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真っ白な雪が積もった日、私は子どもにかえる | バンクーバー編

    夏に向かう今、過去の私は冬に向かっています。

    4月に渡航して、初めてのカナダの冬。

    私が心を奪われたのは、真っ白な雪ではなく、真っ白な雪の中で無邪気に遊ぶ大人達だった。

    大人と子どもの中間のような留学生達。

    私も、その1人だった。



    雪だ!!!!!

    2007年12月02日(過去ブログより)

    真っ白な雪が降った。

    先週月曜日に降った雪は雨と混ざった黒い雪だったのだけど、
    今日の雪は真っ白だった。

    気温の低い今日の雪は、真っ白でさらさら。

    北海道生まれ、仙台育ちの私が雪に感動するなんてナンセンス。

    でも、カナダの雪はなんて綺麗なんだろう。
    カナダの家や木々はなんて真っ白い雪に似合っているんだろう。


    今日は、韓国人の友人の家のパーティーに行ってきた。
    いつもと違うメンバーのパーティー。
    彼のホストファミリー主催のコリアンフードパーティー。

    カナダにいながら、ホストファミリーや先生以外のネイティブスピーカーと話す機会はなかなかない。
    こんな風に他のホストファミリーと話す機会も普段はなかなかない。

    英語の会話を楽しんだ後はテンションが上がる。
    そしてこの雪。

    インドネシアから来た友人にとっては初めての雪。
    もちろん彼が一番興奮していたのは言うまでもない。

    先週月曜日に雪が降った時もたまたま一緒にいたのだけど、あのとき、本当の白い雪を見せてあげたいと思った。
    インドネシアに帰る前に。
    この時期にこんな白い雪が降るのは珍しいことらしい。
    たいていは、12月下旬か1月なのだそうな。

    多くの生徒が南の国から来ている。
    そのうち、12月中旬の授業を終えた後すぐに帰国する生徒も少なくない。
    彼らにとって寒い冬は辛いとは思うけれど、帰国する前にこんなに綺麗な真っ白い雪が見られて、やっぱりよかったと思う。

    生まれて初めて雪に触れる気分ってどんな感じなんだろう。
    子どもの頃から雪の中で育った私には想像もできない。


    何はともあれ、子どもにかえって雪合戦をしてしまった。
    キャーキャー叫びながら走りまわる私たちは、子ども以外の何物でもない。

    静まり返った真夜中のバンクーバー。
    私たちの声だけが響いていた。


    カナダには勉強をしに来た。
    遊びたくないから、渡航先をオーストラリアからカナダに変えた。

    厳しいと言われる有名な学校で、私なりに最大限努力している。



    でも、これはやっぱり人生のヴァケーション。
    長い長い中休み。

    こんな風に「楽しい」と思える時間を愛おしく思う。


    ◾️今の私が思うこと

    うんうん、そうだよね〜。

    ヴァケーションだよ、ヴァケーション。

    子どもの頃から、大人のように育った私にとって、カナダでの時間は、子どもに戻る時間だったのかもしれない。

    さぁ、47歳の私、

    次のヴァケーションは、いつだろう。

    剣道、ヨガ、ウクレレ、、、

    好きなことを楽しんでいる今、

    もしかしたら、これは、2度目のヴァケーションなのかもしれない。

    いや、ヴァケーションにしては、忙しいな🤣

    子育ても仕事も終えた定年後、

    どんな子どもにかえるのか、

    今から楽しみだ。

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    #創作大賞2026
    #エッセイ部門


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    27〜29歳、人生を動かした頃の記録。
    カナダ留学だけでなく、その前後の心の揺れや、当時の自分との対話を綴っています。

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    9年目の現役保育士。40代。ガムシャラでのんびりや。 時々、中学生男子の母(いや、毎日)。 保育、英語、ヨガ、ウクレレ、剣道、書写、色鉛筆…。 人生の途中で出会ったものを短編エッセイにしています。 ウェルカムマンデーな人生を模索中。 誰かの月曜日が少し軽くなったら嬉しいです。

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