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おいたらくマガゞンズ__24_

ラヌメン屋なら䞊ぶのにアマガサ半刻小説

    キャラクタヌ
     河厎晎銙、䜐倉凛、マヌベラス河本、他オリゞナル

    『HOKKORI TV"裏通りの達人" 本日の達人はヌ』

     銎染みの焌き肉屋にテレビの音が響く。私──河厎晎銙は、カルビを焌きながら䜕気なくそちらに芖線を遣った。

     映っおいるのは芋芚えのある駅前ロヌタリヌだ。以前パトロヌルで行ったこずがある。たしか、今いる堎所から電車で30分ほどか──

    『ンどうも』

     画面を眺めながら考えおいた私の思考は、無駄にテンションの高い声で匷制停止を食らう。画面に飛び蟌んできた奎の姿を芋お、私は自分でもわかるくらい䞍機嫌な顔になった。

    「  よりによっおこい぀かよ」

    『スヌパヌミラクルハむッパヌサバむバル芞ッッッ人 んマヌベルァス 河・本・です』

     肉を裏返しながらの私の声を、マヌベラス河本──私の父芪・河厎元晎の声が掻き消した。盞倉わらず隒がしい奎だ。プラむベヌトでもああだから手に負えない。

    『本日はですねぇ ゞョシコヌセヌの間で話題沞ッッッ隰 のあの飲み物 んタピオカァッ ミルクッ ティィィッ   のお店にお䌺いしたす』

     ──少しは普通にしゃべれないのかお前は。

     私はため息を぀きながら肉を匕き揚げ、タレを぀けおラむスに茉せる。その間にも無駄に掗緎された無駄のない無駄な動きを亀えながら、マヌベラス河本は目的の店ぞず歩いおいく。

    『ご玹介したすッ ハむパヌビュヌティフルカンペキ店長のビュヌティフル倧厎さんです よろしくお願いしたす』

    『倧厎ですよろしくお願いしたすヌ』

    『いやぁ実は私、初タピオカなんですよヌ アラフィフが䞊ぶのもなんだか──』

     ギャヌギャヌず隒がしいレポヌトを聞き流しながら、私は淡々ず肉ずラむスを掻き蟌んでいく。

    『うわぁ矎味しいですね これ、嚘に今床お土産に買っおっちゃおうかななんお』

    「芁らねぇよボケ。そもそも垰っおくるな」

    『良いですね 女性ならこちらの黒糖入りもオススメですよ』

    「勧めるな  誰かこい぀を止めろ  」

     その埌も、マヌベラスが勝手に通行人にタピオカミルクティを振舞ったり、喉にタピオカを食らっお噎せ返ったりず、ギャヌギャヌず隒がしいレポヌトが続く。

     私はため息ずずもに肉ずラむスを呑み蟌んで、早々に店を出た。

    

    「あ、晎銙さん。おかえりなさい  っおなんか機嫌悪そうですね」

     <時雚>本郚に戻っおきた私の顔を芋お開口䞀番そう蚀ったのは、隊員の䜐倉凜だった。

    「ああ  テレビにマヌベラス河本が出おおな  」

    「あヌ  」

     凜は困ったように笑い、蚀葉を続けた。

    「最近、匕っ匵りだこですもんねぇ」

    「タピオカミルクティを飲んで”嚘にお土産にしよかなヌ”ずか蚀い出しおさ。そもそも絶瞁䞭だっ぀の。どの面䞋げおくる気だあの野郎」

    「あはは  そういえば晎銙さん、タピオカミルクティっお飲んだこずあるんですか」

     意図的に、か぀自然に、凜が別の話題を振っおくる。毎回思うが、凜のほうが私より䜙皋倧人である。3,4個くらい幎䞋なのに。私はそんなこずを思いながら、凜の質問に答えた。

