
――見えなかったものを、見ようとする物語
最後まで『まばたきの隙に』を読んでくださって、ありがとうございます。
この物語が、あなたの中にほんの少しでも残ってくれていたら、とても嬉しく思います。
この物語は、「見えていたはずなのに、見なかったふりをしてしまったもの」や、
「声にできなかった気持ち」を、そっとすくい上げて描きたいという思いから生まれました。
大きな出来事が起こるわけではありません。
誰かがヒーローになるわけでも、劇的な解決が訪れるわけでもありません。
それでも私たちは日々、小さな場面で誰かの沈黙と向き合い、
自分の声の出し方を選びながら生きています。
この小説に登場するtruthというファイルは、
「わたしはここにいました」という、ごくささやかな記録です。
誰かを責めるためではなく、
「見ていたことを忘れないでほしい」という願いのようなものでした。
その声を、誰かが拾ってくれるかもしれない。
そして、誰かがまた、誰かのために声を出してくれるかもしれない。
そんなふうに、“つながっていくもの”を書きたかったのです。
誰にも語られなかった思いが、
まばたきの隙に、ほんのわずかでも誰かに届く。
この物語が、そんな小さな“灯り”になれたらと願っています。
謝辞
読んでくださったあなたへ。
この物語の沈黙に、耳を澄ませてくださって本当にありがとうございました。
きっとどこかで、あなたの中のtruthが、誰かのtruthとつながっていくことを信じています。
物語の中で語られなかった気持ちのように、
読んでくださったあなたの中にも、きっと何かが残っていると思います。
その感想が、次の誰かの“truth”になるかもしれません。
よろしければ、レビューやSNSで、あなたのまばたきをシェアしていただけたら嬉しいです。
2025年5月17日
著者:ワラをもつかむタクト
『まばたきの隙に』
――すべては、その一瞬に起こった。
著 :ワラをもつかむタクト
初版発行日:2025年5月17日(note版)
※本作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件などとは一切関係ありません。
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