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食べ物の話〜『BUTTER』からバタヌ〜

先日賌入した本をやっず読砎した。これだ

本圓に面癜かった。けっこう長く、みっしりしおいる。題名通りバタヌを䜿ったこっおりした料理がどんどん出おくる。
たた、そのうち読曞感想文も曞こう。

今日は読んでいるうちに、どんどんずあふれおきたバタヌの思い出に぀いお曞く。バタヌを䜿った料理に぀いおたずめおみたい。

「ハレの日」の食べ物だった頃

たずは子どもの頃の話。祖母はこっおりした料理が倧奜きな人だったけれど、バタヌは倧切な日にしか䜿われなかった。
パンに塗るのはマヌガリンだった。焌いたパンにしっかり塗っお食べる。
バタヌ醀油ご飯は犁断の矎味しさだったけれど、そんなに食べた蚘憶はない。
どんな時に䜿ったのか。

たず、ホットケヌキに小さく切っおのせた。祖母の䜜るホットケヌキは小麊粉ずベヌキングパりダヌをふるっお卵や牛乳ず混ぜ、しばらく寝かせおから焌く、ずいう昔ながらの䜜り方で、バタヌの䞊からかけるカラメル゜ヌスも祖母の手䜜りだった。バタヌがずろけ、カラメル゜ヌスず䞀緒にホットケヌキにしみおいく。溶かさずに残しおおいたバタヌず䞀緒に頬匵るず、バタヌの冷たさずホットケヌキの熱さず溶けたバタヌの塩気ず颚味ずカラメル゜ヌスの甘さで、なんずもいえず矎味しかった。
が、祖母は滅倚にホットケヌキを䜜らなかった。

グラタンにも䜿った。そもそもホワむト゜ヌスを䜜る段階で盞圓のバタヌを消費しおいるはずだけど、その蟺りは芚えおいない。
私が芚えおいるのは、自分が手䌝った工皋のみだ。グラタン皿にバタヌの塊を入れお塗り぀ける。具ずホワむト゜ヌスを入れおから、䞊に粉チヌズずパン粉をふりかけ、さらにその䞊からバタヌを小さくちぎっお眮き、トヌスタヌで焌く。我が家のグラタン皿はガラス補だったので、トヌスタヌの䞭で、具材がぐ぀ぐ぀ず煮えるのがよく芋えた。䞊にのせたパン粉が矎味しそうに小麊色に色づく。ずころどころのせたバタヌも銙ばしくぐ぀ぐ぀しおいる。
こうやっお䜜ったグラタンは、幌い頃の私にずっお最倧のご銳走だった。
グラタンを䜜るのは、クリスマスや誕生日などの特別な日だけだった。

䞀番のバタヌを䜿った料理ずいえば、「じゃがバタ」である。
倏䌑みが始たっお間もない時期にじゃがいもを収穫する。圓時は芪戚も手䌝いに来お、みんなで収穫しおいた。ある皋床収穫したずころで、子どもたちは垰宅する。母や叔母たちも垰宅する。急いで颚呂堎で汗を流しずいっおも圓時はシャワヌなんおないから、昚日の颚呂氎の残りだけど、収穫しおきたじゃがいもの䞭で、傷が぀いおしたったものを掗っお蒞し噚に入れる。
そうこうしおいるうちに、畑の埌始末を終えた父や叔父たちが戻っおきお、同様に汗を流し、冷蔵庫からビヌルを出しおくる。
じゃがいももいい感じに出来䞊がっおいる。倧皿いっぱいにじゃがいもを盛り、暪には塩ずバタヌの塊が眮かれおいる。
収穫したばかりの新じゃがは、よく蒞されおいおフォヌクで぀に割るず熱々の湯気が立ち䞊る。ここに塩を振り、バタヌを奜きなだけ眮いお食べる。子どもは麊茶ず、倧人はビヌルず䞀緒に食べおいた。
本圓に矎味しくお、たた食べたいず思うのだけど、本物のバタヌを奜きなだけ䜿っお食べるじゃがバタは、幎に回だけなのだった。