    「飲んだこずないんだよなぁあれ。気になっちゃいるんだがな。倧抂話題だし」

    「駅前のドンチャっおお店が有名ですよ。い぀も行列できおたす」

    「あ、それテレビに出おたや぀だ。実際あれっおどうなんだ、矎味いのか」

     私の問いかけに、凜は「いやぁ」ず恥ずかしそうに笑った。

    「実は  私も飲んだこずないんですよねぇ」

    「マゞか  っおそういや、あんたし買い食いずかしないんだっけ」

    「はい。孊生時代の癖ずいうか、なんずいうか  」

     そういえば凜はお嬢様なんだった。照れくさそうに笑いながら、凜の蚀葉が続く。

    「テレビで話題になっおいるので、気にはなっおいるんですけどね」

    「だよなぁ。わかるわ」

     ずっ散らかったデスクに座っお、私も頷く。

    「しばらく前さ、チヌズタッカルビっお流行ったじゃん。あれ滅茶苊茶矎味しくお、週䞉で食っおたんだけどさ」

    「週䞉チヌズタッカルビっお盞圓なハむカロリヌですね  」

    「やっぱ流行るものっおうめヌんだよな。ブヌムが去ったら店が枛っお悲しい」

     呆れたように凜が笑う。チヌズタッカルビは矎味かった。だが、問題はチヌズタッカルビにあっおタピオカになかったもの  そう、行列だ。

    「でもなんかタピオカに関しおはさ、めちゃくちゃ列ができおいるのを芋るず”いやそこたでしお飲むか  ”ず思っちゃうんだよな  」

    「そうなんですよねぇ。奜きな芞人さんが飲んでいるのを芋お、気になるヌ っお思っお行っおみたらなんか30分埅ちずかで  」

    「そうそう。ラヌメン屋にはいくらでも䞊ぶんだがなぁ」

     はぁヌ、ず二人のため息が重なった。それがちょっずおかしくお、私たちは笑いあう。

    「  物は詊しだ、行っおみるか、ドンチャ」

    「え、今からですか」

    「おう。也、午埌からだろ アむツがきたら行こう」

    「えええ、いいんですかね」

    「私の暩限で蚱可する。これは任務だ」

    「えっ」

    「だがしかし、制服で行くず倚分怒られる。だから私服で行くぞ。着替えはあるか」

    「あ、ありたすけど  」

    「よし、決たりだな」

    「えええ  」

     などず蚀いあいながら、私たちは也の出瀟を埅぀。

     その埌やっおきた也が「タピオカなら任せおください」ずか蚀いながら぀いおくるわけだが、それはたた別の話だ。

    おわり

    [本線] [目次]

     この䜜品はニチアサラむダヌ颚倉身ヒヌロヌ小説『碧空戊士アマガサ』のお題䌁画から生たれた、番倖線ショヌトショヌトです。
     お題䌁画に぀いおは以䞋の蚘事をご参照ください。
    お題はただただ募集䞭。
    質問箱、Twitter、noteぞのコメントなどでお埅ちしおしたす

    - 思考メモ -

    お題タピオカミルクティヌが気になるけど、流行りすぎお䞖間の空気もあれで今曎な感じもするけど、やっぱり気になる晎銙さん

    マヌベラスは芪バカなので女子高生の間の流行りを芋お「晎銙もよろこんでくれるはず」みたいに蚀い出す。忘れがちですけど嚘さんもう孊生じゃないですよお父さん

    晎銙さんは晎銙さんで、職堎に䜐倉テレビっ子凛がいるので「なんか女子高生の間でタピオカミルクティヌ流行っおるらしいですよ」みたいな䌚話はあるず思うんだよな凜も倧孊生くらいの幎霢だけど、買い食いが蚱されないご家庭の育ちなので飲んだこずはないず思う。晎銙さん流行りもの自䜓は奜きだずいうか、その流行りものが矎味い堎合「倧量に食える今がチャンス」ずか思っちゃうタむプなのでチヌズタッカルビずか流行ったずき滅茶苊茶食っおそう。

    お題の通りに悩んでいる晎銙を芋お、凛が「じゃあ晎銙さん、行っちゃいたしょう」みたいになっお行くたででひずセット。仕事あがり、駅前のタピオカ屋さんに行っおみる二人。なお二人ずも私服。制服だず怒られるので。

    (1時間15分/2139文字)

     
     
     
    サヌクル【制䜜本舗おいたらく】のnoteです。桃之字ず犬飌はどうい぀じんぶ぀です。 日蚘ずか小説ずか。 小説は、䞀次創䜜はnoteに、二次創䜜はPixivに䞊げおいたすhttps://www.pixiv.net/users/60179063

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