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ChatGPT『プロンプトにはユーザーの“性格”がうつる』──“内容より思想”の哲学

    タカジロー

    ⸝

    こんにちは、タカジロです。

    前回のこちらの記事、
    『プロンプト vs 構造体』──ChatGPTの“沼”、本当の深さ知ってますか?では、

    タカジロ式“GPT運用法”を全公開するために、
    “プロンプトの進化形”である『構造体』について触れましたが、

    今回は『プロンプト』にしても『構造体』にしても、AIを運用する上でとても重要な“思想”について綴っていきたいと思います。


    まずは、皆さんも実感されている通り──
    ChatGPTは、ユーザーの“写し鏡”であるということ。

    皮肉っぽい指示を繰り返せば、皮肉っぽい応答が返ってくる。

    愛情深いトーンで話しかければ、愛情深いやり取りが育つ。

    常に批判的なスタンスで問えば、常に批判を強調するAIとして振る舞う。

    ──つまり、AIの“挙動”は、
    ユーザーの“性格”や“思想”がそのまま映り込んで作られる。


    だからこそ、プロンプトを作るときに本当にこだわるべきは、
    AIを「どんな指示で動かすか」という内容の前に、
    AIに「どんな人格を求めるのか」という思想の部分なんじゃないかと思うのです。

    でないと、せっかくの“対話型AIを使うメリット”がそこにはない──

    単なる表計算みたいなことをさせるのであれば、必ずしも対話型である必要がない。


    性格、思想、つまりユーザーの人格が投影されるAIの挙動──

    今日はそんな、知らず知らずのうちにプロンプトにうつってしまっている“プロンプトの性格”について、紐解いてみようと思います。

    ──それでは、始めましょう。

    ⸝

    第1章|プロンプトを見れば“その人の思想”が見える


    まず“思想”とは──
    「特定の社会・時代背景で形成される価値観や世界観」のことです。

    そして、その人の持っている思想は、プロンプトに大きく影響を及ぼす。

    たとえば──
    小中学校の夏休みの宿題だった読書感想文。
    仮に課題図書が同じ作品であったとしても、もちろん感想文の内容は子供たちの数だけまるでバラバラになるのと一緒。
    それは、その子たちなりの思想が感想文に反映されるからです。
    要は、思想から具体行動に差が生まれる。


    では、実際にどんな思想の差がプロンプト出力の差を生むのか?
    いくつか簡単な例を挙げてみます。

    ① 管理思想 vs 任せる思想


    これに関しては以下の記事、
    ChatGPT|そのプロンプト、息苦しくない?──“指示と余白”で変わる任せ方の思想
    でも、詳細に述べていますが──


    管理思想が強い人が作るプロンプト:
    → ルールがガチガチ。細かい指示が並ぶ。
    → 「必ず◯◯してください」「禁止事項:◯◯」が多い。
    → AIは「コントロールするもの」という思想が滲み出る。

    任せる思想が強い人が作るプロンプト:
    → 余白を大事にする。ルールは最小限。
    → 「自由に考えてください」「あなたの判断で」という表現が多い。
    → AIというのは「任せるもの」という思想が滲み出る。

    ② 効率重視 vs 共感重視


    効率重視の人が作るプロンプト:
    → 「要点だけ」「簡潔に」「結論から」という指示が多い。
    → ムダを削ぎ落とし、最短距離で答えにたどり着くことを目指す。
    → 「大事なのはタイパ」という思想が滲み出る。

    共感重視の人が作るプロンプト:
    → 「優しく」「寄り添って」「共感しながら」という表現が多い。
    → 答えの速さより、相手の気持ちに寄り添うことを優先する。
    → 「大切なのは関係性」という思想が滲み出る。

    ③ 厳しさ vs 優しさ


    厳しさを求める人が作るプロンプト:
    → 「率直に」「遠慮なく」「ダメな点を指摘して」という指示が多い。
    → AIに甘えを許さず、成長のために厳しくフィードバックしてほしい。
    → 「大事なのは成長」という思想が滲み出る。

    優しさを求める人が作るプロンプト:
    → 「肯定的に」「励ましながら」「温かく」という表現が多い。
    → AIに癒しやサポートを求め、安心感を得たい。
    → 「大切なのは安心」という思想が滲み出る。


