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Photo bytrunk_chiyo

詩 裸になって歩いてやろう

    右も左も分からず
    道の上で泣いていた
    濡れた服に肌が
    ぴったりと同化する
     
    新しい服が必要だ
    大きな傘も必要だ
    探し続けて過ごす日々
    もう泣くのは御免だったのに
     
    裸になってイビキをかいた
    お天様はいないだろう
    我慢が美徳は嘘だろう
    行進は終わりを告げる
     
    可笑しな夢を見た
    うだる真夏に一杯のお水
    いてつく冬に一杯のココア
    これさえあれば と呟いた
     
    裸になって歩いてやろう
    一杯で笑顔になれそうで
    これさえあれば を知りたくて
     
    探すのではなく与えられた物を抱き締める為に

     
     
     

    K

     
     
    京都出身、今は米国のどこかで暮らす30代のサラリーマン。

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