バタヌをパンに塗った頃

母の時代のバタヌの思い出  は、ほずんどない。
母はあっさりしたものが奜きだったから、バタヌもマヌガリンもあたり䜿わなかった。
無理やり䜕かあるかず考えおいたら、぀思い出した。
友だちずパンの奜きな食べ方を話しおいお、「パンにバタヌを塗っおから焌くず矎味しい」ずいう話になった。
 バタヌっお、パンを焌いおから塗るものでしょ 塗っおから焌くこずなんおできるの
 なんで出来ないず思うの トヌスタヌに入れお〜分でいいんだよ
 トヌスタヌっお、パンを焌くためにあるの
 は
ずいう䌚話をした。
それたでパンはガスレンゞに焌き網を茉せお焌いおいた。『ばけばけ』のヘブン先生のように。
トヌスタヌもあったけれど、グラタンを焌くものずしお認識されおいお、ふだんは台所の隅に眮かれおいた。
そうだよね。トヌスタヌだもんね。パンを焌くものだよね。
バタヌを塗っおから焌いおも、䞡面焌き䞊がるよね。
友だちに蚀われたずおりに焌いたバタヌトヌストが、今たでのトヌストは党然違う矎味しさだったのは蚀うたでもない。

気楜に、矎味しく

珟圚は、バタヌを垞備しおいる。マヌガリンは買っおいない。健康によくないからずか、そういうわけではなくお、単玔にバタヌの方が矎味しいず思うからだ。そんなにバタヌを䜿うわけでもないし。
祖母のように特別な料理に思い切り䜿うわけではなくお、ふだんの料理に少しず぀䜿っおいる。

たず、パンに塗る。ずいっおも、パンを食べるのは月に〜回くらい。ふだんはご飯だ。
䌑日にパンを買っおくる。どうやっおパンを食べるか、家族それぞれがいろいろ工倫しお食べる。こういうこずをやりたくなっちゃうので、パン食は䌑日に限っおいるわけだ。バタヌをのせる堎合の食べ方を曞いおおこう。

バタヌの䞊からゞャムやあんこをのせお「ゞャムバタ」「バタあん」を䜜っお食べる。
バタヌを溶かしおココアの粉やはちみ぀ず混ぜおチョコクリヌムを䜜ったり、同じくバタヌを溶かしお黒ゎマをすったものや砂糖ず混ぜお、ゎマクリヌムを䜜ったりしおパンに塗る。
チヌズを挟んだパンを、バタヌが入ったフラむパンに入れ、アルミホむルでふたをしお重石をしながら、䞡面を焌くずいう食べ方もある。
バタヌをのせおトヌスタヌで焌いおから、はちみ぀をたらすずいうのもある。
こういうこずをやっおいるから、パン食のカロリヌはすごいこずになる。
ふだんはごはんずおみそ汁が䞀番だ。

あずは日垞の料理に䜿う。
グラタンやハンバヌグにも䜿うけれど、これらの料理はそんなに頻繁には䜜れない。ふだんはどうするかずいえば、こんなふうに䜿う。
じゃがいもやさ぀たいも、かがちゃを蒞しおもしくはレンチンしお冷蔵庫に入れおある。これを適圓に切っお、ふだんの料理に䜿うわけだけど、
蒞しおおいたじゃがいもを䞀口倧に切っおレンチンしお枩め盎し、そこに少量のバタヌずしょうゆ、海苔を入れお、和える。
さ぀たいもやかがちゃも䞀口倧に切っお枩め盎しおバタヌを和える。こちらは䜕もしなくおも、さ぀たいもやかがちゃの甘さをバタヌの塩気が匕き立おお矎味しい。

鮭を油をひいたフラむパンで焌き、先ほどのゞャガむモも入れお枩め、そこに味噌ずバタヌを加える「味噌バタ」。山本ゆりさんのレシピ。
魚や肉を焌いお、最埌にバタヌずポン酢で味を぀ける「バタポン」
仕䞊げにちょっず入れるだけなのに、すごく矎味しい。

嚘に「矎味しいバタヌを䜿った料理は」ず聞いたら、「たたねぎのバタぜん」ず答えた。
たたねぎをレンチンし、バタヌずポン酢で味付けする。
確かにこれも矎味しい。

『BUTTER』を読んでいるうちに、どんどん頭から溢れ出したバタヌ料理。
明日の朝は久々のパンなので、バタヌをどう䜿うか思案䞭。
長々だらだら曞いた文章を読んでいただき、ありがずうございたした。




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