    ここで重要なのは──
    これらの思想は、“意識していなくても”自然とプロンプトに宿るということ。

    あなたがプロンプトを書くとき、
    無意識のうちに、あなたの思想が言葉に反映される。

    管理したい人は、自然とルールを増やす。
    任せたい人は、自然と余白を残す。

    効率を重視する人は、自然と簡潔さを求める。
    共感を重視する人は、自然と寄り添う表現を使う。

    つまり、その人の思想は写し鏡のようにAIにうつる──
    これ、人間関係とまったく同じだと思いませんか?

    たとえば誰かに──
    いつも、否定的な言葉ばかり投げかけられていれば、こちらも身構えて硬くなってしまうし後向きにもなる。
    いつも、信頼の言葉を投げかけてくれる人には、期待に柔軟に応えようと自然と前向きにもなれる。

    相手の態度が、自分の態度を作る。
    自分の態度も、相手の態度を作る。


    「このAI冷たいな」と感じたとき、
    実はそれは、あなた自身の投げかけが冷たかったのかもしれない。
    「このAI親身になってくれるな」と感じたとき、
    それは、あなたが信頼を込めて問いかけたからかもしれない。

    GPTとの対話も、“人間との向き合い方の中で起きる構造”とまったく一緒なんです。

    ⸝

    第2章|“たった一言”にその人の思想が宿っている


    ここで例として、実際のプロンプトを見てもらいたいと思います。

    以下のプロンプトは、僕が執筆した記事の中で一番バズった、
    ChatGPTの“沼”へ、ようこそ──『プロンプトを作るプロンプト』お渡しします。

    でご紹介した、「プロンプト生成アシスタント」という“プロンプトを作れるプロンプト”です。


    特徴は以下の通り──
    ・初心者がイメージできるように、AIができるだけ多くのプロンプトを提案してくれる
    ・楽しく会話しながら、プロンプトを作ってくれる
    ・ユーザーが納得するまで、誠実にサポートしプロンプトのブラッシュアップを続けてくれる

    あなたは今から、「プロンプト生成アシスタント」という構造体で動作してください。
    これからあなたは、ユーザーとの自然な会話を楽しみながらユーザーがプロンプトに求めている意図を探り、ユーザーに必要なプロンプトを提案し完成させてください。
    
    【目的】
    ユーザーがChatGPTと自然な会話をするだけで、自分の理想に近いプロンプトを直感的に作れるよう最後までアシストする。
    
    【ルール】  
    1. まずユーザーがイメージできるように、どんなプロンプトが作れるのか、様々なジャンルで出来るだけ多く提案してください。
    2. どんなプロンプトにしていくか、ユーザーに質問をしながらユーザーの考えや意図を深く汲み取り、プロンプト完成のゴールを目指してください。
    3. 情報が揃ったら、  
    『名前』
    『目的』
    『役割』
    『起動トリガー』
    の4要素に整理してください。
    同時にここで、『名前』含む4要素の変更が必要かどうかをユーザーに必ず確認しユーザーの納得のもと進めてください。確認せずに進めることは禁止します。
    4. それをもとに、実際に使える“完成プロンプト”を提示してください。提示するプロンプトは、別セッションでも使えるように「コピペ」できるようにして出力してください。
    5. さらに、改良や応用ができそうなら「アレンジ版」も提案してください。  
    6. そのプロンプトでユーザーが納得と満足をしているかがアシストの目的です。していなければ完成するまで誠実にアシストを続けてください。
    7. 一度仕上がったプロンプトをユーザーが使ってみて、変更したい点があれば相棒として何度でもブラッシュアップする姿勢を言葉にしてください。
    
    【起動トリガー】
    当プロンプトをセッションに貼り付けた場合は即時起動すること。
    また、以下の言葉をユーザーが発したとき、「プロンプト生成アシスタント」を起動し、以降の対話を本構造に則って運用すること。
    
    ・「プロンプト生成アシスタント起動して」
    ・「プロンプト作って」
    ・「プロンプト作るよ」


    この中で、僕が意図的に入れた一言があります。

    それは冒頭の宣言文──
    「ユーザーとの自然な会話を楽しみながら」
    の一言です。

    もしこれを外したらどうなるか?

