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ロールモデルってなんだ

    たんたん

    私には特段ロールモデルっていうのはない。
    部分的にお手本にしたい人や尊敬する人はいるけど、存在まるごとモデルにしたいという人はいない。
    それなら自分がロールモデルになろう、とも思わない。
    1人1人違いすぎるので、どうもロールモデルという概念に違和感があってしかたないのだ。

    若手の頃は、私もロールモデルを求めた。
    憧れの女性先輩がいて、そのひとが結婚した年齢を意識して、私も結婚を急いだ。20代の時に結婚した。
    でも結婚したからといって、そのひとみたいに幸せになれなかった。
    我慢強い私は、10年も結婚生活を続けてしまった。
    家事分担は私が100%で、仕事は常にフルスロット。家計は別々だし、結婚してる感じがまったくなかった。子供を持ちたいという気持ちは1ミリもわかなかった。かといって、いわゆるDINKSでパワーカップルです!というイメージとも程遠かった。
    自分と似た境遇の人は周囲に見当たらず、自分なりの生き方を模索するしかないと思った。

    離婚してからは、ますます仕事に没頭した。
    やがて女性登用の機運が高まり、管理職になった。おそらく私は、会社にとって「都合のいい女」だったんだろう。
    もはやロールモデルはどうでもよかった。
    というか、独身のままキャリアを築くというロールモデルが見当たらなかった。

    周囲を見渡してみると、女性が少ない職場とはいえ、管理職登用が期待される女性社員が増えてきた。
    彼女らは年齢的に、だいたい結婚していて、子どももいて、仕事との両立に悩んでいる。そしてロールモデルを模索している。
    で、ロールモデルを絵にかいたような女性管理職が彼女らの前に登場して、アドバイスしたり励ましたりする。

    こういうシーンに私はすごく違和感を感じるのだが、1人1人の境遇は本当に千差万別。
    仕事の内容、上司や同僚の理解、本人の意欲やスキル、仕事における価値観、子供を産んだ年齢、子供が健康かどうか、実家の太さ、親が近くにいるか、旦那がイクメンか etc
    こんなにも変数だらけなのに、誰かの影を追うなんて、無理がある気がする。せいぜいやっても、部分的にお手本にする、アドバイスとして聞く、もしくは反面教師にする、くらいだろうか。

    肝心なのは、自分や自分を取り巻く環境をきちんと把握したうえで、自分はどうありたいのか、どこまでやれるのか、しっかり自分で考えて選択することだと思う。
    と、結婚すれば幸せになれると思っていた20代の頃の私にお伝えしたい。

    それで私はこの先どうしたいか・・については、別の機会に書いてみようと思う。

     
     
     
    就職氷河期世代。某IT系JTC管理職(部長)。自称HSP。自称イラストレーター(画像はすべてマウスのみでささっと描いています) 日々悪戦苦闘しながらも、自分らしいキャリアを模索しています。 主に、仕事の気づきや女性のキャリア・健康について語ります。

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