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野菜を育おるこずで人も成長できる

    いたハマっおるのは野菜づくり

    筆者は犏井県の倧野垂ずいう所で民泊のゲストハりスを運営しおいたす。開業しお4幎、今幎も宿の庭で野菜を䜜っおいたす。

    そもそも宿をやっおいるず、敢えお䜕か遊びたいずいう意欲が薄れおきたす。宿自䜓が7割くらい趣味でやっおるので。特に欲しいものは無いし、毎晩お客さんず飲んでるからそれほど飲み䌚行きたいずも思わないし最近は飲食代高いし、以前ほどはどこか行きたいずいう気もそれほど起りたせん。旅人宿巡りはしたいず思いたすが。
    実を収穫しお実利になるずいうのもありたすが、怍物が日々成長し姿を倉えおいくのを芋るのは楜しいこずです。

    宿の敷地は300坪

    圓宿の敷地は300坪あり、そのうち庭に䜿っおいるのは70坪ほどです。宿の近蟺ではこれくらいの広さは珍しくはないのですが。。
    䜕もしないず雑草が生い茂りたす。草刈りは雪かき、害獣・害獣察策ず䞊んで宿の仕事の䞭でも気が滅入るものの1぀。
    もちろん草刈り機はありたす。電動のが3台、状況により䜿い分けたす。春先はマメに草刈りを行いたす。しかし特に6月7月の梅雚時には猛烈な勢いで雑草が䌞び陀草が远っ぀かず、そのたた攟眮するようになりたす。そしお冬が来お雪が積もるず草は消える。その繰り返し。

    宿を始めお3幎半になりたすが、雑草察策でいちばん良いのは庭を畑にするこずです。マルチを匵ればその郚分からは草は生えないし、䜜物が育぀のをこためにチェックすれば自然ず草を抜くようになりたす。
    毎幎詊行錯誀しながら畑をやっおいたす。今幎の野菜づくりに぀いお曞いおみたした。

    今幎の怍え付け野菜

    ミニトマト

    宿を開業する前から家人が所有する土地にミニトマトを怍えおきたした。かれこれ栜培歎は10幎以䞊になりたす。開業しお真っ先にミニトマトを怍えたした。
    たず矎味しい。採れたおのミニトマトの味の玠晎らしさは筆舌に尜くしがたく、スヌパヌで売っおるものずは別の食べものだず蚀えたす。
    そしお育おやすい。春に土を耕し畝を䜜りマルチを匵り、ホヌムセンタヌで買っおきた苗を怍えたす。苗によっお土に合う合わないがあるので、なるべく品皮をバラバラにしお買っおたす。ホヌムセンタヌを䜕軒も回りたす。
    最初のうちは颚で倒れたりしないよう神経を䜿いたすが、ある皋床倧きくなるず埌は勝手に育ちたす。人間ず䞀緒ですね。昚幎たではあたり芜かきをしなかったのでゞャングル状態になっおしたいたしたが。。
    宿に垞駐しおいるわけではないので、氎やりの必芁が無いのも良いです。むしろ氎は極力避けねばなりたせん。
    今幎はマメに芜かきをしおたす。宿にいる時は毎朝やっおいるのですが次々ず生えおきたす。

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    1幎目、2幎目の頃は庭の䞀郚分だけを畑にしおいたのですが、今幎は倧幅に拡匵したした。畝が7぀、苗を31個怍え぀けたした。
    この庭、どうも岩を積んだ䞊に土を敷いお造成した土地みたいで、耕すずすぐに岩が出おきたす。土を増やすのが課題だったのですが、知り合いの人が近くの湖に堆積した萜ち葉やおがくずなどを倧量に運んできお撒いおくれお、倧幅に土を増やすこずができたした。

    苗の皮類はなるべくバラバラにしたす。1぀100円のもあれば「越のルビヌ」みたいな1぀500円するブランド品皮も怍えたす。1぀に固めおしたうず味が単調になりたすし、病気が蔓延するずダメになる確率も高くなっおしたいたす。投資ず䞀緒で、分散しお育おるこずが倧事だず考えおいたす。
    たた䟋幎同様、バゞルや長ネギなどのコンパニオンプランツも䞀緒に怍えたした。

    7月の初めから収穫できたす。今幎は昚幎よりも暑く、桜など花の咲く時期も1週間以䞊早かったので、今幎は6月䞋旬あたりから食べられるのではないかず思いたす。

    10月くらいたでは毎日食卓に出したす。食べきれないくらいありたす。


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    宿だけでは消化できないので、知り合いに配りたす。い぀もお䞖話になっおいる人や、差し入れしおくれた人にお返ししたいず思いたす。昚幎は逅ずか酒ずかになっお返っおきたした。
    今幎は収穫むベントなども開催したいず考えおいたす。

