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46/60 

    もうすぐ46歳になるという事で、私が目指している「到着店」を書きたいと思います。

    タイトル通り、私は60歳で一旦立ち止まり、本当にやりたいと思うものに向かおうと思っています。

    『それは今のところ、パン屋ではない』

    なぜここに至るのか、3つの定義で書きたいと思います。

    1. 還暦

    四柱推命を勉強していて、分かったことがあります。 私の家族は命式が強く、何か使命(宿命)を帯びて生まれてきているということ。それを無視して生きようとすると、自分にその力が悪い方向で返ってきてしまうのを知りました。

    親父も人の為に生きる人でした。しかしある日、精神を病み、ガラリと人が変わってしまった。あれは、悪い方向で力が発揮されてしまった結果だと、私は思っています。

    この与えられた力をうまく使い切って60歳を迎えたなら、還暦 すなわち自分の干支が一周したことで、今の宿命を下ろすことができ、新たな旅立ちが出来る。 私は、そのまだ見えていない「違う景色」を見たいと思うのです。

    2. 親父から最後の宿題

    数年前に親父が亡くなり、葬儀をしている時に、親父から問われた気がしました。 『お前はどうやって最後を迎えたいんだ!』 勝手にそう思い込んでいるだけかも知れませんが、私には確かに聞こえました。

    親父は亡くなる前に躁うつ病を再発しました。お墓が欲しいと言ってみんなで探し、納得した場所で購入した直後の発症でした。母の介護も限界がきて施設に入り、その後しばらくして誤嚥性肺炎で亡くなりました。

    その時、私はこう思ったのです。 「親父は人生を楽しんだのだろうか?」 そして、その問いへの答えが、さっきの親父の言葉だと思うのです。

    私は、自分がやりたいと思ったことを成し遂げたい。 昔からある「天地天命」という言葉が、今の僕にはしっくりくるし、今の世の中に必要だと確信しています。

    「この時代(天)と、この環境(地)が、自分にこの役割(天命)を求めている』

    人生100年時代と言われているけれど、40年分の時を今に凝縮させて、60歳までに宿命をやり遂げること。それが親父の宿題への答えです。 だから私は、今を一生懸命働いて、明日その道が途絶えても後悔がないように生きることにしています。

    私の好きな歌のフレーズに『その炎を燃やせ!』『Never too late』という言葉があります。 それを心に刻みつつ、60歳まで走り抜けます。

    3. 機械の持命(寿命)

    60歳までやり切れたら、28年間お店を運営したことになります。 職人と言われる私ですが、機械がなければ何も出来ません。

    60歳になって「あと何十年出来るか」と考えた時、機械を新調するのか、リペアして使い続けるのか。新しくしたところで、今と同じレベルの仕事量が出来るのか。どこかで線引きをしなければいけない日が、必ず来ると思います。

    お金があるか、仕事があるか、という現実的な考えは一度置いておいて、私はその線引きのタイミングが「ここ(60歳)」だと捉えています。

    自営業だから定年は無い、という考え方もあります。ただ、機械にも体力(寿命)がある。その時にならないと分からないこともありますが、今から頭に入れておくべきだと思っています。 機械の力を最大限に引き出せるのは今この時であり、今のようなハードワークが出来るのも、60歳までではないかと考えています。

    「46/60」という生き方。来年は「47/60」。

    この一歩一歩の刻みを、当店を応援してくれている皆様と一緒に刻んでいけたら、幸せだと思っています。



     
     

    TETSU

     
     
    自分が思っている事 考えている事 お店の状況や材料の高騰など発信していきます。 公私混同すると思いますが。気軽に見て下さい

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