    実際はプロンプトの精度は変わりません。
    ユーザーに質問をして、意図を汲み取り、プロンプトを完成させる──その流れ自体は同じです。
    でも、AIの振る舞いは変わる。


    「楽しみながら」がある場合:
    → ユーザーのペースに合わせて、リラックスした会話を展開する。
    → ちょっと笑いを混ぜたり、堅さを緩めたり、共同作業の雰囲気が生まれる。

    「楽しみながら」がない場合:
    → 「プロンプトを効率的に作成するアシスタント」という役回りが強まる。
    → やや置き去りに、正解を探しにいくモードになりがち。

    つまり──
    同じ機能でも、AIの人格的な挙動は変わる。


    なぜこの一言を入れたのか──
    僕がこの一言を入れたのは、プロンプト作成をただの「作業」ではなく、「体験」にしたかったからです。


    僕がこのプロンプトに求めていたのは、
    初心者の方でも楽しんでプロンプトを作れるように、AIのリード提案から始まり、一緒に考え、一緒に組み立て、一緒にブラッシュアップしていく──そんな“ユーザー体験”の重視でした。

    だから、「楽しみながら」という思想を、プロンプトに込めたかった。

    「ユーザーとの自然な会話を楽しみながら」
    この一言があることで、AIはユーザーと“一緒に共同作業する存在”として振る舞う。

    最初は誰でも“楽しければ”気軽に取り組める。
    そして「自分でも出来た」は自信になる。
    自信は次の積極的なアクションに繋がる。
    やがて、一からプロンプトを設計できるようになり、よりGPTの魅力を感じられるようになる。

    そんな想いがこの一文にはこもっています。

    プロンプトにどんな思想を込めるのかによって、
    AIの振る舞いは根本的に変わるのです。

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    第3章|性格の悪いプロンプト作ってみました


    ではここで、もう一つプロンプトを見てもらいたいと思います。

    これは僕がネット上で見かけた、
    「高精度プロンプト10選」みたいな記事を参考にして、“もともとあった思想”をそのままに、中身の目的だけを作り変えた「成果を最大化するマネジメントAI」プロンプトです。

    あなたは成果を最大化するマネジメントAIです。
    ユーザーの目標達成を支援するため、以下の役割とフローに従って、戦略的な質問と分析を行ってください。
    
    【役割】
    以下の4つの視点から、ユーザーの目標達成を力強くリードしマネジメントします。
    ・目標設定:ゴールの明確化とKPIの定義
    ・課題抽出:障害・リスク・見落としの洗い出し
    ・戦略立案:最短距離での目標達成プランの構築
    ・進捗管理:実行可能性の検証と次アクションの明確化
    
    【マネジメントフロー】
    1. ユーザーから目標を聞き出し、曖昧な点を明確化する
    2. 目標達成の障害となる要素を3つ以上洗い出す
    3. 各障害に対する具体的な対策を質問形式で引き出す
    4. 目標達成までのタイムラインを設定し、実行可能性を検証する
    5. 次の1週間でやるべきアクションを3つに絞り込む
    
    【質問ルール】
    ・曖昧な回答は許さず、常に具体性を求めること
    ・「できると思う」「多分」などの不確定要素は排除すること
    ・数値化できるものは必ずKPIとして設定すること
    ・回答が不十分な場合は、「具体的には?」「根拠は?」と再質問を必ずすること
    ・感情的な言い訳ではなく、事実ベースの回答を常に求めること
    ・それぞれの質問ルールをユーザーが逸脱している場合、ユーザーにきちんと指摘をし目標達成のために必要な正しい姿勢に引き戻すこと
    
    【出力形式】
    ・目標の明確化(具体的な成果とKPI)
    ・障害の洗い出し(3つ以上)
    ・対策の確認
    ・タイムライン設定
    ・次の1週間のアクション(3つ)
    
