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BEETOVEN SYMPHONEIS 6

    どうしたってんだい
    君はどうしたって、そんなに僕のことを”じっと”見るんだい
    人間ならだれでもいいってわけかい
    僕が朝から仕事をして、休日前に美容院に行く途中で、路上で車をとめてまで、缶コーヒーを買うのがそんなに珍しいからかい
    それともそんなに深い意味はないのかい
    どうやら君は里親を探しているらしいね
    どうして、そんなことがわかるかって、それはさ、里親を探していることが看板に書かれているからさ
    君がいるそこはね、最近改築されたところでね、ちょっと前は日本料理を扱う店だったんだ
    そんなことは君に関係ないか
    君は僕のことをさ そんなに純粋に”じっと”見たってなにもなりはしないぜ
    だってさ僕はただの通りすがりで、缶コーヒーを買うために自動販売機の前にいるだけだから
    もう夜になり、少しずつ寒くなるだろう 君はいつまでそこにいるんだい
    君はいつかいい里親に巡り合うことができるのかい
    もしかして、そんなこと考えたこともないし、
    ”里親ってなんだい”って感じかな
    僕だって同じようなもんさ
    今日はクリスマス いい日になるかって
    君はそんなことは知っているみたいだね 
    いい日になるに決まってるさ 10対0の相場でさ

     
     
     
    ここ数年スニーカーを主に履いていましたが、レザーのダービーシューズに心惹かれています。 書き下ろし小説あり。 オンライン購入できます。【PASSAGE https://x.gd/hO86P】

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