
2026/07/14:🇺🇸米国市場プレマーケットの主な状況
■ 市場概況(日本時間18時30分前後)
・ダウ先物:52,615/-0.28%
・S&P500先物:7,555.25/-0.10%
・NASDAQ100先物:29,577.50/+0.35%
・ラッセル2000 CFD:2,964.65/+0.39%
・VIX:17.32/+0.93%
・米2年債利回り:4.284%
・米10年債利回り:4.620%
・米30年債利回り:5.107%
・ドル円:162.21円
・ユーロドル:1.1398ドル
・ドルインデックス:101.09/-0.14%
・WTI原油:80.35ドル/+2.83%
・ブレント原油:86.83ドル/+4.24%
・金先物:4,022ドル/+0.4%
・銀先物:58.35ドル/+0.6%
・ビットコイン:やや軟調
米株先物は方向感が分かれています。
ダウとS&P500は小安い一方、NASDAQ100は小幅高。
前日の半導体株急落後で、ハイテク株には押し目買いも入っています。
米10年債利回りは4.62%、30年債は5.10%台まで上昇しており、金利面は引き続き株式に重い環境です。
■ 最大の焦点は原油急騰
WTI原油は80ドル台、ブレント原油は86ドル台まで上昇しています。
米国とイランの攻撃応酬、ホルムズ海峡周辺でのタンカー攻撃、米国による封鎖再開方針が背景です。
ブレント原油は今週だけで約13%上昇しており、市場は「短期間で正常化する可能性は低い」と見始めています。
原油高は、エネルギー株には追い風ですが、航空、輸送、消費関連には逆風です。
少し厄介なのは、原油高がインフレと金利上昇を同時に引き起こしていることです。
欧州でも英国債やドイツ国債の利回りが上昇し、ECBや英中銀の利上げ観測が再び意識されています。
■ 今夜はCPIとウォーシュFRB議長
今夜21時30分に米6月CPIが発表されます。
市場予想は以下です。
・総合CPI:前月比-0.1%
・総合CPI:前年比+3.8%
・コアCPI:前月比+0.2%
・コアCPI:前年比+2.8%
数字だけを見るとインフレ鈍化予想ですが、足元の原油急騰が今後の物価を再び押し上げる可能性があります。
23時からはウォーシュFRB議長の議会証言です。利上げ確率が再び上昇するなか、「原油高を一時的と見るのか」「追加利上げも選択肢に入れるのか」が注目されます。
■ 大手銀行決算が本格スタート
本日はBank of America、JPMorgan、Wells Fargo、Goldman Sachs、Citigroupが決算を発表します。
市場では前年同期比で増収増益が予想されています。注目点は、投資銀行業務、貸倒引当金、消費者ローン、クレジットカード延滞率、経営陣の景気見通しです。
SpaceX上場など大型案件があったため、投資銀行部門は比較的好調とみられています。一方、原油高と金利上昇が続けば、消費者と企業の信用コストには警戒が必要です。
■ 前日の米国株
前日はAI・半導体株の売りが続きました。
NVIDIAは-3.52%、Micronは-4.32%、Broadcomは-3.98%、AMDは-4.21%、Intelは-6.12%、SKハイニックスADRは-9.32%でした。AI需要への期待が消えたというより、上場や決算をきっかけに利益確定が一気に進んでいます。
個人目線
今夜はCPI、FRB議長証言、大手銀行決算、原油高が同時に重なります。
CPIが弱ければ金利低下でハイテク株が反発しやすくなります。
ただし、原油が80ドルを超えているため、単純な「インフレ鈍化=株高」にはなりにくい状況です。
逆にCPIが上振れし、ウォーシュ議長が利上げに前向きなら、半導体や高PER株には再び売りが出る可能性があります。
今夜は指数の上げ下げよりも、銀行決算後の金融株、原油高に対するエネルギー株、金利上昇に対するNASDAQの反応を見る場面です。
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