
オムライスじゃありません。「オクライス」です
「今日の晩ご飯は何にしよう、、、」
屋久島で暮らしていた頃、仕事を終えて寮へ帰る車の中で、毎日のように考えていました。
そんな時、畑で毎日のように収穫していた野菜があります。
それがオクラです。
毎日驚かされたオクラの成長
屋久島で驚いたのは、オクラの成長の早さでした。
昨日まで小さかった実が、翌日には「もう収穫しないと!」と思うほど大きくなっています。毎朝畑へ行くたびに、「また大きくなってる!」と驚いていました。本来農業担当ではなく、会社の農業部門はSさんという専門家が担っていました。ただその人が休みの日は「ケン、俺明日休みだから畑たのむよ」と臨時で任されることがありました。

夏野菜のオクラは、食物繊維やビタミンC、葉酸、カリウムなどを含む栄養豊富な野菜です。ネバネバとした食感で食べやすく、暑さで食欲が落ちやすい季節でも無理なく取り入れられます。屋久島では毎日のように収穫していたので、自然と食卓に並ぶ機会が増えていました。
納豆に混ぜたり、そうめんに添えたりするのもおいしいのですが、毎日食べていると少し違った食べ方もしたくなります。

炊飯器にお任せの「オクライス」
そこでよく作っていたのが、私が勝手に「オクライス」と呼んでいる炊き込みご飯です。
名前はオムライスに似ていますが、卵は使いません。
主役はもちろんオクラです。
作り方はとても簡単。
炊飯器に無洗米2合を入れ、水を2合の目盛りまで注ぎます。
そこへ輪切りにしたオクラ、コンソメキューブ1個、バターをひとかけ入れて炊飯するだけ。

あとは炊飯器にお任せです。
炊き上がる頃には、部屋中にコンソメとバターのいい香りが広がります。
仕上げは「追いバター」
炊き上がったら全体を軽く混ぜ、お茶碗によそいます。
そして最後に、もうひとかけバターをのせるのが私のこだわりです。
熱々のご飯の上でゆっくり溶けるバターを混ぜると、香りがさらに引き立ちます。
ブラックペッパーを少し振れば完成です。

オクラのやさしい食感とコンソメのうま味、そしてバターのコクがよく合い、シンプルなのに何度でも食べたくなる味になります。
屋久杉のお箸でいただきます。
屋久島で生まれた思い出の味
仕事で疲れて帰ってきても、材料を切って炊飯器に入れるだけ。
火加減を気にする必要もなく、洗い物も少ないので、本当に助けられた料理でした。
「今日は何を作ろうかな。」
そんな日に何度も私を助けてくれたのが、このオクライスです。
名前は少し変わっていますが、屋久島で毎日のように収穫したオクラがあったからこそ生まれた、私にとって思い出の炊き込みご飯です。
オクラがたくさん手に入った時や、忙しい日の晩ご飯に、ぜひ一度試してみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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