不安が消えない日の、過ごし方
無理に不安を無くそうとしなくていい。
スマホのニュースやテレビを見て、
なんとなく落ち着かないまま、椅子に座っている。
戦争の話。
原油価格の高騰。
それに伴う生活用品の値上がり。
お米や食品の高騰。
先が見えない将来。
お金の不安。
働く場所が無くなるかもしれない不安。
そして身近なことといえば、
家族のこと。
恋愛のこと。
人間関係のこと。
気づけば、触れられないものばかりが、頭の中を占めている。
不安があるのは、当たり前だと思う。
むしろ、これだけ外の環境が揺れていたら、
不安が無い方が、おかしい。
でも、不安はあっていい。人間なら誰しも同じ。
その上で、
不安を消す方法を探そうとすると、浮かんでは消えの繰り返し。
外の出来事は、自分の力ではどうにも出来ないことばかりだからだ。
でも、普通の人でも、ひとつだけ出来ることがある。
声を上げること。
ただし、誰かを批判する声じゃなくて、
自分の感覚を、そのまま外に出すこと。
SNSでも、会話でも、文章でも何でもいい。
「こう感じている」と、そのままの声。
それをするために、大事なことがある。
まず、自分が元気であること。
よく食べて、
よく眠ること。
身体が元気でなければ、
不安は必要以上に大きくなる。
そして、もうひとつ大事なことがある。
それは、人間として五感をちゃんと使うこと。
暑い、寒い。
美味しい、不味い。
綺麗、嬉しい。
いま、ここで感じられる感覚。
それを感じながら生活していると、
不思議と、不安は少し後ろに下がっていく。
歴史でも、同じことが起きている。
フランス革命。
パンの値段が上がり、生活が苦しくなったときに起きた。
日々の暮らしが限界に来た人たちの声から始まった。
不安を消そうとした結果ではなく、
生活を守ろうとした結果、世の中が動いた。
だからきっと、
今、起きていることも同じ。
この不安だらけの中で出来ることは、とても小さい。
なら、一人一人が出来ることは、
まずは、今の生活の形を崩さないこと。
ご飯を食べて、
眠って、
感じて、
今日出来ることは、今日やる。
それが、いちばん静かで、いちばん強い声につながる。
不安を無くすためじゃなくて、
不安はいつもある。なら、今はそのまま生きていく。
そうすれば、一人一人の想いは、やがて大きな渦になって、
変化を連れてくる。