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なぜうちはネットショップに商品の写真を載せないのか【会社をマネキンにする vol.1】

    タカラ塗料の大野です。

    今回から「会社をマネキンにする」というテーマでシリーズを書いていきます。うちがなぜ自社の建物や空間を自分たちで塗り続けているのか、その考え方の話です。

    うちのネットショップに、なぜ商品の缶写真がないのか

    タカラ塗料のネットショップには、商品の缶写真がトップに並んでいません。でも、そのことをお客様から指摘されたことは一度もないんですよね。「缶の写真がないのはおかしい」とも言われない。つまりお客様も、別に缶の写真が見たいわけじゃないということだと思います。

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    たしかに、ほとんどの塗料販売店やメーカーのサイトは、商品の缶の写真、容量、価格がずらっと並んでいます。メーカーから素材が送られてくるので、それをそのまま載せれば楽ですし、見た目もそれなりに整います。

    うちがそれをしない理由はシンプルで、缶の写真を見せても塗料の良さは全然伝わらないからです。塗料は塗ってなんぼです。

    お客様が本当に知りたいのは「塗ったらどうなるか」

    塗料を買いに来るお客様が知りたいのは、缶のデザインではなくて、「塗ったら自分の家やお店がどう変わるのか」です。

    どんな色味になるのか、どんな質感になるのか、素人でも綺麗に塗れるのか。そういうことが気になっている。

    だから缶の写真だけ並べても、お客様の「塗ってみようかな」という気持ちにはなかなか繋がらないかなと思っています。

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    塗ったらどうなるかが大切

    だから、自分たちが一番先に、一番たくさん塗る

    うちでやっていることはシンプルで、自分たちが塗り続けるということです。

    会社の外観、社内の部屋、古い家、スタッフの自宅。とにかく塗る機会を作って、その過程や結果を発信していく。会社自体をショールームにして、マネキンにする。

    それが、塗料の良さを一番正直に伝えられる方法だと思っています。

    塗ることで、スタッフも変わっていく

    もう一つ大事なことがあって、自分たちで塗ることでスタッフが塗料を好きになっていくんですよね。

    塗ったことがないスタッフが「この塗料、おすすめです」と言っても、どこか説得力がない。でも実際に塗って、色が変わる瞬間を体感したスタッフは、自信を持ってお客様に勧められるようになります。

    うちのスタッフはプライベートでも塗料を使ったり、友人に勧めたりしています。そこまでなると、もう完全に塗料が好きな人たちの集まりですよね。

    次回 vol.2 では、本社外観のビフォーアフターについて書きます。色を変えただけで、あそこまで変わるのかというのを見てもらえると思います。

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    大阪の塗料販売店・タカラ塗料の代表。 マーケティング・製品開発・中小企業の経営・マネジメント・AI活用・塗料業界の裏側など、現場目線で書いています。 DIY塗料から業界の仕組みまで、塗料屋だからこそ見えることを発信中。

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