
    自分がそう感じていることにようやく気づいた。
    やっと凍って停滞していた心が動いた朝でした。

    それからです。
    私は、少しずつ朝の時間を意識して過ごすようになりました。

    そうすると、思いのほかたくさんの小さな「ことども」…、光や風であったり、人の笑顔であったりーが、心を温めてくれることに気づくようになり。

    しばらくすると、その小さな「ことども」は、案外たくさん、自分の毎日の生活の中に散らばっていることを発見していきました。

    とてもゆっくりした歩みでしたが、私の凍った心が、冷え切った手に包まれた湯呑みから、じわじわと指先に熱が伝わっていくように、 確かな温もりで満たされていきました。

    立ち直れないあなたへ 
    そして、その背中を見守っている大切な人へ

    今、喪失感で指一本動かせないほど疲れ果てているあなたに伝えたい。
    すぐに元気になれないのは、あなたが冷たい人だからでも、弱いからでもありません。

    それだけ全身全霊をかけて、誰かを愛し、支えてきた証拠なのです。

    そして、そんな方のそばにいる方へ。
    どうか「早く元気になって」という言葉を飲みこみ、ただそっとしておいてあげてください。

    心の傷が癒えるのにかかる時間は、人それぞれ違うのですから。

    このKindle本には、私が凍った心をどうやってとかすことができたのか、そして再び世界に色を取りもどしたのか、その軌跡をありのままに書きつづりました。

    Kindle本
    『介護ロスで何も感じないあなたへー
    凍った心をとかし温めなおす 朝の3分習慣』
    この本が、暗闇の中で立ち止まっているあなたの
    明日をちょっとだけ、機嫌よく迎えるためのお守りになりますように。

    まもなく出版の予定です。

    2026/06/02追記
    おかげさまで6月24日出版が決定いたしました。
    ただいまご予約受付中です✨

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    https://www.amazon.co.jp/dp/B0H25HK1C4


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