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『法句経』ダンマパダ - ブッダ 真理のことば㉚【 第4章 花にちなんで 】~花を摘むのに夢中になっている人を、死がさらって行くように、~

    泰然(タイネン)


    花を摘むのに夢中になっている人を、死がさらって行くように、眠っている村を、洪水が押し流して行くように、──

    岩波文庫:ブッダの真理のことば 感興のことば 中村元訳

    花と香りに関する詩には、深い意味が込められています。

    花を摘むのに夢中になっている人を、

    死がさらって行くように例えることで、

    私たちの欲望や執着がいかに一時的であるかを示唆しています。

    人々が欲望にとらわれ、その追求に没頭することで、

    死や変化が我々をいつでも襲う可能性を思い起こさせます。

    同様に、眠っている村を洪水が押し流すように、

    私たちの平穏な日常も突然の出来事によって一変することがあります。

    この詩は、人々が一時的な快楽や安定に執着することの危険性を示し、

    永遠の真理や平静を求めることの重要性を強調しています。

    花を摘むことに夢中になる人が、

    望みを果たす前に死に至るという描写は、

    欲望の果てに何も残らないことを警告しています。

    私たちは、花の美しさや香りに囚われるだけでなく、

    その奥にある深い意味や真理を見つけることが

    重要であることを忘れてはなりません。

    結局、この詩は私たちに、一時の快楽や欲望に囚われるのではなく、

    永遠の真理や平和を求めることの大切さを教えてくれるのです。


     
     
     
    滋賀の小さな禅寺で住職をしています。娘の夢を応援したくて、本気の挑戦を始めました。ドイツ語で坐禅を教えています。不安や自己否定に悩むあなたへ、静けさと優しさを届けたい――そんな気持ちで発信中。

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