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Photo bygo_fusao_2530

「街の一部」になった日

    ようかん

    12月を迎え、寒さのギアがまた一つ上がった。

    そんな中での仕事になった場合、僕はある『ルーティーン』をよく実行することにしている。

    警備の白手袋をした状態で、左手の掌で右手の甲を「パチン」。続けて右手の掌で左手の甲を「パチン」。これを交互に何度か繰り返す。

    これをすると、「よし頑張るぞ」と不思議と力が漲るのだ。


    つい先日。興味深いことがあった。

    ご年配の男女お一人ずつが、僕のポストの前をニコニコ笑って「パチンパチン」やりながら通り過ぎていったのだ。

    お二方は、私の前を通り過ぎていく『常連』。どうやら僕の仕草を何度も見ているうちに、モノマネをしたくなってしまったようだ。

    「(同じ日に2人にモノマネされるなんて。今日は『パチンパチン』は抑えめにしてたんだけどな)」

    と心の中で呟きながら、思わず笑ってしまった。


    以前なら

    「そうやって、人の仕草をバカにしやがって」

    と心中で怒っていたように思う。

    でも、今回は違った。

    「僕のこの仕草も『街の風景の一部』として認識されたのかなあ」

    などと、むしろ喜ばしく感じたのだ。

    人の感情とは不思議なものだ。僕はこの仕事がよっぽど好きなのだろう。

    また一つ、この仕事が好きな理由が増えた。明日も『街の風景の一部』として「パチンパチン」させながら仕事を頑張ろうと思う。

    たまにモノマネされるのも悪くない😃

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    アラフィフ警備員。9歳・7歳の息子に助産師の妻。出戻りNOTE。 家族・自分自身・音楽・野球(特に日本ハムとドラフト会議が大好き)など。 日常の家庭生活を絶対軸に、マイペースで街の片隅でささやかに、自分の書きたいことを書きたい長さで楽しく書ければいいなと思っています😊

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