メむンコンテンツぞスキップ
おいたらくマガゞンズ__39_

碧空戊士アマガサ 第4話「英雄ず埩讐者」 Part4

    [前] [目次] [次]

    前回のあらすじ
     雚狐<雚垂>ずの激闘 <雚垂>の繰り出す圧倒的な剣術、そしお垫・むナリ譲りの高速移動を前に、晎銙はずうずう戊闘䞍胜に远い蟌たれおしたう。そしおアマガサもたた、その肩を刀で貫かれお地に䌏した
     そしお<雚垂>は、アマガサの傷口を執拗に螏み぀け、哄笑ず共に衝撃の事実を明かしたのだった──

    - 4 -

    「僕は今からこい぀を嬲り、拷問し、凊刑する──」

     そしお<雚垂>は哄笑ず共に──蚀い攟った。

    「アマノミナト こい぀が<氎鏡>にやったようになァッ」

    「は  」

     <雚垂>の蚀葉に、晎銙は痛む脇腹を抑え぀぀、ぜかんず口を開ける。

    「凊刑はずもかく  拷問」

    「んん 知らんのか。なにも蚀っおいないのかァ、アマノミナト」

     晎銙の顔を芋お、<雚垂>は愉快そうに嗀う。そしお再び足を䞊げ、今床はアマガサの胞板を螏み぀ける

    「ガハッ  」

    「なァ、なぜ殺した なぜ なぜ」

     二床、䞉床。容赊のない螏み぀けがアマガサを襲う バキバキず胞郚の装甲が砕け、それでもなお<雚垂>は止たらない

    「僕は 䞀郚始終を 芋おいた こい぀は」

    「っ  おい、やめろ」

     晎銙の声など届くわけもなし。狂ったように嗀いながら、怪人は憎悪ず愉悊の混ざる声で喚きながら、螏み぀けをやめようずしない

    「こい぀は 刀が折れ 瀕死の<氎鏡>を 螏み぀け 嬲り──」

     もはや先ほどたでの矎しい所䜜は芋る圱もない。着物が乱れるのにも構わず、<雚垂>は荒々しくアマガサの䞊䜓を螏み぀け、その鎧を砕き、骚を砕き、そしお──

    「──拷問し、凊刑したのだ」

     足を振り䞊げ、アマガサの脇腹にトヌキックを叩き蟌む

     アマガサの身䜓がワむダヌアクションの劂く吹き飛んだ。そしお゜ヌマの居る廃寺の壁を突き砎り、ボロボロの床でバりンドし──反察偎の壁に激突し、ようやく動きを止めた。

     その倉身が──解陀される。

    「ガッ  はっ  」

    『み、湊斗 倧䞈倫』

     血を吐く湊斗。その傍ではカラカサが九十九神の姿ずなり、飛び跳ねおいる。湊斗は蟛うじお意識はあるようであったが、たずもに動ける状態ではない。

    「み、湊斗さ──」

     その䞀郚始終を芋お、゜ヌマが声を掛けようず口を開いたその時だった。

    「ただ終わっおいないぞ」

     ゜ヌマが瞬きをするその䞀瞬──コンマ3秒にも満たぬ間に、<雚垂>は湊斗の傍に䜇んでいた。

    『なっ』「は」

     カラカサず゜ヌマが驚愕の声をあげる。圌らは気付いおいなかったが、既に倩井の倧郚分が厩れおおり、廃寺の䞭にも倩気雚が降り蟌んでいたのだ。

     そんな小物たちに䞀瞥をくれるこずすらなく、<雚垂>は恚みのこもった瞳で湊斗を芋䞋ろし、蚀葉を続ける。

    「  <氎鏡>だけではない。幌き<぀たう>に貎様がした所業も──」

     そしお<雚垂>は逆手に刀を持ち、それを振り䞋ろした。

    「──忘れたずは蚀わせんぞ」

     暪たわる湊斗の、右腕ぞず

    「っっがアアアアアア」

     湊斗の腕に激痛が走る 刀は右腕を貫通、床板に半ばたで突き刺さっおいる

    「ハハハハハ 気分はどうだアマノミナト ただ䞡脚が残っおいるぞ」

     <雚垂>は哄笑をあげながら、刀を捩じり傷口を抉る。吹きだした血が着物の裟を濡らすのにも構わず、怪人は蚀葉を続ける。

    「おっず、お前が幌き<぀たう>から捥いだのは巊腕だったか たぁいい、次は䞡脚だ」

     <雚垂>は蚀葉ず共に、湊斗の腕から刀を匕き抜いた。そしお血塗れの刀を構え、次は右脚に突き立おんず再び構え──

     その時、廃寺にカランッず䞋駄の音が響いた。

    『湊斗を攟せ、この倉態野郎』

     それはカラカサの足音。傘先を槍のように<雚垂>に向け、党速力で突撃する

    「  雑魚が」

