[感想文]8番出口〜男の子と手をつないで脱出を目指すモードは本編にも追加してほしい
これまで書いてきたエッセイに、自分でまとめたマガジンのリンクをつける作業をしていたら、回を重ねるごとに文章量が増えていることに気づいてしまった。
最初の方は1500文字くらいだったけど、書き終わってみたら3000文字を超えていた……
2000文字、いやせめて2500文字を上限にしよう。
でも書きたいことあるしやっぱり2800文字に……。
自分に甘い。
8番出口
金曜ロードショーでやってたので観ました。
今更の初見。
結論、怖さがちょうど良い塩梅で面白かったです。
ゲームやったことないんですよ実は
有吉いいeeeee!でプレイしているのを見ていたので、どんなゲームなのかは知ってました。
なので、オープニングで「あの泣いてる赤ちゃんも異変なのかな?」と思ったらそんなことは無かったです。
お母さんを怒鳴りつけてたサラリーマンは、サメ映画ならシーンが切り替わった瞬間サメにかじられてただろうし、ミッドサマーならもっと酷い目に遭って鳥小屋に吊るされてただろうに……惜しいことをした(発想が邪悪
ちなみにミッドサマーは、面白かったんだけどもう二度と見たくない映画ナンバーワンです。
序盤はおおむねゲームの再現という印象。
二宮和也さん演じる「迷う男」のムーブと感情の揺れ動きは、他の人がやってるプレイを後ろで見てる感覚で面白い。
なるほどああやって指差し確認していくだろうな、自分がやっても。
電灯が増えるところとか、ポスターがこっちを見てる所では思わず「ニノさん、うしろ、うしろー!!」と口に出してしまった。
妻とテレビで映画を見てると、よくテレビに話しかけてしまう。
それにしてもニノさんが演じる主人公はいつも不幸な目に遭ってる気がする。
始まった時から既に死んでる、とか。
おじさんの真実
なるほど、あの話しかけても無反応な異変要素のおじさんは、脱出に失敗した人の成れの果てなのか……こわぁ……。
子どもに優しく出来ないヤツは生き延びられない、というホラー映画あるあるを忠実になぞるおじさん。
っていうかあの異変おじさん、ニノさんも「おじさん」って呼んでるの面白かった。
公式呼称なんだ、おじさん。
中盤から少年と手をつないで異変を確認していくモードになるけど、あの光景はICO的なエモさがあった。
本編でもあのモードやったらいいのに。
先に進もうとすると少年が引き留めたり、少年が異変に向かって進んでいこうとする、とかも進むか戻るかのフックになって良いと思うのだけど、どうだろう。
8番出口はループの終わりなのか始まりなのか
8番出口にたどり着くと呆気なく異世界が終わるのが印象的。
RPGなら階段前にボスがいて、重々しい語りがあってから、派手なドンパチが始まるだろうに。
8番出口が現れても何事もなく、淡々と元の空間に戻ってくる。
それこそ、ファミコンゲームの終わりように。
そこでオープニングの電車のシーンの「前」に戻るという、All You Need Is Killのような展開に思わずニヤリとしてしまった。
お母さんを怒鳴りつけるサラリーマンをなんとかしないと、また8番出口に行くことになるのだろう。
それこそ、終わりのないファミコンゲームのように。
ラストシーンで踵を返す素振りを見せるニノさんに、今度こそあいつがサメにかじられるフラグを立ててくれ、と願わずにはいられない。
映画館で観る映画もいいけど、家であれやこれやツッコミを入れながら観る映画も良いものですね。
ちなみに、妻は意識の半分くらいでニノさんの奮闘を見て、もう半分はELDEN RING Tarnished Editionで敵にバクスタをキメることに夢中になって、犬にかじられてました。

