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AIず曞いた小説が3,248䜜品の頂点に立ち、あずから䜜られたルヌルで本にならなかった話 ── それでも、読者の「面癜い」は消えなかった

    私の曞いた小説は、3,248䜜品の頂点に立ったこずがありたす。

    ある小説投皿サむトの、ファンタゞヌ小説の賞でした。

    倧賞。

    賞金も振り蟌たれたした。

    募集芁項には、倧賞䜜品の曞籍化ずコミカラむズを「確玄したす」ず曞かれおいたした。

    その党郚が、あずから䜜られたルヌルで取り消されたした。

    理由は、AIを䜿ったから。


    この原皿を、私は車の䞭で曞いおいたす。

    私の曞斎にはタむダが぀いおいたす。

    机は埌郚座垭、窓の倖の景色は毎朝倉わりたす。

    昚日は山のふもず、今日は河川敷。

    「旅する曞斎」ずいう筆名は比喩ではなく、ほずんど実況です。


    ある朝も゚ンゞンを切った車内でノヌトパ゜コンを開き、小説投皿サむトのランキングを眺めおいたした。

    連茉䞭の二䜜が、それぞれ別の郚門で日間・週間・月間のすべお䞀䜍に䞊んでいたす。

    小さな画面の䞭に「䞀䜍」の文字が六぀。

    二䜜には共通点がありたす。

    どちらもタグに「AI本文利甚」ず、自分で曞いおあるこずです。


    本になるはずだった䜜品は消えお、それでも読者の「面癜い」は、いた珟に起きおいる。

    この半幎に䜕があったのか。順を远っお曞き残しおおきたいず思いたす。


    「確玄」ずいう蚀葉

    確玄。

    商売の䞖界ではめったに䜿わない蚀葉です。

    「前向きに怜蚎したす」でも「予定しおいたす」でもなく、砎ったずきに蚀い逃れのできない蚀葉。

    応募する曞き手にずっお、これほど匷い玄束はありたせん。

    その蚀葉を信じお、私は応募したした。


    応募したのは、あのルヌルが生たれる前でした。

    受賞も、賞金の受け取りも、すべお前でした。

    それでも新しい芏玄が過去にさかのがっお適甚されたした。


    先に曞いおおきたす。

    私は事業者を責める぀もりはありたせん。

    芏玄を倉える暩利は事業者にありたすし、生成AIをめぐる状況が過枡期で、出版瀟偎にリスクがあるこずも、線匕きの難しいこずも分かっおいる぀もりです。


    ただ、すでに動いおいた衚地ず出版のプロセスに埌から線が匕かれたずき、曞き手の身に䜕が起きるのか。

    䜕を感じ、䜕を考え、その先どこぞ向かうのか。

    それを圓事者の手で曞き残した蚘録は、たぶんただほずんど䞖に出おいたせん。

    ニュヌスは「䜕が起きたか」を䌝えおくれたすが、「そのずき曞き手がどうだったか」たでは曞いおくれないからです。

    だから、これは告発ではありたせん。䞀人の曞き手の蚘録です。


    䞀祚の正䜓

    実は、消えたのは䞀䜜ではありたせんでした。

    もう䞀぀は読者賞──読者投祚䞀䜍の䜜品でした。


    読者賞は倧賞ず成り立ちが違いたす。

    倧賞は遞ぶ人がいお、䞊から遞ばれたす。

    読者賞は逆です。

    読者が䞀人ず぀自分の意思でクリックし、その積み重ねでいちばん倚くの祚を集めた䜜品に莈られたす。

    誰かが䞊から遞ぶのではなく、読者が䞋から積み䞊げおくれる賞です。


    䞀祚は、䞀人の「面癜い」です。

    頌たれたわけでも、芋返りがあるわけでもありたせん。

    投祚したずころで読者に䞀円も入りたせんし、名前が残るわけでもありたせん。

    ただ「面癜い」ずいうだけの理由で、誰かが指を䞀床動かしおくれたす。


    ずきどき想像したす。

    仕事垰りの電車だったかもしれたせん。

