
【大学受験】地方公立高校から「医学部合格」現代受験の4つのリアルと合格ラインの正体「二浪は現役」
偏差値という数字の「虚像」を剥ぎ取る
「医学部ならどこでもいい、とにかく国公立に」
そう願う親御さんや受験生の切実な声を私はこれまで嫌というほど耳にしてきました。
我が子も医学部を目指していましたが、いざ現実に直面したとき、そこにあるのは「努力」や「偏差値」といった綺麗な言葉だけでは説明がつかない、極めてロジカルで、かつ緻密な生存競争でした。
今の国公立医学部受験は、かつての私たちが知っている世界とは別物です。
単に「頭が良い」だけで合格を勝ち取れる時代は終わりました。
都市部の名門中高一貫校の受験生による二次試験対策は過剰なまでにレベルアップし、共通テストは二極化が進んでいます。
そんな荒波の中で、地方公立高校の在校生ははどこまで成績を伸ばせば合格という陸地に辿り着けるのか。
私が子どもを通じて目撃してきたその「正体」をまとめます。
1.共通テスト「8割」が足切りラインになる恐怖
まず、目を逸らしてはいけないのが共通テストの得点率です。
一昔前なら「7割後半でも地方ならなんとかなる」という風潮もありましたが、今は違います。
地方の国立医学部であっても、合格者の得点率は78~80%が「下限」です。
これはあくまで下限であり、旧帝国大学医学部クラスを狙うのであれば90%前後を揃えるのが、もはや受験業界の常識となっています。
特に注意しなければならないのが、