
重労働!思い出の整理
さらっと2分で読める
私が「撮るのをやめた」お話〜
「ストレージがいっぱいです」
毎度出てくるスマホ通知
少し課金すれば済む話
だけど私はなかなか課金しない締まり屋さん
だって中身を見返すと…
似たような車窓風景
いつのか思い出せないお料理
角度や表情が少し違うだけの子供の連写
これらを一枚ずつ
「要る」
「要らない」
「要る」⋯
選別するのは
終わりのない残業のよう
最高の1枚のために
綺麗な景色に出会う!
はい!
カメラ!
スマホを構え
ピントを合わせ
撮った後も加工で調整⋯
「最高の1枚」にすることに必死
でも本物の景色には?
ほとんど時間をかけず
自分の目で見ていないことに気づいた
捨てるのが大変 ならいっそ撮るのやめよっと
撮らない
五感が動き出す
風の冷たさ
花の香り
場のざわめき⋯
「記録」に残さず
「記憶」に深く
ただ全く撮らないわけではなく
何を食べたか
どこへ行ったか
体調のカンタン記録に
また私は書道の練習にも
客観視するためには有効だから
限られた時間を有効に使う
スマホの容量を空ける作業に追われる
のではなく
目の前のコトをただ眺めるために
有効に使いたい
あんなに必死に追いかけていた子供の成長記録も
今はもうそんなに必要ないのかもしれない
一瞬一瞬を必死に閉じ込めなくてもいい
データとして残さない思い出も
心の中には鮮やかな色で残っているのかと

……なんて言いながら
子供の式を撮るため
最新スマホを購入してしまった私です