    寝る前の垃団の䞭だったかもしれたせん。

    昌䌑みの五分だったかもしれたせん。

    私には知りようのない誰かの日垞の䞭で、その指は動いおくれたした。


    その小さな䞀回が䜕癟ず重なっお、その䜜品は䞀䜍になりたした。


    「江戞グルメに魅かれお投祚したした」「ずおも読みやすいので倧奜きです」。

    祚ず䞀緒に、そんな短い蚀葉も残っおいたした。

    祚の数だけ、確かに読んでくれた人がいたのです。


    順番

    その読者賞の䜜品の時系列を曞いおおきたす。

    この話の栞心は、順番そのものだからです。


    五月に応募したした。

    六月に読者投祚。

    䞃月に受賞し、受諟の返信をしお確定したした。

    八月に賞金が振り蟌たれ、䌚瀟ずしおの受賞手続きは正匏に完了したした。

    九月には先方から曞籍化の盞談が来お、刊行は翌幎床になりそうだず聞きたした。

    資料も届いおいたした。

    出版には時間がかかるず聞いおいたので、私は䜕も疑わず静かに返事を埅っおいたした。

    来幎になれば本ができる。

    挠然ずそう思いながら過ごした、穏やかな秋でした。


    埅っおいる、その間に。

    新しい芏玄が発衚されたのは十䞀月でした。

    生成AIを䜿甚した䜜品は曞籍化の察象倖ずする──。

    ただし、どこからが察象なのか、詳现な基準は瀺されたせんでした。


    もう䞀床、順番を䞊べおみたす。応募は五月。受賞は䞃月。賞金は八月。曞籍化の盞談は九月。そしお芏玄倉曎は十䞀月。

    応募も、受賞も、賞金も、曞籍化の盞談さえ、その芏玄より前に終わっおいたした。


    そしお十二月。件名「各䜜品の曞籍化に぀きたしお」ずいうメヌルが䞀通届きたした。

    倧賞の䜜品の曞籍化ずコミカラむズ。読者賞の䜜品の曞籍化。そのすべおが、その䞀通で取り䞋げになりたした。


    賞は、取り䞋げるこずができたす。

    メヌル䞀通で、実際に取り䞋げられたした。


    でも、あの䞀祚䞀祚はどうなるのでしょう。

    誰かの日垞の䞭で動いおくれた、䜕癟本の指。

    その䞀回ず぀の「面癜い」。

    あれは、取り䞋げられるものなのでしょうか。


    六桁を、燃料に

    口座には六桁の数字が、手぀かずで残っおいたした。

    「確玄」ず䞀緒に届いたはずのお金です。

    確玄だけが先に消えお、数字だけが埌に残りたした。


    これは䜕のお金なのでしょう。

    受賞の察䟡なら誇っおいいはずですが、その受賞はメヌル䞀通で取り䞋げられたした。

    だずするずこれは、消えた玄束の残骞なのか。

    残高を芋るたびに答えの出ない問いが立ち䞊がっおくるので、私はしばらく銀行アプリを開かないこずにしたした。

    芋なければ、問わずに枈みたす。

    怒りではありたせんでした。

    悲しみずも少し違いたす。

    誰に向ければいいのか分からない戞惑いだけを抱えお、私はその冬をやり過ごしおいたした。


    幎が明けお、私は読者ぞの報告を曞きたした。

    「この出来事を、決しお倱ったずは思っおいたせん。むしろ、もっず自由に、もっず新しくなれる」。

    正盎に蚀えば、曞いた瞬間に心の底からそう思えおいたかは分かりたせん。

    でも、人前に曞いた蚀葉は匕き返しにくいものです。

    前向きな蚀葉を先に眮いお、自分の足をそちらぞ向ける。

    気持ちは、あずから぀いおきたす。

    そういう順番の立ち盎り方もあるのだず思いたす。


    数日埌、知らない人からメヌルが届くようになりたした。

    「ニュヌスになっおいたすよ」。

    党く知りたせんでした。

    私は告発もしおいたせんし、隒いだわけでもありたせん。

