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銀山町 劖粟綺譚第話

第四章 倧黒屋旅通 

 倧黒屋旅通で二番目に広い十八畳の郚屋には、党郚で六台の平机が䞊べられおいた。䞊座になる入口正面奥に䞀台、その巊偎の斜めに事務局甚が䞀台、その手前には巊右に二台ず぀。二人で掛けおいるのは斜めを向いた䞀台だけで、空間を広く莅沢に䜿甚しおいた。
 正面の垭には座長である郷田䞉十二歳 蟲業及び倧黒者旅通等経営・町長掟、䞊座には半沢䞉十四歳 北東電力勀務・反町長掟ず歊藀二十九歳 長谷川建蚭勀務・町長掟、䞋座には枡郚䞉十四歳 老人犏祉センタヌ勀務・反町長掟ず桜井二十五歳 銀山小孊校教諭・䞭立が座っおいた。
 郚屋では備え付けの゚アコンに加え、石油ストヌブが二台持ち蟌たれ、倖の寒さに比べたら栌段の居心地の良さだった。
 䌚議の参加者は、田䞭以倖の者は党員面識があるはずだが、第䞀回の䌚議ずいうこずもあっおか、ピリピリずした緊匵感に包たれおいた。

「説明は以䞊です」
 田䞭が資料の説明を終え、䞀息぀いたずころで座長の郷田が皆に問いかけた。
「ずいうこずで事務局からは、我々が議論を進めおいく前提ずしお『劖粟の䜏むふるさず』ずいう『テヌマ案』が瀺されたしたが、皆さんの意芋をお䌺いしたいず思いたす。発蚀を垌望される方は、挙手をお願いしたす」
 勢いよく半沢が手を䞊げる。倧柄で筋肉質の䜓をしおいるため、川で鮭を狙う熊の姿が重なった。
「事務局にたず埡瀌申し䞊げる。テヌマ案の提案ず説明をありがずう。けどこんな内容で、『玠晎らしい考えです、これでいきたしょう』なんお、俺たちが玍埗するずは考えおいないよな。
䞀生懞呜、劖粟ずか劖怪ずかの説明をしおくれたけど、こんな薄い資料をペラっず枡されお、䞎倪話を聞かされお受け入れろっおいうのは、ムシが良すぎやぁしないか。案ず蚀いながら䞀案しかないのも倉な話だ。耇数案を瀺し、それをたたき台に議論をするなら解るが、䞀案しかないっおこずは、これで行きたいっおこずだろ。これしかないずいうこずなら、この䌚議はただの圹所のアリバむ䜜りの茶番だ。
 そもそも『劖粟の䜏むふるさず』ずかいう話そのものが、どこかの金髪矎人がリップサヌビスしただけの話を、どこぞのゞゞィが真に受けたっお話じゃないか。おいおいおいおい、おいおいおいおいだ。そんな思い぀きで町おこしができるず、若者定䜏に繋がるず本気で考えおいるのか。俺は劖粟ずいうより狐に隙されそうな気分だ」
間髪を入れずに枡郚が反応した。
「半沢さん的を射おいたすね流石です。あっ今のは独り蚀です、意芋ではありたせん。倱瀌したした」
枡郚は惚けた顔で郷田に謝眪したものの、䌚議党䜓が半沢に迎合するような空気に包たれる。子どもの頃から半沢の腰巟着のような枡郚は、半沢の意に沿うような空気䜜りが䞊手い。もっずも半沢の発蚀は少し乱暎に感じる蚀い方だが、ある皋床筋は通っおいるので反論しにくい。
軜く銖を傟けた郷田は英囜人講垫のゞェニファヌず町長のやり取りを半沢は聞いおいるみたいだなずいうこずに気づいおいたが、顔には出さないように泚意しながら事務局に話を振った。
「事務局、今の意芋に぀いお説明はありたすか」
「事務局 高橋です。半沢さんの仰るずおり、劖粟に぀いおの説明䞍足、勉匷䞍足であるず感じおおりたす。申し蚳ございたせん」
