
シンデレラのその後を知らない
くしゃみで筋肉がつった。
本当の話である。
昨日の深夜(つまり今日)、トイレでくしゃみをしたら、思いのほか体に力が入ってしまった。
思いきりくしゃみをすると家族が起きてしまうかも。
そう思ったら、くしゃみが出る直前、体に力が入っていたのである。
するとビキーンと背中にカイジさながらの電流のようなものが走った。
その後は痛みを堪えながら布団に横になったが、寝返りを打つのも一苦労であった。
そして現在は湿布を貼りながらこの記事を書いている。

完璧でない魅力
失敗したエピソードは親しみが湧きやすい。
アイスブレイクをする際は、自分から失敗談を話せと本で読んだことがある。
笑えるような多少の欠点がある方が、人間らしさを感じて心が開きやすいというワケだ。
完璧である必要はない。
しかし、私たちは人様に評価されるとなると、実際よりも良く見せようと意識してしまう。
就活も婚活も、そしてSNSも。
完璧なプロフィールは、かえって見る人たちとの間に「壁」を作ることになるかもしれない。
ハイスペックな人たち
東カレデートをご存知だろうか。
月刊誌「東京カレンダー」の世界観をベースにした、国内最大級の審査制マッチングアプリである。

誰でも気軽に入会することはできない点が他のマッチングサービスとの最大の違い。
一般的なアプリとは一線を画す「ハイスペック層向け」のサービスとして知られている。
審査はなんと、1次と2次に分かれている(オーディション?)。
第1次審査は、会員審査。
既存の異性会員が、入会希望者の写真やプロフィールを見て「入会OK」か「NG」を24時間かけて投票する。
第2次審査は運営審査。
会員投票の結果に加え、運営局が公的証明書による本人確認やプロフィール内容を最終チェック。
通過率は驚異の約20〜30%
婚活の赤門である。
ガラスの靴を履いた後の話
自分には縁のない世界だが、彼らのように完璧が似合う人たちは世に必ず存在する。
彼らのような完璧なイメージが強い人たちが「弱点」を披露した途端、強烈なギャップを感じるのである(それが凶とでるか吉とでるかは相手次第)。
彼らのようにスペックが高くない人たちが「弱点」を共有したところで、それを魅力に変えられるだろうか。
きっと、苦手なことや失敗談を話すこととは違う、距離の縮め方があるのだと思う。
いずれにせよ、生活レベルが合わない人と会話をしても、共感することは難しいだろう(新鮮や衝撃は味わえる)。
仮に友人として関係を築けたとしても、生活をともにできるかどうかは正直疑問である。
シンデレラはガラスの靴を履いた後に、果たして幸せになったのだろうか。
物語はそこまで描かれていないので、誰も知ることはできない。