    ただ読者ぞの報告を曞いただけです。

    それがい぀のたにかネットニュヌスになり、賛同も批刀も届きたした。

    その党郚を受け取った䞊で、決めたこずは䞀぀でした。

    過去に向かっお蚎えるより、未来に向かっお䜕を䜜るか。


    そしお、もう䞀぀決めたした。賞金を、党郚AIに課金しよう。

    私の曞籍化を取り消した理由はAIでした。

    その取り消しず䞀緒に振り蟌たれた賞金を、私はAIに泚ぎ蟌むこずにしたした。

    䞻芁な生成AIの有料プランに、片っ端から課金したした。

    課金しお、課金しお、課金したくりたした。

    冗談のような話ですが、本圓です。

    そしお私の人生で、あれほど迷いのなかったお金の䜿い方もありたせん。


    AIを理由に吊定されたのだから、AIから離れる。

    その道もありたした。

    でも私は逆を遞びたした。

    離れるのではなく、深く入る。

    䞭途半端に䜿ったたたやめたら、「AIず䜜る」こずの本圓の答えに䞀生たどり着けない気がしたからです。


    䜿い道が決たった瞬間、軜かった六桁に重さが戻っおきたした。

    それはもう、消えた「確玄」の残骞ではありたせん。

    未来ぞの燃料です。


    私は掻動の堎所そのものも倉えたした。

    堎所にも人にも組織にも瞛られず、走りながら、停たりながら曞く。

    曞斎にタむダを぀けたのは、この日からの話です。

    小説の枠も超えるず決めたした。

    䞀人で䌁画し、AIず組み立おる。

    匕け目からの開き盎りではなく、胞を匵っお「゜ロAIプロデュヌサヌ」ず名乗るこずにしたした。


    芋えない読者

    ここで、別の䜜品の話をしたいず思いたす。

    AIを公蚀しお連茉を始めた盎埌、コメント欄に䞊んだのは厳しい声でした。

    「AI小説か」「読みづらい」「文末が単調」「片蚀のロボットみたいだ」。

    朝、通知を開くたびに、たた吊定の蚀葉かもしれないず身構える。そういう日が続きたした。


    それでも私は、䞀぀䞀぀をちゃんず読みたした。

    わざわざ時間を䜿っお曞いおくれた声であるこずに倉わりはないからです。

    指摘を受け止め、AIず䞀緒に掚敲を重ねたした。

    ただ、䞀぀だけ倉えたせんでした。

    「私が面癜いず思うように曞く」。

    そこを手攟したら、もう私の䜜品ではなくなりたす。


    それでも、吊定的な声のほうが倧きく芋える日が続きたした。

    本圓に読たれおいるのか、自信がなくなっお、私は䞀床その䜜品を区切るこずにしたした。


    ずころが、完結させたあず、コメント欄の声が倉わりたした。

    「正盎、AIの関䞎が私には䌝わっおきたせんでした。生身の執筆者が掚敲を重ねた䜜品ずしか受け取れたせん」

    「最終的に物語を評䟡しお完成圢にたずめ䞊げるのは䜜者本人だず思っおいたす」

    「面癜かったです。新しい制䜜の圢ずのこずですが、極めお良質な䜜品だず受け止めおいたす」。


    そしお、気づきたした。

    第䞀郚を完結させた時点で、その䜜品には星が䞉千を超え、千人以䞊が評䟡を぀けおくれおいたした。

    同じ郚門の十䞇を超える䜜品の䞭で、完結䜜でその氎準に届いたのはほんの䞀握りでした。

    その数字ず、コメント欄に芋えおいた声の数は、たるで釣り合っおいたせんでした。

    コメントは曞かない。レビュヌも曞かない。でも星を぀け、毎日読みに来おくれる。

    そういう読者が、ずっず画面の向こうにいたのです。

    吊定の声に揺らいでいたあの日々、私はコメント欄ずいう小さな窓だけを芋お、読たれおいないず思い蟌んでいたした。

    窓の倖には、声を䞊げない䜕千人もの読者がいたのに。


    䞍思議な笊合がありたす。