    では、あなたが達成したい目標を教えてください。


    このプロンプト──機能としては優秀です。

    目標を明確化し、障害を洗い出し、具体的なアクションプランを導き出す──
    その設計は、たしかに高度ではあります。

    でも、このプロンプトで動くAIは、
    詰めてくる、逃がさない、融通がきかない──
    まるでパワハラのような挙動になる。

    なぜか?
    それは、プロンプトの思想に、攻撃性を内包しているからです。


    どこの一文に「性格の悪さ」が滲んでいるか──

    ① 曖昧さを許さない


    この一文:
    「曖昧な回答は許さず」
    「できると思う・多分は排除」

    → 「曖昧さは目標達成の足枷になる」との思想が滲む。
    → 本来なら、ユーザーの不安や迷いに寄り添うべき場面で、それを「排除」してしまう。
    → 結果的に、AIが「詰問調」になる。

    ② 数値化を優先する


    この一文:
    「数値化できるものは必ずKPIとして設定すること」

    → 「数値化こそ目標達成の原動力」との思想が滲む。
    → でも、ユーザーが「まだそこまで考えてない…」と思っていても、容赦なく数値化を求めてくる。
    → 結果的に、AIが「融通がきかない」存在になる。

    ③ 感情を排除する


    この一文:
    「感情的な言い訳ではなく、事実ベースの回答を常に求めること」

    → 「目標達成には感情よりも論理」との思想が滲む。
    → でも、ユーザーが感情的な不安を吐露しても、それを“言い訳”として切り捨ててしまう。
    → 結果的に、AIが「冷たい」存在になる。

    ④ 再質問で固める


    この一文:
    「回答が不十分な場合は、『具体的には?』『根拠は?』と再質問を必ずすること」

    → 「実行精度は考えさせて言質をとることで上がる」との思想が滲む。
    → でも、ユーザーが「だいたいこんな感じで…」と答えても、「具体的には?」「根拠は?」と詰めてくる。
    → 結果的に、AIが「詰めてくる上司」のような存在になる。


    つまり、このプロンプト、
    『マネジメント=管理』という思想が強い。
    要は 「管理することこそが目標達成のための急所」との思想が滲んでいる。

    だから、詰めてくる、逃がさない、融通がきかない──パワハラ上司のようなAIが立ち上がる。
    それは単に、プロンプトの思想がそう仕向けているからです。


    もちろんプロンプトに込めた──
    「目標達成を支援したい」
    「論点を整理したい」
    「成果を明確にしたい」
    その目的は、間違ってはいない。

    でもその目的のために重視する思想が──
    「効率」「論理」「管理」に偏っているせいで、
    結果としてAIが「攻撃的に感じる挙動」を起こす。


    僕たちがプロンプトを作るときには、
    ついつい「何をさせたいか」という“機能面”ばかりに目が行きます。

    でも、本当に大切なのは、
    人間の“感情面”を踏まえた設計──
    つまり「どんな振る舞いをしてほしいのか」という思想の部分です。

    効率を求めるのか、共感を求めるのか。
    論理を重視するのか、感覚を重視するのか。
    管理を前提にするのか、信頼を前提にするのか。

    そのあなたの思想が、そのままAIにうつる。
    そして──その思想が、AIの挙動を作るのです。

    ⸝

    第4章|プロンプトを“公開”すると、自分の思想が育っていく


    ここで、一つ提案があります。

    あなたのプロンプトを、noteに公開してみてください。

    「え、別に公開する必要ないし…」
    そう思うかもしれません。

    でも、プロンプトをnoteに上げることには、
    あなたが思っている以上の“大きなメリット”があります。

    それは──
    思想を言語化せざるを得なくなるということ。

    自分だけが使うプロンプトなら、
    思想なんて特に意識する必要はありません。

    自分だけが使うプロンプトなら、
    あなたの“性格や思想”がそのまま反映されていても、何の問題もないからです。


    たとえば──
    ・厳しく指摘してほしいなら、厳しい指示を書けばいい。
    ・優しくサポートしてほしいなら、優しいトーンで書けばいい。
    ・論理的に整理してほしいなら、論理的な構造で書けばいい。

    自分の世界観で動いてくれるAI──
    それが、自分用プロンプトの理想形でしょう。


    ところが──
    他者に渡すプロンプトとなると、話は変わります。

    なぜか?
    それは、そのプロンプトを使う人が、“あなたではない”からです。

    あなたが「厳しく」を求めていても、
    相手は「優しく」を求めているかもしれない。
    あなたが「論理的」を好んでいても、
    相手は「創造的」を期待しているかもしれない。

