
💴新人事務員さんも安心!令和7年の年末調整 ― 今からできる準備とやるべきこと
こんにちは。税理士事務所事務員のバッツです。
9月になるとどうしても
「そろそろ年末調整の準備を始めないとなぁ」
と憂鬱な気持ちになります。
私と同じように「年末調整」と聞くだけで、ちょっと肩に力が入ってしまう新人事務員さんも多いのではないでしょうか。
毎年のルーティンとはいえ、今年(令和7年)は税制改正の影響が大きい年。先輩社員でさえ「例年と同じでいいのかな…」と不安になるくらいです。
でも大丈夫。
実は、今の時期から少しずつ準備しておくだけで、12月のピークをぐっとラクに乗り越えられるんです。
この記事ではシリーズ第1回として、「今からできること・やるべきこと」に絞ってご紹介します。新人さんが読みながら手を動かせるよう、チェックリスト付きでまとめました。
1. まず知っておきたい「今年の年末調整は例年と違う」
年末調整は毎年の行事ですが、今年はちょっと特別です。
理由はシンプルで、令和7年12月から大きな制度改正がスタートするから。
たとえば…
基礎控除や給与所得控除が見直し → 「103万円の壁」が「160万円」に広がるケースも!
配偶者控除・扶養判定の要件が変わる → パート社員さんからの相談が増える予感
特定親族特別控除の新設 → 学生アルバイトを扶養に入れている家庭で影響大
書類様式の変更 → 新しい申告書・源泉徴収票に切り替えが必要
電子化の加速 → マイナポータル連携や住宅ローン控除の調書方式が普及
新人事務員さんにとっては「専門用語だらけでよくわからない!」と感じるかもしれません。
でも安心してください。細かい計算や制度解説は次回以降にしっかり整理していきます。まずは「今年は例年より準備が大事なんだな」と心に留めておけばOKです。
2. 今からできる「情報収集」
「年末調整って、書類を集め始めてから慌てて調べると本当にパンクするんだよね」
まずは落ち着いて“予習”から始めましょう。
国税庁の「令和7年分 年末調整のしかた」パンフレットをチェック
改正点のポイントをざっくり押さえる(基礎控除・給与所得控除・特定親族特別控除など)
新しい書類のフォーマットを一度眺めてみる
この段階で「全部理解しなくちゃ」と焦る必要はありません。
新人さんはまず「どんな書類があるのか」「今年は何が新しいのか」だけ見ておけば十分です。
3. システム対応の確認
事務員さんを悩ませるのが、給与計算ソフトや年末調整ソフトの更新です。
使っているソフトのアップデート予定を確認する
試験環境やデモ版があれば、早めに動かしてみる
源泉徴収票の新様式や特定親族欄が正しく出力されるか確認する
新人さんは「システムのことはよく分からない」と感じるかもしれません。
でも実際は、ベンダーがしっかり対応してくれるので、“アップデートがいつ来るのか”を把握しておくだけで十分です。分からなければ遠慮せずに先輩やベンダーに聞きましょう。
4. 社内周知の準備
意外と盲点になるのが従業員への説明です。
新人さんでもできる「小さな一歩」はこちら。
「今年からマイナポータルで控除証明が取れる方もいます」とメールで伝える
「住宅ローン控除は紙の証明書が届かない場合があるので、借入先に確認してください」と案内する
新しい申告書のサンプルを掲示して「後日配布します」とお知らせする
こうした事前案内をしておくだけで、提出期限ギリギリに質問攻めにあうリスクが大幅に減ります。
5. 今やるべきことチェックリスト(新人向け)
✅ 国税庁パンフレットをダウンロードしてざっと読む
✅ 新様式を印刷して机の上に置いてみる
✅ システムのアップデート予定をメモしておく
✅ 社員向け案内文をドラフト(メモ書き程度でOK)
✅ 「12月以降は制度改正がある」と先輩や上司に一言共有
これだけやっておけば、新人さんでも「今年の流れを把握している人」として頼りにされる存在になれます。
まとめ
今年の年末調整は改正が重なり、担当者泣かせの年になりそうです。
でも逆に言えば、新人さんでも“今から準備していた人”が一番輝ける年です。
小さな一歩でも、今のうちに積み重ねておけば12月のピークに余裕を持てます。
次回はシリーズ第2回として、「令和7年改正の全体像と実務への影響」を解説します。
制度のポイントを分かりやすく整理し、「何がどう変わったのか」を新人さんでも理解できる形でお届けします。
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