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Photo byinagakijunya

夕暮れに浮かぶ

    痛みという名の
    ヒビ割れから
    入る光が
    私という
    立体構造を
    白い闇に
    浮かび上がらせる

    何度も同じ
    過ちを犯すのは
    あそこの
    回線ニューロンが
    切れて
    それより向こうに
    行き渡らないから
    迂回路は
    時間軸に
    設定されていて
    どうしても
    タイミングが
    悪くなる
    下り坂を
    下から突き上げる
    衝撃は
    誰のためのものか

    粒色が集まり
    色が大きくまとまり
    頑なに守る
    壁を壊さないと

    働き者が
    そうやって
    見えないところで
    気付かない
    次元で
    揺れながら
    屈折光を
    奥の方まで
    突き刺さないと

    スイッチは
    なかなかオンには
    ならないだろう?

    その理屈で
    振り切れそうな
    シーソーゲームの
    バランスを
    マクロ
    ミクロ問わず
    今という時代に
    必死で
    取ろうともがく
    吐息が聴こえないか?

    台風かもしれない
    豪雨かもしれない
    戦争かもしれない
    無差別テロかもしれない
    猛暑かもしれない

    大きく見れば
    忘れて揺れて
    同じ過ちを犯す
    お前かもしれない──

    こだまする
    ステージに
    命のないものは
    何ひとつなくてさ

    何かが見えそうで
    暮れていくから
    明日がまた
    やって来るんじゃないか──

     
     
     
    詩と音楽記事を主に書いています。小説、エッセイ、短歌、俳句、小論文、イラスト、など書いてます。ペンネームは、もう亡くなってしまいましたが、猫を飼い出してから、人生が好転していったことに由来しています。今現在note休止中で、夢が叶えば再開するつもりです。

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