見出し画像

【50代60代の箱根②】200円を惜しまない。でも旅費は徹底調査。小田原までのひとり旅

旅の始まりは、まず価格調査から。

箱根湯本駅での集合と決まった。

でも、少しでも早くみんなに会いたい。

そんな思いもあり、小田原から同じ電車に乗ることに。

200円の特急料金は贅沢。

でも、会いたい思いのほうが勝る。

どこかで200円浮かせればいい。

ということで、旅の前は価格調査の旅へ。


小田原まで、いくらで行ける?

小田原から乗る電車に間に合う。

なおかつ、できるだけ安く行く。

そのルートはどれか?

いくらかかるのか?

どこまで在来線で行き、どこから新幹線に乗り換えるのがいいのか?

乗り換え時間に余裕はあるか?

駅の中をどのくらい歩くのか?

いくつかのパターンを考える。

安ければいいというわけでもない。

乗り換え時間がギリギリなら、焦る。

駅の中を長く歩けば、それだけ体力も使う。

この歳になると、交通費だけでなく、**「その移動でどれだけ体力を使うか」**も大事な検討事項。

結局、私鉄とJR在来線と新幹線を乗り継いで小田原まで向かうことに決定。

次は金券ショップ。

私鉄や在来線のチケット。

そして帰りの新幹線チケット。

どこの金券ショップが安いのか。

これも調査。

運動を兼ねて、足で最安値に挑む。

我ながら頑張ったと思う。

当然、この時の歩行は5分健康室で推奨したもの。

#27の「大股ウォーク」と#65の「足指リセット」の重ね技ウォーキング。

まさか、旅の準備まで健康ネタになるとは。


この歳になっても、新幹線は一大イベント

この歳になっても、新幹線に乗るのは一大イベント。

金券ショップで購入したチケットを、どんな風に変更すればいいのか?

毎回、みどりの窓口で聞く私。

なぜなら、最近の世の中は知らない間に変更になっていることが山ほどあるから。

「この前はできたのに、今回はできない」

こういうことがちょいちょいある。

便利になったはずなのに、知らない間に仕組みが変わっている。

電車代だって、決して安くない。

失敗してチケットをフイにはできない。

分からなければ聞く。

これが一番。


スマホがあるのに、手書きのメモ

昔、叔父が手書きで旅の日程を書いていた。

いつ、どこから、何時発の電車に乗って、どこで乗り換えて……。

今は便利なスマホがある。

それでも今回は、手書きのメモを作った。

乗る電車。

乗り換える駅。

発車時刻。

そして、乗り遅れた時のことまで。

「次の電車は何分発?」

「それに乗ったら、到着はどのくらい遅れる?」

ここまで書き込む。

帰りは夜に予定が入っている。

できるだけ時間ギリギリまで箱根湯本にいたい。

でも、早く帰る必要もある。

そこで、時間ギリギリまで箱根にいられて、なおかつ早くて安い経路を探す。

乗り継ぎがうまくいかなかった時の時刻まで調べておく。

スマホでその場で検索すればいい。

それは分かっている。

でも、事前に調べておけば安心。

自分の見慣れた字を見てまた安心。

焦るとろくなことにならないお年頃。


始発出発も、考え方次第

当日は始発出発。

朝早い。

当然、眠い。

でも、ここは考え方を変える。

その分、旅が長くなった。

そう考えればいい。

朝早い時間帯は、乗り継ぎがそれほど良いわけではない。

でも、その時間を使って、焦らずトイレに行ける。

乗る電車や番線も、ゆっくり確認できる。

焦るとろくなことにならない。

そして、早い時間なら車内で座る場所も選べる。

下車駅までは1時間弱。

ちょっとした仮眠タイム。

どこでも寝られる癖は、職業のなせる業かもしれない。


新幹線の券売機で、やっぱりドキドキ

途中、在来線から新幹線に乗り換える。

今回は、一度改札の外に出たほうが乗車代が安くなる。

いったん出口を出て、券売機で小田原までの新幹線自由席券を購入。

在来線の切符なら普通に買える。

なのに、新幹線の切符となると、いまだにドキドキする。

なぜだろう。

画面を見ながら、

「これでいいのか?」

と、慎重になる。

最寄りの新幹線駅から乗れば、こんな緊張感もない。

余分に歩くこともない。

少ないエネルギーで目的地に着ける。

そのほうが楽なのは分かっている。

でも、慣れていないことにチャレンジできるのも旅。

いつもの生活なら、わざわざ知らないことをやろうとは思わない。

旅だからこそ、

「やってみるか」

ができる。

経験を増やす。

知らないことを一つ覚える。

これも旅の楽しみの一つ。


みんなと合流するまでは、ひとり旅

新幹線に乗ると、一番後ろの席が空いていた。

これなら気兼ねなく椅子を倒せる。

またしても仮眠。

こうして私は、ひとりで小田原へ向かう。

今回の旅は友達との旅。

でも、みんなと合流するまでは、ちょっとしたひとり旅。

お金を調べる。

時間を調べる。

乗り換えを考える。

体力のことも考える。

分からないことは確認する。

そして、少しだけいつもと違うことにも挑戦する。

旅というのは、目的地に着いてから始まるものだと思っていた。

でも、今回の旅で少し違うことに気づいた。

旅は、行き先を決めたところから始まっている。

そして、50代の旅は、

「いかに安く行くか」

だけではない。

お金も、時間も、体力も、できるだけ無駄にしない。

そのうえで、楽しむ。

それが今の私たちの旅なのかもしれない。

そんなことを考えていると、

「次は、小田原」

というアナウンス。

いよいよ、みんなとの合流。

……の前に。

小田原駅で、今度は特急券を買うだけでオタオタすることになる。

続きは、次回。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集