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新しい“居堎所”ずの出䌚い

    池 蟰圊

    column vol.837

    䞖の䞭、“倚様性”を重芖する流れが生たれおいる䞭で、集たる堎コミュニティも倚圩になっおいるず感じたす。

    䟋えば、「無職酒堎」ずいうコミュニティはご存知ですか

    〈朝日新聞デゞタル  2022幎11月3日〉 ※途䞭たで無料閲芧可胜

    「無職者」が次に向かうための飲み䌚

    この無職酒堎ずは、京郜垂でたちづくりの䌚瀟を営む東信史さんが䞻催を務める取り組みなのですが、これが䜕ず「無職」の方は飲食無料の飲み䌚むベントなのです。

    ぀たり、お金を支払うのは「有職者」のみ。

    無職の方々が気兌ねなく集たり、語り合える堎ずしお、関西を䞭心に6月から䞍定期開催されおいるのです。

    垞連の方の1人は「無職だず人前で蚀いにくかったけれど、ここでなら蚀えるんです」ず語りたす。

    そしお、この䌚で自分の想いを聞いおくれるありがたみを感じおなのか、今ではカりンセリングに関心を持ち、勉匷をしおいるそうです。

    無職になっお䌚瀟員時代には出䌚えなかった人に出䌚えたずいう方もいお、無職酒堎を通しお貎重な経隓を味わい、前向きになる方も倚いようです。

    思い思いにテヌブルを囲み、無職同士、あるいは有職も亀じっお語り合う。無職になった経緯や心境、どんな日垞を送っおいるか。
    気たたに語り、なごやかな時間が流れる。

    そんな空気感ずのこず。

    6月に京郜垂で初めお無職酒堎を開催し、予想以䞊に盛り䞊がったこずで、7月に再び京郜で開催。

    さらに、8月は広島、神戞で開き、毎回、数十人が集たったそうです。

    誰もが時に䞀旊リセットしたくなる気持ちはあるかず思いたす。

    そうした受け皿ずしおそっず寄り添う無職酒堎に、今埌も泚目したいですね。

    「䞍登校」の子どもぞの新しい光

    仕事の次は「孊校」です。

    䞍登校の小䞭孊生が昚幎床、9幎連続で増え、党囜で24䞇人を超えたそうです。

    〈読売新聞オンラむン  2022幎11月13日〉

    もちろん、コロナの圱響も指摘されおいたすが、なかなか厳しい状況ではあるでしょう 

    そんな䞭、その状況に救いの手を差し䌞ばしおいる方もいらっしゃいたす。

    東京倧先端科孊技術研究センタヌ先端研の䞭邑賢韍さんは

    誰もがクラスを離れお参加でき、圚籍校にも認められおいるもう䞀぀の「きみの孊校」。そんな堎が党囜各地にできれば。

    ず倢芋おいたす。

    䞭邑さんはもずもず2014幎から7幎間、東倧ず日本財団が共同で行った「異才発掘プロゞェクト ROCKET」を運営しおいたした。

    特定の分野に突出した胜力を持぀が、苊手なこずも抱えお孊校教育になじめない。

    そんなナニヌクな小䞭孊生を毎幎1030人皋床遞抜し、海倖研修も含めお孊びの堎を提䟛しおきたのです。

    日本財団の支揎が終了したのを機に、単発の掻動を月数回行うプロゞェクト「LEARN」が昚幎スタヌト。

    突き抜けた才胜がなくおも、孊校になじめず困難さを抱える子どもを、より幅広く支揎しおいきたいず考えおいるそうです。

    芪から離れお真冬に北海道の牧堎で働く「家出䜓隓」に挑戊したり。

    行き先が分からない旅に出お高知で持船に乗り、料理研究家の土井善晎さんず魚をさばいたり。

    教科曞も時間割もなく、1぀のルヌルや䟡倀芳で生埒を瞛らない。

    䞭邑さんは、ただただ昔なら地域や家庭で教えおいたような「生きる力」を身に぀けおもらいたいず思っおいるそうです。

    だから、遠足の朝の集合時間に遅れる子どもは眮いおいき、電話があったら、宿から自力で远い぀く手段を探すように蚀う。

    「遅れるようにするな」ず匷制するのではなく、「遅れないようにしたい」ずいう䞻䜓的な心を育んでいくずいうわけですね。

    「Shopping」から「Gathering」

    最埌は私の専門分野の「小売業」に぀いおのヒント事䟋ずご玹介しお締め括りたいず思いたす。

    新期倧孊の孊生さんが運営しおいる「houkiboshi」ずいう駄菓子屋があるのですが、ここは「誰もが集たれる店」を目指しおいたす。

    〈Think  2022幎11月13日〉

    そもそも駄菓子屋にしたのは、幎配の方には懐かしくお、若い人にずっおは新鮮なので幅広い局の人たちが利甚できるず思ったからだそうです。

    運営する孊生は「店䞻は決めずに、みんなでできる範囲でやっおいこう」っおスタンスのようで、たさに今泚目の「ネットワヌク経営」を䜓珟しおいたす。

    経営メンバヌの九鬌拓也さんは、このお店で広がる人の茪に぀いお、このように話しおいたす。

    駄菓子屋を始めお、倧孊にいるだけじゃ関われない人ずも接点を持぀こずができたした。スタヌトしたばかりの頃は、お客さんの倧半が倧孊生だったんですけど、だんだん小孊生が来るようになっお。しかも1人来おくれたら、次は友達も、たたその友達も、っおお客さんがどんどん増えおいきたした。そしたら今床は、お子さんず䞀緒に来るおじいちゃん、おばあちゃん、ご䞡芪っお、お客さんの局が倉わっおいったんですよね。地域のいろいろな人ず繋がれおいる感じがしお、すごく良いなぁっお。

    このこずっお、これからの小売業が目指すものなのではないかず感じたす。

    なぜなら今、小売の䞖界では「『Shopping』から『Gathering』ぞ」ず蚀われおいるからです。

    ショッピングするだけなら、ECや、今埌は゜ヌシャルコマヌスやメタバヌスなど、オンラむンの䞖界が匷くなっおいくでしょう。

    やはり、実店舗はリアルだからこそ魅力を突き詰めなければなりたせん。

    人がわざわざ足を運びたくなる堎所ずは䜕か

    その1぀のヒントが「集たりたくなる」ずいう感情の圢成なのではないかず思っおいたす。

    集たった぀いでに、䜕か新しいモノずの出䌚いがあっお、それが欲しくなっお賌入が生たれる。

    目的消費もオンラむンが匷くなっおいく䞭、駄菓子屋のようなワクワクするような遊び心のある堎ず商品を提䟛するこずができるのか

    小売業はきっず「倧人の駄菓子屋」ず考えるず、答えに近づいおいくのかもしれたせんね。

    この蚘事が参加しおいる募集

     
     
     
    株匏䌚瀟ゞャパンラむフデザむンシステムズ副瀟長マヌケティング・コンサルタント小売業協䌚・生掻者委員䌚コヌディネヌタヌ第62回宣䌝䌚議賞・協賛䌁業賞受賞䌁業のビゞョン策定、䞭期経営蚈画、顧客調査、販促立案、広告戊略などを行う。http://www.jlds.co.jp/

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