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Photo byyanotatsuya

理想の練習環境とは

    ユメミズ

    何かを上達したいと思った時の、理想の練習環境とはどのようなものなのだろうか。

    自分より上手い人がいる環境をまず思い浮かべるだろう。

    だが本当にそれでいいのだろうか。

    もし練習環境に自分より上手い人しかいなかったらどうだろうか。

    私は問題が発生すると考えている。それは自信と主体性の喪失だ。

    自信の喪失はイメージしやすいだろう。自分より上手い人しかいない閉じた環境にいると、実際の実力に関わらず自分は下手な人間だと思ってしまう。いくら努力をしても上手い人に追いつける気配がないのだから。

    自分より下手な人しかいない環境で、無敵だと調子に乗るのも良くないが、自尊心を失うのはもっと良くない。

    それは自信を失うと主体性も失うからだ。主体性を失うと、自分で思考することをやめるようになる。

    ただしそれはその人が悪いわけでは無い。当たり前のことだ。自分でやるよりも上手い人にやってもらった方が効率的で合理的な選択なのだから。賢い人ほどより消極的になっていく。

    高校受験でも似たような話がある。自分の偏差値より高い高校に行った人よりも、自分の偏差値と同じくらいの高校に行った人のほうがより良い大学に行けるというものだ。

    偏差値の高い高校の方が勉強する環境としてのレベルは高いだろう。しかしそのような環境では、どんどん自信と主体性を失い、やる気がなくなっていく。

    客観的には良い環境の方がその人にとっては悪い環境になることもあるのだ。

    これらのことから良い練習環境がどのようなものなのかが分かってくる。それは自分と同じレベルのライバルがいる環境こそ理想の練習環境ということだ。

    同じレベルのライバルと差をつけるために必要なのは努力である。そしてその努力が報われる可能性は高い。努力したことでライバルに勝った経験は自尊心の向上につながるだろう。それが成功体験となり、もっと努力をしようという前向きな気持ちになれる。

    だが周りにライバルなどいないという人もいるだろう。だが本当はライバルは誰にでも存在している。それは過去の自分である。

    昨日の自分より、1%でも上手くなっていたらそれでいい。周りの人と比べることに意味はない。上手い人と比べても自信を失うだけだし、下手な人と比べても調子に乗るだけである。

    過去の自分と勝負をしながら上手くなっていく過程で、いつかライバルに出会えればそれでいい。まずは過去の自分とだけ戦う。それが一番大切なことである。

    結論をまとめると、理想の練習環境とは自分と同じレベルのライバルがいる環境である。ただしそれは難易度が高いので、まずは他人と比較せずに過去の自分とだけ戦う。これにより成長することができるだろう。


     
     
     
    日々思いついたことを適当に書いていきたいと思います。

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