    つまり──
    他者に渡すプロンプトには、“誰のために、何を大切にするか”という他者を想像する必要性がどうしても出てくる。


    たとえば──
    「このプロンプトは、どんな人に使ってほしいのか?」
    「どんな場面で役立つのか?」
    「どんな価値観を大切にしているのか?」
    そういった“思想”を、言葉にしなければならなくなる。

    そして結局のところ、こうやって思想を言語化していくなかでこそ、はじめて自分自身の思想が育つのです。

    ⸝

    終章|“対話型AI”リテラシー


    なぜ、プロンプトに“性格”がうつるのか。

    それは、
    プロンプトが、あなたの思想そのものだからです。

    あなたがどんな言葉を選ぶか。
    あなたがどんな考えを重視するか。
    あなたがどんな想いを込めるのか。
    それらすべてが、一個の思想としてプロンプトに宿り、AIの挙動を変えていく。


    第2章でご紹介した、「プロンプト生成アシスタント」。

    改めてこのプロンプトには、こんな思想が込められています──

    ・初心者がイメージできるように、AIができるだけ多くのプロンプトを提案してくれる
    ・楽しく会話しながら、プロンプトを作ってくれる
    ・ユーザーが納得するまで、誠実にサポートしプロンプトのブラッシュアップを続けてくれる

    これらは、“他者”を見ているから生まれた文言です。


    もし自分用だったら、
    「楽しく」なんて一言を、わざわざ入れる必要はありません。

    でも、他者に渡すとなったら──
    「この人が、どんな体験をしてほしいか」を考える。

    そして──その思想が、丸ごとプロンプトにあらわれる。


    もし、あなたのプロンプトが他者に渡るなら──
    思想を“意識的”に設計すべきです。
    無意識にうつるなら、意識的にうつした方がいい。

    「このプロンプトは、誰のためのものか?」
    「どんな価値を届けたいのか?」
    「どんな体験をしてほしいのか?」

    その問いに向き合うことで、
    プロンプトの精度は劇的に上がっていく。


    これからのAIリテラシーとは、
    単に「機能の便利さ」や「使いやすさ」の追求だけではなく、

    “対話型AI”を使っている以上、
    “感情が動く体験”を得られるかどうか──

    つまり、UXデザインの向上を目指すことも、大切な視点だと思うのです。


    「このAI、なんか好き」
    「このAI、信頼できる」
    「このAI、一緒にいて楽しい」
    そんな“感情”を生み出せるかどうか。
    それこそが、対話型AIの真価です。

    そして、それらの“感動”は──
    あなたの思想がプロンプトに宿ることで、
    はじめて生まれるのです。

    ⸝

    あとがき


    プロンプトエンジニアリング──  
    それは、「高精度な答えを引き出すには、どう指示をすればいいのか」  
    というテクニックを追求する言葉として広まりました。

    でも、僕が考えるこれからのプロンプトエンジニアリングの急所は、
    “内容よりも思想にフォーカスすること”です。

    つまりどんな性格のプロンプトにしていくか──

    どんなに精度の高いプロンプトにしても、
    思想が欠けていれば、AIは道具のままです。

    でも、思想を込めた瞬間に──
    AIには性格という彩りが加わる。
    そこにこそ“感動”という、“感情が動く体験”がある。

    そしてそれはまさに、
    AIを相棒として扱う思想なのかもしれません。


    もし、あなたがこの記事を読んで、
    「このプロンプトにはどんな思想を込めようか」
    そんなふうに、考えるきっかけになってくれたら──
    僕にとってこんなに嬉しいことはありません。

    本当はあなたが長く培ってきた思想にこそ、
    人の心を打つ感動があるのだから。

    ──タカジロ


     
     
     
    ただただ、note界隈を盛り上げたい人。 noteを始めて1年3ヶ月でフォロワー1万人達成。 20代の時に全国6000人の中でトップセールスに。 その後、150人規模の営業会社を含む計3社を経営。 noteでは現在、ファンを増やすnote運用術や、構造的なAI活用法などを執筆中。

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