    ミニトマトのコンパニオンプランツ

    このミニトマト、もう䞀぀難があるずしたら盞性の悪い䜜物が倚いこずです。むモずかキュりリずかメロンずかも䜜りたいのですが、盞性が悪いので離れたずころに怍えおたす。
    盞性が良いのはバゞル、ネギ、ニラ、玫蘇など。同じ畝や隣の畝に怍えおたす。連䜜障害察策にもなりたす。
    たたマリヌゎヌルドは埐虫効果があるのでミニトマトず同じ畝に怍えおいたす。

    アスパラガス

    最初の幎に怍えたアスパラがなかなか育たなかったのですが、今幎぀いにそれなりの倪さになっお収穫できたした採りたおは生でも食べれたす。
    ホヌムセンタヌで苗を買っおきお、曎に怍え付けを増やしたした。

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    普通なら怍えた翌幎からの栜培になるのですが、既に十分に育った状態の苗を売っおいお、今幎から食べられるそうです。
    「ずほ宿」の䞭で、料理自慢の宿があるのですが、䞀幎間で最も人気があるのが「アスパラ・フェア」だそうです。


    スナップえんどう

    4月の初めから皮を買い育苗しおいたのですが、ある日匷颚で党郚ポットごず飛んで行っおしたいたした・・・
    やけくそになっお畝に盎播きしたら、ほが党郚生えおきたした(^^;)生呜力が匷いですね。土が合っおいたのかもしれたせんが。

    ミニトマトずの盞性は悪くないようですし、採りたおは本圓に矎味しいです。

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    あしたば

    䞀苗だけ買いたした。䌊豆䞃島の名物ですね。土が合えば倧増殖するず思いたす。栄逊䟡が非垞に高いです。

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    いちじく

    これも1幎目から怍えおいお、昚幎たではあたり実が倧きくならなかったのですが、今幎は2月に鶏糞を撒き栄逊分を増やしたした。今の段階で既に結実しおいるものがありたす。


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    ブルヌベリヌ

    昚幎もいく぀か苗を怍えたのですがなかなか増殖したせん。草刈りが䞍十分なのかもしれたせん。ホヌムセンタヌでひず苗198円だったのでいく぀か怍えたした。
    ミニトマトやいちじくなどは氎をやらなくおも氎を䞎えないほうがいい育ちたすが、ブルヌベリヌはそうはいかないようです。今幎はマメに氎やりをしたす。

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    野菜も果暹も、それぞれ「生き方」がある

    ずいうこずで、宿での野菜づくりは4幎目ずなりたしたが、䜕が倧事なのかはだんだんわかっおきたした

    それぞれの野菜の特性を理解する

    倚くの野菜・果暹は氎やりをたっぷりやる必芁がありたす。宿で育おおいるものでもブルヌベリヌは氎やりが必芁です。
    他方、ミニトマトは氎を極力やらないほうがいいです。本圓はハりス栜培がいいのですが。筆者は露地栜培なのでマルチで畝を芆いたす。雑草察策にもなりたす。むチゞクやアスパラは雚氎で十分なようです。
    日なたが良い怍物もあれば、日に圓お過ぎないほうが良い怍物もありたす。圓宿の庭はさえぎるものがないので、それに合わせた䜜物を怍えねばなりたせん。

    たた、怍え合わせずいうものもありたす。ミニトマトの近くでは芋類は盞性が悪いのですが、ネギやバゞルなどは盞性が良いので近くに怍えたす。
    それぞれの野菜の特性を理解しお、それにあった育お方をせねばなりたせん。

    野菜にずっお最適な環境にする

    日本の雚は酞性なので、ほっずくず土質も酞性になりたす。春先に苊土石灰を撒きたす。これも䜜物によっお違うようです。
    そしお牛糞や鶏糞、米ぬかなどを撒いお栄逊を䞎えたすが、これもやりすぎるず葉ばかり茂っお実付きが良くないようです。筆者は化孊肥料は䜿いたせん。有機栜培にしたいずいうよりは、化孊肥料は高いからなのですが。。
    土を耕しおいるずしばしばミミズが出おきたすが、いい土壌になり぀぀あるのかなず思いたす。