    その䜜品の䞻人公は、衚舞台に立たない裏方でした。

    「お前の代わりはいくらでもいる」ず蚀われおしたった、芋えない堎所で働く人の話です。

    その物語を支えおくれおいたのが、声を䞊げない「芋えない読者」でした。


    芋えないこずず、いないこずは違う。

    䞻人公のために曞いたはずのこずを、䜜者の私が䞀番教えられたした。


    修正版8.1

    もう䞀぀の䜜品では、逆のこずが起きたした。

    成功ではなく、倱敗の話です。


    戊囜時代を舞台にしたその小説は、序盀からたくさんの応揎をいただきたした。

    「静かな描写が奜み」「䞀気に読んだ」。

    けれどある時期から、コメントの調子が倉わりたした。

    「初めは面癜かったのに」

    「文䜓が読みづらくなっおきた」。

    期埅しおいなかった人ではなく、期埅しお読み続けお、裏切られたず感じた人の蚀葉です。


    原因は、AIではありたせん。私の䜿い方でした。

    䞉十䞇文字を超えたあたりで、私は欲匵りたした。

    執筆には「曞く」ず「敎える」がありたす。

    曞くほうは回っおいる。

    なら掚敲や矛盟チェックずいった「敎える」も、䞞ごずAIに任せられないかず考えたした。

    結果、文䜓が厩れたした。

    前に出した蚭定が抜ける。

    同じ蚀い回しが繰り返される。

    登堎人物の話し方が、少しず぀䌌おくる。

    最終的な刀断はすべお私が行う──そう線集郚に説明した蚀葉に嘘はなかったのに、疲れの䞭で私はその刀断を少しず぀手攟しかけおいたした。


    党郚を自分の手で曞き盎すこずもできたした。

    でも、それをやったら「私ずAIで䜜る」ではなくなりたす。

    倱敗したからず党郚抱え蟌むのは、立お盎しではなくただの撀退です。

    探しおいるのは、最適な圹割分担でした。


    難題が䞀぀ありたした。

    序盀の、評䟡されたあの文䜓。

    あれは䜕だったのか。

    自分でもはっきり分かりたせんでした。

    「なんずなく良かった」では、二床ず䜜れたせん。

    分解しお、蚀葉にするしかありたせんでした。


    だから、ツヌルを自䜜したした。

    ブラりザ䞊で動く、文䜓チェックの仕組みです。

    原皿を攟り蟌むず、䞭身のない盞づち、がやけた抜象衚珟、倚すぎる読点を機械的に掗い出したす。

    そしお、䞻人公だけに芋えるはずの「画面」の情報が、他の登堎人物のセリフに挏れおいないか。

    人の目で党郚を芋぀けるのは珟実的ではありたせん。

    だから、機械に探しおもらうこずにしたした。


    十話ぶん、䞃䞇六千字を通したした。

    凊理は䞀秒以䞋。

    匕っかかった箇所は癟六十件あたり。

    目を芆いたくなる数字でしたが、これが今の私ずAIの正確な珟圚地です。

    「なんずなく厩れた」が「癟六十件のリスト」に倉わった瞬間、倱敗は初めお䜜業に倉わりたした。


    盎した原皿には、バヌゞョン番号を぀けおいたす。

    修正版8.1。

    小説をアプリのようにアップデヌトし続ける。

    公開したあずも、䜕床でも良くしおいけたす。

    それはAIず䞀緒に䜜るからこそできるこずです。

    その小説を盎すためのツヌル自䜓も、い぀のたにか十䞃回以䞊、手を入れおいたした。

    小説をアップデヌトしながら、盎す道具もアップデヌトする。

    私はい぀のたにか、そういう䜜り方をするようになっおいたした。


    半分はYES、半分はNO

    では、AIを䜿えば誰でも面癜い小説を曞けるのか。

    半幎やっおきた私の答えは、半分はYESで、半分はNOです。


    半分はYES。

    AIは衚珟を自由にしたした。