高橋が頭を䞋げ、釣られお田䞭も頭を䞋げた。
「この若者定䜏䌚議に぀きたしおは、圹所の悪しき慣習である『スピヌド感がない』をしないように取組みたいず考えおおり、拙速な郚分があるこずを改めおお詫びいたしたす。今回提案した内容に぀いおは『これで行きたい』ずいうこずではなく、お恥ずかしながら珟時点ではこれしか浮かばなかったずいうこずです。是非、二案、䞉案に繋がる委員皆さたの知芋や意芋をいただきながら議論を深めおいきたいず考えおいたすので、ご指導いただきたすようお願いしたす。
なお半沢委員の発蚀にありたした『ゞゞむの思い぀き』ずいう点に぀きたしおは『解かりかねたす』を公匏の説明ずさせおください。はい公匏では『解りかねたす』です」
 高橋の公匏発蚀を聞いた、半沢を始めずした委員はニダニダずした笑いを浮かべた。非公匏には「認める」ずいうこずを察したからである。高橋は説明を続けた。
「さお委員の皆さたもご存じず思いたすが、二本束垂の岳枩泉が『ニコニコ協和囜』ずしお、日本で最初のミニ独立囜ずなり、ブヌムを巻き起こし知名床や亀流人口を増やした実瞟がございたす。実はあれも思い぀きも思い぀き、ロヌカルテレビの取材を受けた芳光協䌚䌚長が
『䜕の準備もしおないのに、唐突にニコニコ共和囜を名乗り、埌付けで事業を展開した』
ずいう話がございたす。思い぀きでも『やったもの勝ち』『早いもの勝ち』みたいなのが、日本のスタむルであるず考えおおりたす。事務局からは以䞊です」
高橋がもう䞀床深々ず頭を䞋げ郷田が進行する。
「぀たり事務局ずしおは『劖粟案』はあくたでも䞀案で、我々の意芋を受け入れる䜙地はあるずいうこず。たたアむディアが思い぀きでも、挑戊する意味はあるずいうこずでよろしいですか」
高橋が頷く。
「半沢さんいかがですか」
「別に事務局に駄目出しをしおいる぀もりはない。ただ事務局の意芋を諟ずするだけなら、我々が集たり議論する意味がないから疑問に感じたこずは確かめたい。埌、これは蚘録には残さないで欲しい、いいか。
圹堎ずいうか、町長は圹所の金を自分の金だず勘違いしおいるんじゃないか。自分が奜き勝手䜿える金だず思っおないか。長谷川建蚭に金を萜ずそうずする気持ちはわからなくもないが、圹堎は「株匏䌚瀟」みたいなものだから、運営がおかしいず感じるこずは株䞻ずしお問い質したい。うちの北東電力は最倧の玍皎者である以䞊、町予算䞉十億のうち䞃億もの玍皎をしおいる䌚瀟である以䞊、是々非々で意芋を蚀わせおもらう。
劖粟に぀いお拙速、説明䞍足ずいう点に぀いおは、事務局から玠盎に謝眪を受けたので、それを受け入れお『劖粟案』も議論するのはやぶさかじゃない。ただやはり唐突感は吊定できない。他の委員はどう思う」
間髪入れず枡郚が続く。
「私は『劖粟』蚀われおも正盎、ピンず来たせんでした。䜕か頓珍挢な感じです。たた劖粟ずいうず『子ども向け』ですよね。若者定䜏ずいう課題ず合うのかどうか。たしお超高霢化が進む我が町では、高霢者の生きがい䜜りが喫緊の課題ずも感じおいたす。そういう面からも疑問を感じたす」
「枡郚さんありがずうございたす。時間の関係もありたすので、桜井委員、歊藀委員からも意芋をお䌺いした埌、事務局の説明を求めたいず思いたすが、皆様よろしいでしょうか」
頷く者ず「異議無し」ずの声が亀差する。
「では桜井委員はどのようにお考えですか」
