
“他人軸”で生きてきたあなたへ
自分中心に世界が廻っていると思うな!
ってよく言われるけど、じゃあ、何を中心に回っているっていうの?
親?
パートナー?
友人?
仕事先?
学校?
そんな周りの思惑ばかりを、考えて、へりくだって
空気を読んで生きていけっていうこと?
そんな教え、冗談じゃない。
自分中心にこの世界は廻ってる。
だって、自分が周りの世界を創ってるんだから。
例えば、自分は役に立たない人間で、生きていてもなんの価値もない。
そう思っていれば、そんな思いを味あわされる状況が
現実として現れてくる。
それはそうだろう。
自分を何もできない人間だと思っている人が、積極的に何かを生み出すだろうか?
自分なんて、と思っていたら、自信もなく、
ただ人の言いなりに動くので精一杯になり、
本来備わっている自分の価値を表現することをしないだろう。
そんな毎日を重ねていけば、結局は「あの人は役に立たない」
と人からも思われる現実がやってくる。
また例えば、周りの人間は敵ばかりで、信じてはいけない、
と思い込んで生きていたらどうだろう?
自分のことを本当に大切に思ってくれる人が最初は存在していたのに、
その好意を全く信じず、差しのべられた手を振り払ってばかりいたら、
段々と、周りから優しい人たちは離れていく。
そして、周りには自分が思った通り、敵だけが残る。
いや、敵すらもいなくなり一人きりになってしまうかもしれない。
反対に、自分は役に立つ、存在するだけで周りの人を幸せにする。
そう信じて生きていたらどうだろう?
毎日、生きているだけで幸せで、朝目が覚めた瞬間に、
楽しい気分でニコニコしている。
そんな人間の周りの人たちも自然と笑顔になり、
一緒にいると幸せな気持ちになる。
そして、周りから愛され、周りの人たちを幸せにする。
本人は、周りの空気を読もうと頑張ることもなく、
自分の楽しみだけを考えているだけだ。
そんな楽しい毎日だと自分の心に余裕が生まれる。
そうなってくると、自然と周りの人への思いやりも生まれ、
「あ、あの人にこの美味しいスイーツを買っていってあげよう」
などという気持ちが不思議と、自然にふっと湧いてくるものだ。
そして、さらに周りから愛されていくという愛の循環が廻っていく。
これが、よく言われる「シャンパンタワーの法則」
ストレスもないし、無理もないスムーズに流れに乗っているだけで、
幸せな日々、幸せな人生を送っていく。
長い間、私は人の気持ちばかり気にして、消耗していた。
だから、シャンパンがちっとも溜まらず、溢れ出さない。
結果、周りの人に愛や幸せを分けてあげることができない。
という悪循環を繰り返していた。
そもそも、人の気持ちなんて考えても、
本当には相手が何を考えているか、
思っているかなど分からないのだ。
ただの想像、妄想でしかない。
それなのに、一生懸命、人の気持ちを考えて、人のために行動する。
なんと不確実で無駄の多い生き方か。
自分の心すら分からない人が多いというのに、
人の気持ちなんて分かる訳がない。
なぜ自分の気持ちが分からなくなるかというと、
自分軸ではなく他人軸で生きるように
子供の頃から教えられてきたからだ。
自分中心に世界が廻っていると思うな、という教えだ。
ずっと自分の気持ちに蓋をしてきたら、
自分の気持ちが分からなくなって当然だ。
自分の気持ちなんて、押し殺して見ないことにしているということは、
自分を否定して生きているということ。
つまりは自己否定し続けて育つ。
自己肯定感の低い人間の、できあがりだ。
確かに、基本的に子供は自己主張が激しくて、
子育ては大変な苦労の連続だろう。
だが、それが本来の姿であり、健全な成長の過程だ。
もちろん、生命を脅かさないように、危険なことはしてはいけない
と厳しく教えるのは大人の役目だ。
そして、自分の主張を大声でわめく子供に、言ってしまう気持ちも分かる。
「自分中心に世界が廻っていると思うな」
「ワガママはやめなさい」
と。
親も人間だ。
親自身の気持ちも、大事にしてほしい。
だから子供の自己主張で忙しい生活が廻らない、
そんな時は、
子供の目線に降りて、真っ直ぐ目を見ながら、
静かに言い聞かせてあげてほしい。
あなたが子供の時に言ってほしかった言葉たちを。
それは例えば。
「どんなあなたも大好きだよ」
「生まれてきてくれてありがとう」
言葉が思い浮かばなくても、頭や背中を撫でてあげたり、
抱きしめてあげたりも良い。
駄々をこねられた時も、余裕はないかもしれないけれど、
理由を聞いてあげてほしい。
「〇〇したいんだね。どうして〇〇したいのか教えてくれる?」
「〇〇したくないんだね。どうして嫌なのか教えてくれる?」
その後、そのことが必要な理由を説明する。
理解できなくても、説明してあげて。
例え、言葉をまだ理解できないほど小さい子でも気持ちはちゃんと伝わる。
子供が騒いだら、目を見て、小さな声で諭してあげてほしい。
愛や想いは必ず伝わると信じて。
私は、幼児教育の専門家ではないけれど、かつて子供だった、
あなたやあなたのお子さんと同じように。
そう、あなたもかつては子供だった。
だから、自分がしてほしかったことをしてあげてほしい。
それは、お子さんのみならず、あなた自身を癒すことにもなるから。
あなたの中には、子供の頃に傷ついたインナーチャイルドが必ずいる。
あなたの子供を、自分の子供の頃だと思って接してあげるのも良い。
あなたは、どんな言葉が欲しかった?
どんな態度を親にとってもらいたかった?