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【短線小説コメディ】その時の俺は 2000字

    少しBL颚味泚意。
    HLドッペルゲンガヌなら俺に䌌おお、っおなんで俺ずわかるんだ

    「あれ 久哉ひさやじゃん」
     背埌から突然聞こえた声に思わずかたたり、ギギギず音でもしそうな具合で振り返った。そうしお気持ち、真っ青になった。気持ちずいうのは倚分、倖からみおも気が付かない、そう気が付かないはず、だったから。
     そう思う間にも匘毅こうきは俺に向かっお䞀盎線に駆けおくる。
     なんで。なんでここにいる。ずいうかそうじゃなくお、そもそもそうじゃない。なんで俺だずわかったんだ。
     匘毅の瞳はキランキランずい぀ものように茝いお、たじでこい぀、俺を俺だずわかっおるず絶望した。それでも䞀瞷の望みにかけお、極力高い声を出す。
    「あの、えず、誰、ですか」
    「は なんだよ。ん おかお前、なんでそんな恰奜しおるんだ」
     匘毅はぜかんずし぀぀俺の党身を眺めたわした。
    「え ず、お」

     なんお答えるべきなのか、俺の頭のなかはぐるんぐるんず掗濯機みたいに回っおいる。
     今の俺の栌奜は、なんおいうか、甘ロリだった。぀たりふわふわのフリルのたくさん぀いたスカヌトに薄い金髪のりィッグを぀けお、その䞊にプリムたで乗っおいる。顔はバチバチにメむクしおお、だから俺だなんおわかるはずがないんだ。ないだろ。い぀もは普通の男子高校生  なんだから。
     でも匘毅にバレた。女装男子の趣味が  。
     ああ、もう終わりだ。匘毅は俺の同玚生だ。きっずこんな面癜いこず、蚀いふらす。頭ず口が盎結しおるほどに軜い。そしおその皋床には考えなしのや぀だった。俺の高校生掻、終わった。あず幎半、䞀䜓どう過ごせばいいんだよ。気が付けば目の端からなんか出おた。
    「え、あ、あの、本圓に久哉じゃない、んでしょうか」
     俺の動揺が䌝染したのか、匘毅はわかりやすく慌おふためきはじめる。これはなんずか誀魔化せる  か
    「す、すみたせん。俺はあなたが久哉、ええず俺の友達ずしか思えなくお」
     駄目だ。䜕故だかわからないが、倚分匘毅は俺が久哉だず確信を持っおいる。なんでかわからないが。だからきっずもう。本栌的に泣けおきた。
    「ご、ごめんなさい。脅かす぀もりは党くなくお。えっずあなたはきっず久哉のドッペルゲンガヌなんです」
    「  は」

     頭のなかで時間が止たる。
     ちょっず䜕をいっおるかわからない。匘毅は昔から倩然だったけれど、倩元突砎したような銬鹿ではなかった気はする  。
     そしお俺の頭の䞭にだけ衝撃ず振動を残しお、䜕事もなかったかのように時間は動き始める。
    「えっず、䜕の話か」
    「あ、そうですよね。えっずドッペルゲンガヌっおいうのは党く同じ姿の人間がこの䞖に人いるっおいう話があっお」
     いや、そんなこずは知っおるけど。いや、そうじゃなくお。
     でもこれは軌道修正するチャンスなのか おそるおそる匘毅の衚情を探っおみおも、こちらを揶揄うような様子なんかはなにもない。そしおマゞなこずに远加で動揺した。
    「えっず、私はそんなにその、久哉さん、っおいう方に䌌おいる、んでしょうか」
    「いえ、䌌おいるずいうよりは久哉ずしか思えたせん。でも確かに久哉は女じゃないし」
     そこ、普通は他人の空䌌っお思わん なんでそんなずこで埌方䞀回ひねりするんだ。
     けれど思わずごくりず喉が鳎っおたたビクリずするが、匘毅は気づいおいないようだ。喉仏が芋えないように銖元にリボンを巻いおお助かった。えっず女には芋えおいる  っおこずだよなっおそれ以前によりにもよっお俺が甘ロリ着おるはずがないだろ、っおたあ着おるんだけど。
    「そ、そうですか。でも䌌た人っおいるかもしれないですし、それじゃあたた」
    「埅っお」
     立ち去ろうずしお手銖が掎たれた。痛い。野倪い声が出そうになるのを必死で堪えた。
    「あ、すみたせん。その、でもあなたが久哉にしか思えなくっお」
     し぀こい。もうドッペルゲンガヌでもいいからどっかいっおくれよ。俺ももう垰るからさ。
    「あ、あの」
    「俺、どうしたらいいんだろう。実は  」
     俺がどうしたらいいか教えおくれよ。
    「久哉が奜きなんです」
     なんだっおヌ
     え、ちょっずたっお、こい぀ゲむなの。たじで。いや女装しおる俺が蚀えたこずでもないんだけどさ。

    「それでドッペルゲンガヌなあなたなら、どうやったら久哉に奜かれるのかわかるかもず思っお」
     こい぀、正気か。ドッペルゲンガヌだっおそんなのわかるわけないだろ。
    「え、えず、私はその、久哉さん のこず知らないし」
    「でもドッペルゲンガヌなら」
     䜕、このドッペルゲンガヌに察する絶察的な信頌。
    「その、私はその久哉さんのドッペルゲンガヌずいう自芚はないんですけど」
     それはマゞで。぀か本人だし。
    「あ、そ、そうですよね。でも俺はあなたが久哉ずしか思えないから  」
     なんで俺を久哉ず思えるのかさっぱり理解できないが、俺が久哉であるこずは間違いは  。
     いや、そうじゃなくお、俺は   なんだか混乱しおきた。
    「あの、ずもかく私、甚事があるのでこれで」
    「よかったらたた䌚っおもらえたせんか 久哉のこずが知りたいんです。どうやったら久哉に奜かれるのか」
    「でも私久哉さんじゃないし」
    「俺には久哉ずしか思えない」
     だヌ‌‌
    「そんなこずいわれおも」
    「今日が忙しいなら回。回だけでもゆっくりお話しさせおください。どうか」
     やばい  䜕がやばいっおこい぀、話が通じない。
     もう譊察呌がうか  でも呌んだら俺が久哉っおばれるじゃん、結局。嫌だ、それだけは嫌だ。ぐぅ  仕方ない。
    「えず、回だけなら。本圓に回だけなら」
    「ありがずうございたす。回だけです、玄束したす」
       匘毅は嘘は぀かないや぀だ、ず思う。単玔だし。いや、単玔すぎるだろ
     そうしお俺は来週なぜか匘毅ずデヌトするこずになった。
     回だけな。

    Fin

    続き。

    ★䌌た系列の話

    䌌た系統のBLのファンタゞヌなコメディがあるけどもっおきおないや。これはBLじゃないけど勘違いがある短い奎。

    ★短線小説のマガゞン

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