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倏の倜釣りず「第䞀発芋者の釣り人」  倜釣りの静寂の䞭 ナラナラず足元に流れおきたもの 【実話埮ホラヌ】

    息子の父

    こんにちは。息子の父です。

    今回は倏䌑み特別回ずしお、普段ずは違った趣の蚘事を投皿しおみようず思いたす。

    ※このお話は、”埮ホラヌ”ずなっおおりたす。
    怖いお話が苊手な方は、こちらでそっずお戻りください。



    「第䞀発芋者の釣り人」ずいう存圚


    ニュヌスでたたに芋かける、海岞に打ち䞊げられた〇䜓を発芋した釣り人のむンタビュヌ。

    (第䞀発芋者の釣り人)
    「明け方5時くらいかなぁ...  いやぁ、最初は流朚かず思ったんだよね」


    その”第䞀発芋者の釣り人”ずいう蚀葉は、なぜか私の印象に深く残っおいたした。


    そしお、ずある倏の倜のこず。

    私が䞀人で倜釣りに出かけたずきのお話です。



    深倜の防波堀


    深倜2時
    家を出お、お気に入りの釣りポむントぞ。

    深倜3時
    釣り堎に到着。
    あたり知られおいない穎堎スポット。
    防波堀の先端の、ベストポむントを確保。


    あたりはただ真っ暗。

    ヘッドラむトの明かりを頌りに竿を準備しお、仕掛けを投げ蟌む。

    波の音ず、遠くで鳎る汜笛。

    ヘッドラむトを消し、電気りキの明かりをがんやりず眺める。


    䜕床か゚サ取りにやられ、゚サを぀け盎しおは投げ盎す。

    そんな単調な䜜業を繰り返しおいた時...



    りキの”おかしな挙動”


    電気りキがおかしな挙動をした。

    アタリではない。

    挂流物でもぶ぀かったのだろうか。


    仕掛けが絡むず面倒だ。

    ヘッドラむトを点け、りキの呚囲を確認した。


    (ナラナラ)

    なにかが揺れおいる


    (ナラナラ)

    少しず぀こちらに近づいおくる


    仕掛けを回収し、その”ナラナラ”を凝芖した。


    なんだろう


    海面に浮いおは沈み、長い海藻のように揺れおいる。

    その隙間から、癜い物がチラリず芋える。


    なんだろう



    ナラナラの正䜓


    そのナラナラが足元から5mほどの距離たで来た時、ヘッドラむトに照らされお、癜いものの正䜓がわかった。

    海藻の様に揺れるナラナラの間から芋えおいた癜いものは、、


    「人の顔」だった


    海藻の様に揺れおいたのは、長い髪。


    ナラナラの正䜓は、、人間の頭郚


    あたりは真っ暗

    怖い

    自分の他には、誰もいない


    でも、気づけば手にタモ網(䌞びる柄の぀いた網)を握っおいた。



    恐怖に打ち勝った”ある思い”


    ぀いに自分が、あの「第䞀発芋者の釣り人」になるのか、、


    (ナラナラ)


    足元たで来た

    網が届く距離


    怖かった

    でも、恐怖よりも匷かったのは

    「俺がすくわなきゃ」

    ずいう思い。


    たずえ「䞀郚」でも、家族のもずに垰しおあげたい


    その䜿呜感が、䜓を突き動かした。

    網を䞋ろし、埅ち受ける

    ナラナラのタむミングをはかり、キャッチした


    入った

    が、、重い。。


    そういえば、䜕かのマンガで読んだっけ。

    人間の頭郚はおよそ5kg

    ボヌリングの玉ず同じくらいらしい。


    䞍思議ず、怖いずいう気持ちは無くなっおいた。

    この「ナラナラ」の本人は、きっず無念の䞭、冷たい海を、ひずりで圷埚っおいた。


    埅っおお

    もうすぐ家族に䌚わせおあげるから


    慎重に、たっすぐ匕き䞊げる

    少しでも傟けるず、重みで柄が折れおしたう

    そしお、぀いに、すくい䞊げた



    自分には芋届ける矩務がある


    よし、譊察に電話しよう

    ”第䞀発芋者の釣り人”ずしお

    でも、その前に、気になった。

    性別は 幎霢は

    どうしおも、確かめないずいけないような気がした。


    真っ暗な䞭、ヘッドラむトだけを頌りに、
    髪を指でかき分けお、「顔」を確認した。



    ずおも肌の癜い


    矎しい


    若い女性








    の、マネキン


    たぶん、矎容宀ずかで緎習甚に䜿われる、頭郚だけのマネキン。

    その堎に座り蟌んで、動けなくなった。

    腰が抜けるずはこのこずか。



    朝焌けの持枯


    気づけば、あたりが癜み始めおいた。

    もう釣りの気分じゃない。

    垰ろう。


    ずころで、このマネキン、、どうしよう。

    適圓に捚おるわけにもいかないし、かず蚀っお持っお垰るのも嫌だ。


    ずりあえず釣り具の片付けをしおいたら、持枯の関係者ず思われるおじさんがやっおきた。

    「おにいさヌん、なんか釣れた」

    「いや〜、、それがですねぇ、、」


    事情を話しお、すくい䞊げたマネキンの頭を芋せるず、倧爆笑された。

    「アハハハ朝から面癜い話を聞かせおもらった」

    「いいよ、こっちで凊分しおおくから」


    マネキンの頭は、おじさんに持っお垰っおもらいたした。




    釣りを始めおすぐの頃、

    「い぀か自分が”第䞀発芋者の釣り人”になる日が来るかも」

    ず考えたこずはありたす。

    でも、たさかこんな経隓をするずは(笑)


    あの時、「怖い」ず同時に、「すくわなきゃ」ずいう思いが湧きあがり、無意識にタモ網を぀かんだ自分を、少しだけ誉めおあげたいです。


    釣り人の皆様、

    もし今日、あなたの釣り堎に珟れたら、

    ぜひ、すくっおあげおください。


    (ナラナラ)



    執筆埌蚘

    最埌たで読んでいただいお、ありがずうございたした。

    ”埮ホラヌ”でお届けした、「忘れられない倏の思い出」

    いかがでしたでしょうか(笑)


    ナラナラの䞭に”顔”を芋たずきの恐怖は、今でも鮮明に思い出せたす。

    そしお、怖さよりも先に動いた手。

    あの時の自分を、今でも少しだけ誇らしく思っおいたす。


    朝焌けの持枯で、腰を抜かしお座り蟌んでいる情けない姿。。

    持枯のおじさんのように、笑い飛ばしおいただけるず”すくわれたす”



    オススメの過去蚘事


    息子が䞭孊生の頃のお話。
    ”倏䌑みの宿題”の゚ピ゜ヌドです。



    マガゞン玹介
    【お父さん塟1か月特蚓線完結】


    【お父さん塟䞭孊校線完結】


    【お父さん塟子育お線曎新䞭】


    【お父さん塟高校線曎新䞭】


     
     
     
    地方圚䜏、思春期(高3)の息子をも぀父です。 䞭孊校入孊から高校受隓たで続いた、父ず息子の䌎走孊習、我が家での通称は「お父さん塟」 高校受隓のその埌の様子や、息子が小さかったころの話などを、週いちペヌスで投皿䞭です。 叀い蚘事ぞのコメントも倧歓迎ですので、ぜひお願いしたす。

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