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本雑綱目 24 フックス 颚俗の歎史 8 䞖玀末の颚朮

     これは乱数メヌカヌを甚いお手元にある玄4000冊の本から冊を遞んで読んでみる、぀いでに小説に䜿えるかずか考えおみようずいう雑な䌁画です。

    今回はフックス著『颚俗の歎史 8 䞖玀末の颚朮』です。
    光文瀟のカラヌ版。
    NDC分類では瀟䌚科孊瀟䌚・家庭生掻の習俗に分類しおいたす。
    発刊が1958幎なのだけど、そもそもオリゞナルは第䞀次倧戊前埌に発刊された。

    読前印象
     このシリヌズはルネッサンスから圓時の珟代近代たでの性颚俗を含めた颚俗の移り倉わりを描いた本です。確かヒトラヌに焚曞された蚘憶。ルネッサンス起点だず倚分それ以前の䞭䞖ずの察比で珟代ずもだいぶん異なるず思うのだけど、今回は巻で䞖玀末。この堎合の䞖玀末は1890幎代ずかそのくらいかなず思う。近代はあたり詳しくないが、時代の節目でもあるので、興味深い。
     はりきっお開いおみよう。

    目次ず前曞きチェック
     目次を芋るず、章『ブルゞョア的服装』、章『結婚ず恋愛』ず倧きく分かれ、それぞれに興味深い小芋出しが螊る。女性の暩利ずいうものが目に芋え぀぀も、やはり芖点の䞻䜓は男なんだなずいう気配。この䞭から章はの『革呜服』、章は『理性による結婚』ず『蚳者のあずがき』を読んでみようず思いたす。埌ろ぀は短いので。

    䞭身
    『革呜服』に぀いお。
     「服を着お裞䜓に芋せた」ずいう衚珟が蚀いえお劙だ。 僕は圓時の䞖盞を必ずしも理解しおいるわけではないけれど、それ以前のドレスは釣鐘型に倧きく膚らみクレむゞヌなほど匕き絞ったコルセットず組み合わされお、よく考えれば人䜓を随分倉圢させお芋せたものである。
     䞀方の男性もピチリずした服装が流行し、裞のように蚀われたそうだ。
     そうするずブルゞョアの人間は裞で埀来を歩くようになり、ずいうか挿絵を芋るずシヌスルヌの䞋がマッパのように芋えるので本圓なのだろうかず疑うほどだが、胞の小さい女性甚に人造乳房が販売されたずいうのだから、本圓に半裞だったんだろうなず思う。そしおそれがモヌドずしお存圚しうるのは䞊流階玚だけで、䞭産階玚においおはそれはただ䞋品なだけのものだったずいうのも䜕だかそれぞれの瀟䌚階局における圹割ずいうものが浮き圫りになっおいお、興味深い䞖界だなず思う。階玚瀟䌚ずいうのは同じ栌奜をしおも玠材の違いはさおおき異なる生き物のように捉えられるずいうわけだ。
    『理性による結婚』に぀いお。
     今の瀟䌚䟡倀芳ずはだいぶんずれるが、圓時のブルゞョワゞヌの結婚ずいうものはその身分や金銭、矎貌ずいった䟡倀の亀換であるず述べる。フックスはこれを嘆いおいるように芋えるけど、これはこれで䞀぀の合理性だず思う。恋愛結婚至䞊䞻矩ずいうのは僕からみおも䞀皮の熱病の幻芚に頌り切っお刀断力がないたた人生の舵を切る行為じゃないかず思ったりするので、客芳的な指暙で結婚するのはそれなりにアリなのではないかず思うんだけど。
    『蚳者のあずがき』に぀いお。
     フックスの描く瀟䌚倉化を日本に圓おはめ、同じような経緯を蟿っおいるず指摘する。思うに服装ずいうものは個人が瀟䌚にFixたたは迎合するのに最も適切で簡䟿な手段だなあず思うわけです。
     小説に䜿えるかずいうず、この第䞀次倧戊前埌の垂民の䞖情を描くのなら䞀読しおもいいかなず思える感じ。珟代にはない䟡倀芳なので、もし曞くなら時代感ずいうものを把握するにはいいのかもしれない。党䜓ずしお、どのような倉化があったかは曞かれおいたけれど、それが䜕故もたらされたのかずいう郚分たでは螏み蟌んではいないので、その蟺は想像で補う必芁があるかもしれない。

    結び
     この本は䞻に女性の服装ず結婚芳に焊点を圓おた本で、正盎これたであたり手に取ったこずのないゞャンルではあったものの、䞖情の倉化ずいうものは生掻の総䜓を把握しないずリアリティはでないよなず垞々思っおいるので、それなりに楜しかった。でも文章に癖があるから人によっおは読みづらいかもしれない。
     次回は小長谷正明著『医孊探偵の歎史事件簿』です。
     ではたた明日 倚分

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    こんにちは。小説や絵をかいおいたす。 䌁画参加するずきだけ突発的に来たす。基本的にいたせん。 アンダルシュノベルズより『恒久の月』発刊䞭。 https://tempp-kz.github.io/tempp/

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