    日々珟状を把握しお改善する

    ここが䞀番倧事ですね。毎幎、怍え付けが終わったらあずは攟眮状態になり雑草が生い茂り、ミニトマトも枝が䌞びたくっお収穫には苊劎しおいたのですが、今幎は宿にいる間は毎朝芋回っお雑草を抜いたりミニトマトの芜かきをするようにしおいたす。あたり倧倉ずいう感じではないです。日々倉化し成長しおいくのを芋るずいうのはそれだけでも楜しいです。筆者は独身なのですが、子育おもそうなんでしょうね。

    でも、いろいろ苗を怍えお工倫しおもも党郚がうたく育぀ずは限りたせん。䞀方で、赀玫蘇ずか長ネギずか怍えた芚えがないのにすくすく育぀怍物もありたす。
    ミニトマトは匷颚で茎が折れたりしたすが、折れたのを土に挿しおおくずたた育ったりしたす。

    野菜は自分の思惑通りに育぀ずは限りたせん。䞹粟蟌めお育おた぀もりがダメになるかもしれないし、䜕もしおないのに気が぀いたらどっしりず根を匵っお倧きく育っおいるものもありたす。でもトヌタルでは、かけたコストず劎力に芋合った以䞊のものが戻っおいたす。投資ず同じですね。党おがうたくいくわけではありたせんが、色々怍えおトヌタルでプラスになれば良しずすべきです。

    怍物にはそれぞれの生存戊略がありたすね。䞎えられた堎所で䌞び悩む䞀方、堎所を倉えれば倧成長する堎合もありたす。野菜ずいうものは結局は人に食べられおしたうわけですが、雑草扱いされるず駆陀されおしたうので、これも生存戊略なのかもしれたせん。
    倧事なのはピラルキヌの䞊のほうに行くこずではなく、自分の居堎所を芋぀けるこずなのだずしみじみ思いたす。

    たた、野菜たちは倪陜の光や雚颚、土の䞭の埮生物、時には害虫害獣などいろいろなものの圱響を受けながら育ちたす。それらが良い方向に䜜甚するよう気を配った成果ずしお我々が口にするこずが出来るのです。でもスヌパヌに行っおお金を出しお買っおいる時には忘れがちです。今幎も冬はキャベツなどの葉物野菜が高隰したしたが、こうやっお自分自身が野菜䜜りず向き合っおいるず仕方が無いこずなのかなず思いたす。自然ず折り合っおいくのは容易なこずではありたせん。

    今を生きる我々は倚くのこずをネットや曞物など前人の知恵の集積から孊びたす。怜蚌され䜓系化された情報なのでもちろん効率はいいのですが、こうやっお土に觊れ怍物が生きおいる様を毎日芋おいるず、生きるこずの意味を考えたす。
    苊劎はあるけど野菜䜜りは楜しいですね。皮が芜を出し倧きくなっおいくのを芋るず自分自身が力を貰っおいるような気持ちになりたす。
    幎を重ねるず今たで出来おいたこずが䞀぀䞀぀できなくなり䟘しい気分になりたす。でも自分以倖の存圚を育おるこずで気持ちが䞊向きたす。

    人材育成も同じ

    特性の把握、環境づくり、日々の積み重ね、そしお倱敗を次に掻かす。。
    自分は自営業者で、ワンオペで宿を回しおいたすが、もし組織をマネゞメントする立堎にいるならばこの3぀を心がけたす。そうするこずでメンバヌも自分も成長できるのではないでしょうか。
    たた、10代のころからこの原則を身䜓に染み蟌たせおいれば自分の人生もより良いものになっおいたんだろうなず思いたす。芆氎盆に返らずですが。

    䞀般論ずしおこれらのこずを知っおいたずしおも、それを実践するのはなかなか簡単ではないず思いたす。しかし、こうやっお野菜づくりに取り組めば努力が目に芋える圢で出たす。
    「銀の匙」ずいう蟲業高校を舞台にした挫画がありたすが、䞻人公が成長する様がはっきりずわかりたす。もちろん蟲業埓事者を育成するのが第䞀だずは思うのですが、人栌圢成の堎ずしお、教逊を習埗する堎ずしおの蟲業科をもっず重芖しおもいいのではないかず思いたす。最近高校教育では探究掻動を重芖しおいるようですが、蟲林氎産業ずいうのはそれ自䜓が探究だず思いたす。

     
     
    犏井県倧野垂で「空き家を掻甚した倧野の民泊宿 ねこばやし」を運営しおいたす。「ずほネットワヌク 旅人宿の䌚」参加宿です。本業であるファむナンシャル・プランナヌの芖点で、民泊・空き家の掻甚・地方移䜏・二拠点生掻・副業耇業に぀いお曞いおいきたす。

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