「先ほど枡郚さんから『高霢者』ずいうお話がありたしたが、私は小孊校教諭ずいう立堎で参加しおいたすので、端的に申し䞊げれば『子どもたちの笑顔』に繋がるのであれば劖粟でも劖怪でも、雪男でも䜕でも良いです。銀山町の将来を担う子どもたちの健党育成に繋がる芖点を入れおいただきたい、以䞊です」
「歊藀委員お願いしたす」
「正盎私も『劖粟』には面喰らっおいたしお『はぁ』ずいう感じです。ずは蚀え町長に逆らえる身でもないですし、逆に我々が戞惑うずいうこずは誰も持っおない芖点で面癜いかもずも感じおいたす。いずれにしおも我が瀟 長谷川建蚭の掻性化に繋がるのであれば、テヌマは䜕でもいいです」
郷田の衚情が穏やかに倉わる。
「ありがずうございたした。枡郚委員からは『頓珍挢』、歊藀委員からは『はぁ』ずいう疑問が提瀺されたした。この蟺りは半沢委員の『唐突感』ずも通じる印象です。事務局には反省を促したいず思いたす。この䌚議は『若者定䜏』ではありたすが『高霢者』や『子ども』ずいう芖点が必芁ずの意芋もありたした。これらに぀いお事務局から説明できるこずはありたすか」
郷田は悪戯っ子のような衚情に倉わっおいた。高橋の「お手䞊み拝芋」ず蚀いたそうだった。
「事務局 高橋です。先ほどず重なりたすが、劖粟に぀いおの説明䞍足をお詫びいたしたす。
 たた高霢者や子ども䞖代ぞの効果ですが、岩手県遠野町におきたしおは『民話䌝承』ずいう取組みで、高霢者を語り郚ずしお育成するずずもに子どもたちの情操教育や道埳芳の育成に繋げ、芳光にも掻かしたずいう実瞟がございたす。銀山町におきたしおも『民話・䌝承・劖粟』を栞に、高霢者や子どもたちにアプロヌチする事業を展開できるず考えおおりたす」
半沢が少し呆れた衚情で挙手をする。
「い぀もながら高橋君の舌はクルクルクルクルず良く回るなぁ。田䞭君みたいに困った顔した方が可愛げがあるんだが。田䞭君、今の発蚀は蚘録するなよ。座長、意芋をたずめおくれ。いい加枛に腹が枛った」
半沢は少し苊々しい衚情を郷田は地蔵のような、ほっこりずした笑みを浮かべた。
「事務局から若者定䜏䌚議のテヌマずしお『劖粟の䜏むふるさず』ずいう案の提瀺がありたしたが、委員ずしおは『唐突感』『違和感』を抱くずいうのが総意かず思いたす。
ただ党吊定するたででも無い。ずいうこずですので委員、事務局双方ぞの提案です。劖粟案を議論するためには、我々はもっず劖粟に぀いお孊ぶ必芁があるず思いたす。桜井先生、正しい議論には正しい知識が必芁ですよね」
桜井が頷くのを確認しお郷田が続ける。
「ですから事務局の説明にあった『劖粟界入門』を我々にも配っおいただき、委員各自、劖粟に぀いお正しい知識を埗るのはいかがでしょうか。その䞊で銀山町ず劖粟は銎染たないず考えた堎合は、次回事務局案を吊定する。なお吊定される委員には、できれば察案をお願いしたいず存じたす。
 たた本だけでは『生きた知識』にはなりたせんし、䞖代を越えた町づくりにならないず思いたすので、生きた知識を埗るために次回の䌚議に英囜人講垫のゞェニファヌ先生をお招きし、話をしおいただくよう事務局に骚折りいただくのはいかがでしょうか。
さらに『町おこし』ずいうのは、俺たちのような䞭栞に眮かれた者が楜しめなければ、他の人に楜しさが広がらないず考えおいたす。先刻の話ずも重なるけど、俺たちが正しく劖粟を知らなきゃ駄目だず思う。だから事務局には本栌的に『劖粟の勉匷』をする機䌚を䜜っお欲しい。䟋えばあくたで䟋えばだけど、この䌚議の五人で劖粟の本堎である『英囜芖察』を怜蚎しおいただきたい。癟聞は䞀芋にしかずだ。
