アウトプットをおそれるな
書こうと思ってるnoteがあるのに、ずっと完成しないまま数ヶ月が経ってしまった。
芸人さんに対しては『下手でも未完成でもなんでもいいから色々なことに挑戦したり場数を踏んでほしい、私はそれが見たい』と思ってるのに、じゃあ自分のこととなるとかなり中途半端だ。
別に私は仕事としてクリエイターをやってるわけではないし誰にも求められてないのだから、自己満足の世界であり締め切りも必要性もない。
でもなんでも中途半端な自分が嫌になる。そもそも、こういうのもちゃんとやりきれないような人間だから夢だった作家/小説家になれなかったんだ。どうせ『死ぬまで小説は書けるから』と言い続けて、ワナビーのまんまで死んでいくのだろう。
むかし使っていたペンネームがあった。たしか高校生の時に作ったもの。一瞬だけZ会に入っていた時期があり、そのときニックネーム的なものを決める必要があって考えたものを、ペンネームとして二十代半ばくらいまで使っていた。
『いつか◯◯ってペンネームで本が出たら買ってね』『いつか有名人になって、迷惑かけたみんなに恩返しできるように頑張るから』
そんなことをずっと周りに言っていた。本が売れて名前が世に轟き、『あの人私の同級生だったんだよ』と私に関わった人の話の自慢のタネになること、それが私の『贖罪』の方法だと本気で思っていた。
いつからだろうか、仕事をやるようになって、あれこれと『創作が出来ない言い訳』ができるようになってしまった。そしてネットで私よりも才能のある人々の作品を読み、どんどん自信もやる気もなくなった。
まともな恋愛も知らない、賢くもない、何もかも中途半端な私の書く作品なんて、誰も必要ない。
そもそも、私自身がもう『世界を創ること』を必要としていない。
学生だった頃、私の逃げ場所は創作の世界だった。でもいつからか自由にお金と時間を使えるようになって、私の逃げ場所はお笑いの劇場やゲームになっていった。自分で何かを作り出す必要がなくなってしまった。
ある日そう気づき、完全に筆を折り、そのペンネームは封印してしまった。
それから数年たった。
今でもそのペンネームは使っていないし、小説もたまに気が向いた時に書き散らすくらいで、ちゃんと腰を据えてはやっていない。
でも最近、また文章を書くことをちゃんと本気でやっても良いかもなと思い始めている。
創作ではなくて、創作よりももっともっと面白い現実世界についてのことを文章化したい。
半分はただ自己満足というか承認欲求の塊だからやりたいだけ。でももう半分は、きっとそれなら1つ1つ、迷惑をかけた人たちへの『贖罪』ができるかもしれないから。
(でも具体的なことを口をしたらそれで満足してしまう可能性があるし、卑怯な人間なので逃げ道は残しておきたいからまだ秘密にしておく。)
仕事もあるし体力気力も減ってきてるし、他にもやりたいことはあるし、言い訳がたくさん出来てしまう。でもここでふんばって何かを作り上げられないと一生死んで生きていくような気がするから頑張りたい。
……本音を言うなら。
歳も若くないしルックスも不細工だし、金も無ければコミュ力も無い、変なとこで図々しくて、変なとこで(こうやって)過剰に自己卑下する自分なんて、決して推しにとって『いてくれて嬉しいファン』なんかではないと思う。私が芸人だったらそう思うだろう。
私が推しにとって有益なことで出来ることは、『行くこと』『笑うこと』『伝えること』しかない。
だったらその『伝えること』をなんとかして極めるしかない。そうすることで許しを請うしかない。だから、少しでも頑張りたいなと思う。
と、通勤電車の片道でこの記事を書ききった。なんならまだ乗り換えもある。
片道1時間もあるのだから、クオリティを気にせずやろうとすれば出来るのにやってこなかった。
そういうとこを出来るようにしたい。出来る限りアウトプットをやっていきたいと思っている。
飯田橋に着いたので、このへんで。