
【大学受験】滑り止め感覚では全滅必至。最上位層の私立医学部乱れ打ちがもたらす2027年度の生存戦略
国公立医学部が第一志望だから、私立医学部は滑り止め
そんな一昔前の常識は、今、恐ろしいほどのスピードで崩壊しています。
近年、国公立医学部を目指す層が、私立医学部を単なる滑り止めとしてではなく「確実な進学先」として複数併願する傾向が顕著になっています。
共通テストの難化や複雑化、さらには景気回復に伴う家庭の資金力の向上、一部の大学による学費大幅値下げなど、理由は様々ですが、この変化がもたらす結末は一つしかありません。
私立医学部専願、あるいは中堅私立医の合格が、かつてないほど絶望的に難しくなっている
という厳然たる事実です。
かつては「地方でもいいから国公立へ」という流れが主流でした。
しかし現在、受験生や保護者の間では「不便な地方の国公立に身を置くよりも、多額の学費を払ってでも環境や情報が集まる都会の私立医学部の方が価値がある」という判断を下す家庭が明らかに増えています。
高い学費を難なく支払える富裕層の増加も、この傾向を強力に後押ししています。
こうした情勢のなかで、私たちはどのように2027年度入試を戦い抜けばよいのでしょうか。我が子が私立医学部で大苦戦しつつも、なんとか国公立医学部に合格できた経験から、昨今の私立医学部を取り巻くリアルな情勢と、今取るべき戦略について我が子の経験も交えてお伝えします。