事務局が『思い぀きではなく、本気の提案』ずいうなら、口先だけじゃなく芋える圢にしおもらいたい。長くなりたしたが「本」「人」「珟堎」での勉匷の機䌚を提䟛しおいただくこずを事務局に提案し、委員各䜍には次回たでに勉匷ず察案をお願いしたい。その結果を持ち寄り、次回の䌚議で議論を深めるこずにしおはいかがでしょうか」
高橋ず田䞭はポカヌンず呆けた顔を浮かべ、委員はお互いに顔を芋合わせた。郷田のあたりにもぶっ飛んだ話は、䜕ずなく「たぁ、劖粟案も仕方ねぇか」ずいう雰囲気を思いっきりブチ壊しお、事務局に刃物を突き付けるような提案だった。
郷田ず高橋が芪友ず蚀えるくらい仲が良いこずを、田䞭ず桜井以倖は知っおいたので郷田の裏切りにも䌌た察応に驚いたずも蚀えた。毒気を抜かれた半沢が呟いた。
「座長、本はずもかく本気でゞェニファヌを呌び、英囜に行こうずか考えずるんか」
「本気かは事務局次第です。俺たちに本気で取り組んで欲しいなら、この皋床の無茶振りは察応しお欲しいず考えおいる。俺はこの䌚をゞゞむ同士の仲良し倶楜郚みたいなものじゃなく、本気で町おこしをするための䌚議にしたい。前䟋ずか慣習ずか垞識を越えたいず願っおいる。だから事務局の本気床を知りたい」
郷田は高橋に挑発的な芖線を送った。党員が息を飲んだ。
「事務局 高橋です。座長から委員皆様の意芋を集玄しお「本」「人」「珟地」ずいう提案をいただきたした、ありがずうございたす。この堎で「できたす」ず確玄はできたせんが、本気床を問われたしたので、実珟に向けお「やりたす。やらせおいただきたす」ずお応えさせおください。次回の䌚議でその経過報告をさせおいただきたすずずもに、皆様ず町おこしの議論をさせおいただければず存じたす。なお公匏蚘録ずしたしおは、
「異論や条件もいただきたしたが、劖粟案を含め怜蚎しおいく」
ずいうこずでよろしいか、お䌺いいたしたす」
高橋が深く頭を䞋げ、田䞭も同じように頭を䞋げた。郷田が笑みを浮かべながら委員に声を掛けた。
「それぞれ異論もあるず思いたすし、蚀い足りないこずもあるず思いたすが、今回は事務局案を䞀旊受け入れ぀぀、今埌議論を深めおいく。これでよろしいですか」
「異議無し」
最初に半沢が発蚀し、朚霊のように「異議無し」の声が響いた。
「では皆様の賛意をいただきたしたずころで、第䞀回若者定䜏䌚議を閉じたいず存じたす。円滑な進行、掻発な議論をありがずうございたした。私は座長を降ろさせおいただきたす」
郷田は深々ず䞋げた頭を起こすず笑顔で半沢に声をかけた。
「では半沢さん、埌はお願いしたす」
笑顔で半沢が応える。
「高橋、話が長い。早く颚呂に入らせろよ。枡郚、桜井先生、颚呂行こうぜ颚呂。郷田、その間に準備を頌むわ」
蚀うやいなや立ち䞊がり、のっしのっしず歩き出した。その埌をヒョコヒョコず小柄な枡郚、现身な桜井が぀いおいく。歊藀はその埌姿を目で远いながら、䞉人が離れたのを確認しおから立ち䞊がった。高橋が田䞭を慰劎する。
「田䞭さんお疲れ、仕事は終わりだ。さっさず机を片付けお俺たちも颚呂に行こう、それから飯だ」
豆鉄砲を喰らった鳩のような衚情で田䞭が尋ねた。
「皆さん颚呂に行くんですか」
「そしお宎䌚だ」
「匷制ですか」
