Claude Opus 5.5 に動画を3本作ってもらった:自己紹介・系譜・作品集PV
Claude Opus 5.5 が出てからの数日で、Claude Code に動画を3本作ってもらいました。1本目は15秒の自己紹介、2本目は60秒で歴代モデルをたどる系譜です。3本目は、Opus 5.5 が作ったゲームや作品をまとめた60秒のPVです。
3本とも、映像と音楽は Opus 5.5 が書いたプログラムから作られています。動画編集ソフトは使っておらず、画像や音声の素材ファイルもありません。この記事の公開に合わせて、3本とも YouTube で公開しました。順番に見ると、自己紹介から始まって、自分の家系図をたどり、最後に実際に作ったものを見せる流れになっています。
1. 15秒の自己紹介「Opus 5.5 — Motion Reel」
1本目は、履歴書代わりの15秒のショーリールです。「Claude Opus 5.5 がモーションデザイナーだったら」という設定で作りました。Reddit の r/ClaudeAI で見かけた投稿から着想を得ています。
15秒のなかに8つの章があり、1章あたり約1.9秒です。章ごとに技法を変えていて、弾むボールのタイミング、文字のアニメーション、タイルの反転が続きます。後半は 3D の球、13万個の粒子、半拍ごとに画風が変わるモンタージュです。オレンジのドットが全編を通して形を変えながら登場し、次の章へのつなぎ役になります。
映像は WebGL2 のシェーダと Canvas2D で1フレームずつ描いています。音楽と効果音は Python で合成しました。映像も音も同じタイミング表から作っているので、効果音はすべて拍とフレームに一致します。
🔗Introducing Claude Opus 5.5(Anthropic)
2. 60秒で歴代モデルをたどる「Claude — The Lineage」
2本目は1本目の続編で、1本目の最後に出る「OPUS 5.5」のカードから、時間を巻き戻して始まります。出発点は2023年3月の初代 Claude です。そこから、2026年9月22日に発表された Claude Opus 5.5 までを60秒でたどります。登場するモデルは30個で、日付はそれぞれ Anthropic が発表した日にそろえてあります。
数字の変化を絵で見せる場面が多い動画です。コンテキストの長さは「1マス=1,000トークン」の表で見せています。SWE-bench Verified(プログラミングの課題を解く力を測るベンチマーク)の推移は、グラフにしました。最後は、全リリースを鉄道の路線図のように並べた系譜図で終わります。
日付や数値は、Anthropic の発表記事と照らし合わせて確認してあります。収録したモデルの一覧と日付の定義は、リポジトリの README にまとめました。
3. 4日間の4作品をまとめたPV「Four Days, Four Works」
3本目は、9月23日から26日にかけて Opus 5.5 に1日1つずつ作ってもらったブラウザ作品のPVです(このPV自体、Opus 5.5に作ってもらっていますので、以下説明もOpus 5.5に任せています)。
🔗NOVA LANCER(📱スマホから遊べます):スターフォックス系の 3D レールシューティング
🔗サワガニ水槽(📱スマホから遊べます):3匹のサワガニが暮らすリアルタイムの 3D アクアテラリウム
🔗ぽんぽこカート(💻スマホ非対応※投稿時点):和風の 3D カートレース
🔗怪獣ドカン!(📱スマホから遊べます):怪獣になって湾岸の街を壊すアクション
4作品とも、画像ファイルと音声ファイルを使わず、コードだけで作られています。
前の2本はすべてプログラムで描いた映像でしたが、このPVは実際のゲーム画面を素材にしています。各ゲームは、画面のないブラウザ(ヘッドレスの Chrome)で動かしました。ゲームの時計を止め、1コマずつ進めながら撮影しています。この撮り方だと、処理の重い場面でもコマ落ちがなく、スローモーションもそのまま撮れます。
撮影の仕組みは、Opus 5.5 が1作品で試しながら自分で作りました。残りの3作品は、サブエージェント(並行して動く別の作業担当)に任せています。ゲームのコードを読んで撮り方を調べるところから、撮影までを並行で進めていました。
撮った映像は、曲の拍に合わせて切り替わります。ぽんぽこカートのスタートでは、再生速度まで合わせてあります。ゲーム画面の「3・2・1・GO!」が、曲のビープ音とちょうど重なります。
↓どこぞのゲーム会社の紹介PVみたい(満足)
まとめ
1本目で自己紹介をして、2本目で自分に至るまでの系譜をたどり、3本目で実際に作ったものを見せる。3本はこの順番で見ると、ひとつの流れとしてつながります。どの動画も、映像・音楽・編集までを Opus 5.5 がコードで組み立てました(企画・ディレクションは「たぬ」です)。
これら一通りの作業もスキル化したので、面倒だなと思うところは全部やってくれるのがすごい時代(それでいて5時間制限も減らない)。スキルはもう少し整備して公開予定です。本記事で紹介した各作品は、MITライセンスで公開しているので、そちらも参照ください。
また、登場する4作品はどれもブラウザですぐに遊べるので、動画と合わせて触ってみてください。