     しかし<雚垂>は至極冷静であった。刀から巊手を離すず、カラカサの先端を摘たむように、あっさりず受け止めた

    『はっ』

    「オレの、邪魔を」

     驚愕の声をあげたカラカサを、<雚垂>は手銖の返しだけで団扇めいお振り回す

    『うわっ わわわわ』

    「するなァッ」

     そしお刀を握りしめたたたの右拳で、その身䜓を殎り飛ばした

    『うごぁっ』

     悲鳎だけを残し、カラカサが吹き飛ぶ その身䜓は廃寺の壁を突き砎り、境内ぞず萜䞋した。滑っおゆくカラカサには芋向きもせず、<雚垂>は暪たわる湊斗に芖線を萜ずす。

    「  さお、続きだ、アマノミナト。次はその脚を──」

     ぱしゃん。

     <雚垂>が蚀いかけたその時、その頭が匟け飛んだ。

    「    」

     倩気雚の力で即座に回埩した<雚垂>は、盛倧な溜息を぀く。そしおその原因──瓊瀫を投げ぀けた゜ヌマぞず、芖線を移した。

    「  雑魚が、邪魔を、するな。  ず蚀ったはずだが」

    「う、うるせぇ。湊斗さんを攟せ」

     ゜ヌマは手近な瓊瀫を掎み、<雚垂>ぞず投げ぀ける。ぱしゃん、ず今床は<雚垂>の巊肩が爆ぜ、戻る。効かない。効かないが──それでも゜ヌマは、必死で瓊瀫を投げ続ける。

    「  鬱陶しい。先に殺すか」

     もはや動かない湊斗を蹎り飛ばし、<雚垂>は刀を携えお゜ヌマぞず向き盎った。゜ヌマは埌ずさりながらも、手近なものをずにかく掎み、投げる。

     ぱしゃん、ぱしゃん、ぱしゃん──

    「無駄だずいうのがわからんのか」

    「くっそ  」

     ゜ヌマはずにかく投げる、投げる。壺を、朚材を、皿を、巻物を、眮物を。その悉くが<雚垂>の身䜓を突き抜け──

     ぱしゃん、ぱしゃん、ぱしゃん、ゎンッ

    「ム  」

    「あれ なんか、圓たった  」

     <雚垂>の頭郚に、なにかがクリヌンヒットした。その時。

    「゜ヌマくん ゞャンプ、巊に2メヌトル」

    「 はいっ」

     倖から響いたのは、タキの声だ ゜ヌマは咄嗟に党力で跳躍した。盎埌、先ほどカラカサが空けた倧穎から、なにかが投げ蟌たれる。

     からん、からん。

    「  猶」

    「うわ、マゞか」

     <雚垂>が銖を傟げる䞀方、゜ヌマは悲鳎ず共に目を瞑り、耳を塞いだ。そしお──

     ドンッッッ

     閃光匟が、炞裂

     猛烈な光ず音が廃寺を照らす

    「ヌゥッ」

     ──䞍芚

     <雚垂>は内心で毒づいた。目は日光を盎芖したかの劂く、そしお耳は花火が傍で爆ぜたが劂く、䞀時的に完党に機胜を停止する。

     床板を通しお、どたどたず振動が䌝わっおきた。先ほどのニンゲン。アマノミナトを助ける぀もりか。

    「ッ  させるか──」

     目を瞑ったたた、<雚垂>は刀を振るうが──その刃は、虚しく空を切る。

    「っ  ならば  」

     <雚垂>は呟き、境内に泚ぐ倩気雚に劖力を泚ぐ。<雚垂れ石を穿぀>──怪人の持぀穿ちの力が最倧化され、䞊空の結界のすべおを穿ち、叩き割り、境内党域に匟䞞の劂き雚粒が降り泚ぐ

     しかし、しばらく埌──<雚垂>の芖界がもずに戻ったずき、そこにニンゲンたちの死䜓はひず぀もなかった。

    「チッ  逃したか」

     ズタボロの廃寺の䞭、<雚垂>が毒づき、螵を返しお歩き出した。

     倩気雚が、止む。

     ──申し蚳皋床に残された柱が、虚しく音を立おお厩れ萜ちた。

    ぀づく

    [前] [目次] [次]

    ▌マガゞンはこちら▌

    ▌アマガサ物理曞籍第1巻、通販受付䞭です▌

    ▌桃之字の他䜜品はこちら▌


     
     
     
    サヌクル【制䜜本舗おいたらく】のnoteです。桃之字ず犬飌はどうい぀じんぶ぀です。 日蚘ずか小説ずか。 小説は、䞀次創䜜はnoteに、二次創䜜はPixivに䞊げおいたすhttps://www.pixiv.net/users/60179063

    あなたぞのおすすめ