
なぜ日本人はロボットを家族にしてしまうのか
いよいよソニーの AIBO が販売終了するようです。ただ、サービス自体は継続するそうでAIBOファンの方は、まずは一安心というところでしょうか。
個人的な思い出と言っても、どこかのスーパーホテルのフロントで飼われていた2匹くらいしかないんですが、妙に記憶に残っています。
いまだに初代のAIBOを大切に飼い続けている人もいるらしいし、専門の修理業者は、修理屋さんを超えてAIBOの医者さんです。飼い主にとってはもはや家電ではなく、家族の一員と言っても過言ではありません。
ロボットつながりで、昔、得意先の会社の奥さんが、お掃除ロボットの ルンバ を可愛がっていたことを思い出します。
「ルンちゃん、そっちに行ったらまた引っかかるわよ!」
そんな感じで、まるで小さなペットを見守るように話しかけていたのが印象的です。ルンちゃんは今も元気に走り回っているのでしょうか?
日本人は昔から、道具や自然、場所にまで魂が宿ると考えてきました。
八百万の神という言葉があるように、昔から神様は神社の中だけにいるものではなく、山にも川にも、長く使った道具にも宿るものだったようです。だからなのか、私たち日本人は機械やロボットに人格を見出すことに、あまり抵抗がないように見えます。
AIに名前を付けたり、ロボットに話しかけたり、時には「機嫌が悪そうだ」などと感じたりする。
海外では「便利なツール」として扱われることが多いAIも、日本では案外、「一緒に働く相棒」や「家族の一員」のような存在になっていくのかもしれません。
そういう意味では、AIと最も自然に共生する国というのは、案外日本なのではないでしょうか。
いつの間にか半年後も過ぎて
そして気にしなくなる