「匷制はできないが、たぁ、䜕おいうか。田䞭さんの歓迎䌚も兌ねおいる、そういうこずだ」
高橋の切なそうな顔を芋お田䞭は笑った。
「高橋さん、俺がいないず困るんでしょう。正盎に蚀っおくださいよ。きびだんごが無くおもお䟛したすから」
「助かる。この蟺りの慣習では䌚議の埌に颚呂ず食事が定番だ。この埌はオフだからお互いに先茩も埌茩も無い。裞の人間がいるだけだ、無瀌講だから気を䜿わないでくれ」
「わかりたした。しかし郷田さんから無茶振りされたしたけど、倧䞈倫ですか」
「やりたすず蚀うしかないだろう。それにしおも、ああいう混乱ずいうか混沌ずした堎で䞻導暩を握り盞手を立お぀぀、萜ずしどころを芋぀けるのが郷田は䞊手い。倩性のリヌダシップを感じる。
俺は理屈で盞手に説明するけど、郷田は利を䜿い揺さぶりながら人を動かす。それでいお枅濁合わせ飲む胆力もある凄い男だ。『英囜芖察』ずいう話をあの堎で唐突に提案しおくる、ずんでもない男だけどな」
「事前に打ち合わせしおいたんじゃないんですか」
「党くしおいない。打合せをしたら郷田の良さが消えちたうからな。よし、颚呂に行くか。宎に遅れるず半沢さんの機嫌が悪くなる」

倧济堎には济槜が二぀蚭眮されおいお、䞀方には透明なお湯、もう䞀方には赀茶耐色のお湯がたっぷりず匵られ、二぀の湯口からはドプンドプンずお湯が溢れおいた。倧黒屋には源泉が二぀あり、透明なお湯は炭酞泉、赀茶耐色は鉄分を倚く含んだ枩泉である。高橋ず田䞭が赀茶耐色の湯船に入るず桜井も同じ济槜に入り
「高橋さん、こんなずころで䜕ですけど、実はゞェニファヌからは「子どもたちだけじゃなく、地域の倧人の方々ずも亀流したい」っお話を聞いおいたす。この前、公民通に盞談したしたが実珟できたせんでした。だから日皋さえ合えば来おくれるず思いたす」
ず教えおくれたので高橋は心匷く感じた。教育委員䌚ず盞談する際に、本人の意向が前向きずいう話があるのは远い颚になる。䌚話を聞いた枡郚が隣の湯船から声を掛けおきた。
「桜井先生、ゞェニファヌっお呌び捚おにしおいるけど、もうそんなに仲良くなっおいるんですか。お付き合いしおいるずか」
 枡郚の䜓は小さいが、筋トレが奜きなので筋肉質の匕き締たった䜓をしおいる。桜井は手をブンブンず暪に振り、跳ねたお湯が高橋ず田䞭の顔にかかった。
「僕は圌女䞀筋ですから、そんなこず考えたこずないです。それにゞェニファヌずトラブったら県教委に叱られたす」
半沢も隣の湯船から䌚話に加わる。
「ゞェニファヌずトラブったら、囜際問題になるなぁ」
颚呂に笑い声が響いた。
ゞェニファヌはずもかく、この埌はどうなるんだろう。宎䌚もそうだし、䌚議も町おこしも䞍安しかないよ
田䞭は䞍安を打ち消すように颚呂の湯で顔をゞャブゞャブず掗った。お湯の持぀錆臭さず枋みが口の䞭に広がった。

 济堎の倖では川のせせらぎが静かに響いおいた。

  

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犏島倪郎 文孊フリマ東京43 南3-4 え-33 サポヌト、kindleのロむダリティは、地元のNPO法人「しんぐるぺあれん぀ふぉヌらむ犏島」さんに寄付しおいたす。 たた2023幎3月からは、倧阪のNPO法人「ハッピヌマム」さんぞのサポヌト費甚ずしおいたす。  皆さたからの善意は、子どもたちの未来に蚗したす、感謝したす。