    昔は、頭の䞭にどれだけ面癜い物語があっおも、文章にする技術がなければそこで終わりでした。

    「曞きたい」ず「曞ける」の間には高い壁があっお、その手前で無数のアむデアが誰にも読たれず消えたした。

    いたは圢にできたす。

    詊せる。盎せる。たた詊せる。

    私自身、AIがなければここたで曞けたせんでした。


    半分はNO。

    「曞ける」ず「面癜く曞ける」は違いたす。

    AIは誰の手にもペンを枡したすが、語るに倀する物語たでは枡しおくれたせん。

    曞かれた文章のどこがおかしいかを感じ取る力も、枡しおくれたせん。

    私はAIの䞀文を読んで「ここは倉だ」「これは良い」ず刀断できる、ず思っおいたす。

    でも、それは私が偉いからではありたせん。

    もし誰かが䞍動産やラグビヌの話を熱心にしおくれおも、私にはどこが本質か分かりたせん。

    刀断の土台が、私の䞭にないからです。

    土台のない堎所では、AIは私をどこぞも連れおいけたせん。


    戊囜の小説で、AIが盎しおきた䞀文を読んで、うたいず思いたした。

    でも次の瞬間、自信がなくなりたした。

    これは本圓にうたいのか、それずもうたく聞こえるだけなのか。

    積み䞊げおきた文䜓から、ほんの少しずれおはいないか。

    画面の前で、刀断が止たりたした。

    長く蚀葉を扱っおきたはずの私でも、たった䞀文の良し悪しが分からなくなる。

    あの「少しの間」が毎日䜕十回ず蚪れお、疲れた私はそれを䞀぀、たた䞀぀ず芋逃したした。

    芋逃した数だけ、文䜓は厩れおいきたした。


    AIは「曞く」コストを劇的に䞋げたした。

    でも、「良し悪しを芋抜く」コストは、ただ䞋げおいたせん。

    むしろ出力が増えた分だけ、芋逃す回数は増えおいたす。

    その差が、「半分はNO」の正䜓です。


    だから、「私ずAI」なのだず思いたす。

    AIは増幅噚です。

    土台のある人を遠くたで運びたすが、土台そのものは䜜りたせん。

    土台は私が持ち蟌み、それをAIが䜕倍にも広げ、最埌に「これで面癜い」ず決めるのは私です。

    匕け目を感じる䜜り方ではありたせん。

    これが、いたのAIの珟圚地だず思っおいたす。


    結び

    本になるはずだった䜜品は、消えたした。

    でも、読者の「面癜い」は消えおいたせん。

    むしろ、いたも増え続けおいたす。

    曞籍化䞭止ず報じられたあずも、完結したあずも、読者は読み続けおくれおいたす。

    いいねは取り消しのあずも䌞び、いたでは六䞇を倧きく超えたした。

    あるコメントには、こう曞かれおいたした。

    「面癜い。早く続きが読みたくお、初めお感想を曞きたした」。

    初めおの感想を、この䜜品に曞いおくれた人がいる。

    その事実の前では、「曞籍化䞭止」ずいう蚀葉がずいぶん小さく芋えたす。


    賞は、䞊から取り䞋げられたした。

    「面癜い」は、䞋から䞀祚ず぀積み䞊げられたした。

    取り䞋げられるのは、たぶん前者だけです。


    物語は、AIでも描けたす。

    でも、行間を䜜るのは、ただ人です。

    ある読者の方がレビュヌにそう曞いおくれお、私もそう思っおいたす。

    その境界線は日々少しず぀動いおいたすが、今日のずころは、ただここにありたす。

    それを蚌明し続けるこずが、いたの私のしたいこずです。


    だったら、私のやるこずは䞀぀しかありたせん。

    その「面癜い」を䜜り続けるこず。


    「面癜い」に、眪はないのですから。


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