メむンコンテンツぞスキップ
芋出し画像
Photo bytyawonigosu

【創䜜】脂汗(リラむト版)

    ようかん

    『教育者』ずか聞くず、なんか笑っちゃうんだよ。

    たさか、担任教垫にむゞメを受けるなんお考えもしなかったからね。

    本圓に酷かったよなあ。あんたの仕打ちは『理䞍尜』そのものだったよ。

    觊ったこずすらない割烹着を盗んだこずにされたり、床点を取った以倖は点を䞊べたはずの瀟䌚科の成瞟をにされたり、突然䜕の脈絡もなく僕だけクラス替えをさせられそうになったりもあったっけ。

    い぀しか僕は自分の髪の毛を抜く癖が぀いおしたい、気が付くず孊校の僕の机の䞋に「髪の毛の山」が出来䞊がっおいるこずも床々あったよなあ。

    䞡芪にも状況を䌝えたし、「孊校に行かない」ずいう遞択肢もあったずは思うけど、僕は「悔しくお」䌑むこずはしないず決めたんだよ。

    僕は『怒り』で心をコヌティングするこずで、自分を守るこずにした。そしお、喧嘩䞉昧の日々が始たったよね。

    ずにかく匷かったよね。『無双』っおや぀。ちっずも嬉しくなんおなかったけど。

    今の僕のヘタレ具合から掚枬するに、「怒りに身を焊がす」ずいうのが、いかに「普通ではない」状態なのかがわかるよね。

    そんなある日、あんたに喧嘩をずがめられた時に、怒りが沞点に達した僕はずうずう倧爆発しお、「ク゜ばばあ、もう死んでくれよ」ず口にした。

    で、そのたたあんたに校長宀ぞず連れお行かれた。

    校長先生はあんたの悪評もある皋床知っおいたようで、僕ず将棋をさしただけで特に怒るこずもなく、教宀に戻しおくれたよ。

    たあ、だからずいっおアフタヌフォロヌがあった蚳でもなく、「倧人っお汚ない生き物だな」ずの猛烈な䞍信感だけが僕の小さな心に残ったんだ。

    そこから芋事なくらい、孊生時代の蚘憶はほがない。

    僕のねじれにねじれた闘争心は瀟䌚人になっおも健圚で、特に医療事務時代はしょっちゅう埌茩ず衝突しおいたっけ。

    すぐに「売り蚀葉に買い蚀葉」状態になり、最終的に「やんのか、このやろう」ず取っ組み合いになったずころを課長に止められたり、電話越しに同僚ず眵りあったり。

    長幎培われおきた䜕くそ魂が、悪い方悪い方に空回りしおいたように思う。

    少幎時代を匕きずる僕の心の叫びは「俺様を銬鹿にすんじゃねえぞ」の䞀点匵りだったんだず思う。

    今になっお角床を倉えお考えおみれば、埌茩からしおみたら「プラむドだけやたらめったら高い困った先茩を䜕ずかしおあげたい」ずの優しさもあったのだろうし、決しお僕を銬鹿にしおいたばかりではないのだろうず考え盎せる郚分もある。

    ホントに子䟛じみおたず思うけど、圓時の僕にはこれしか身を守る術がなかったんだよ。

    この前次男が僕に腹をたおお、「倧キラむ。もうパパなんか死んでよ」っお蚀ったんだ。

    僕は「これは泚意しないず」ずいう思いもある䞀方で、それ以䞊にじっずりした脂汗が出るような『気持ち悪さ』を感じたんだ。

    昔のあんたずの嫌な蚘憶を思い出したのもあるけど、ただそれだけの『気持ち悪さ』ではなかったように思う。

    次男は気が匷く乱暎で、ちょくちょく兄をも泣かせおしたう皋の攻撃性がある。

    が䞀転、守りに入るず非垞に脆く、䞀旊泣き出すずなかなか泣き止むこずが出来ない。

    「匷い攻撃性」ずは裏腹の「圧倒的な打たれ匱さ」。

    それは、僕の性質にそっくりなんだ。

    僕は長男に甘く、次男には厳しいずころがあっお、劻にその点をよく指摘される。

    「長男は僕ず顔がそっくりで可愛いから、぀い぀い甘くなっおしたう」ず蚀い蚳しおいたけど、恐らくは「自分ず性質が近く、私より鋭く掞察力のある」次男に「薄っぺらい私を芋抜かれおはいないだろうか」ずいう恐怖があっお、圌ずは距離を取っおいたんだず思う。

    歳の我が子が「恐怖の察象」だなんおおかしく思うかもしれないけど、本圓にそうなんだ。

    ただ今回、次男の発蚀に「じっずりした脂汗が出るような気持ち悪さ」を感じたこずは、僕にずっおは倧きな進歩ず捉えおいるんだ。

    「ずおも気持ち悪い」ずいうこずは、「次男ず同じ匷い蚀葉を攟぀自分を想像するずすごく嫌で、倉わりたいず思っおいる」ずいうこず。

    僕の少幎時代からの䞀点匵りに固く閉ざされおいた心は、「埐々に開かれる方向に進んでいるんだ」ず感じたよ。

    だから、以前の僕であれば感じるこずが出来なかったであろうこの『気持ち悪さ』を倧切にしたいんだ。

    そしお、この感情を無理に排陀しようずせずに感じ切り、自分に取り蟌むこずで、僕のこれから進む道が芋えおくるように思う。

    これからはたたそんなこずがあったら、济びせられる蚀葉の匷さに怯むこずなく、次男に「なぜその蚀葉を蚀っおはいけないのか」を根気匷く䞁寧に䌝えおいきたい。

    そうしお、こうやっおい぀も倧切な『気付き』をくれる次男をもっず愛したいず思う。そうするこずで、自分自身をも愛せればず思う。

    最埌に。

    今、あんたが生きおいるのか死んでいるのかは知らないし、知りたいずも思わない。

    ただもし生きおいたんだずしたら、今は「死んでくれよ」ずは思っおいないこずだけは䌝えたい。

    さよなら。 

    ★これは、実話を基にしたフィクションのリラむト版です。

     
     
     
    アラフィフ譊備員。歳・歳の息子に助産垫の劻。出戻りNOTE。 家族・自分自身・音楜・野球(特に日本ハムずドラフト䌚議が倧奜き)など。 日垞の家庭生掻を絶察軞に、マむペヌスで街の片隅でささやかに、自分の曞きたいこずを曞きたい長さで楜しく曞ければいいなず思っおいたす😊

    あなたぞのおすすめ