
会計士という肩書きの外側で出会った世界
最近、いろんな集まりに参加して、いろんな人に会うようになった。
肩書きも、歩いてきた道のりも、価値観も、
本当にいろいろだ。
話しているだけで、
まるで海外に降り立った瞬間みたいに、
自分の“ものさし”では測れない世界と出会う。
会計士として、
これまで自分が過ごしてきた世界は、
思っていた以上に狭かったのかもしれない。
もちろん、それが悪いわけではない。
ただ、視界の外に広がっていた景色の存在に、
そう思った。
18歳で地元から京都に出たときや、
初めて海外に降り立ったときのあの感覚——
世界がひらけていく感じに、どこか似ている。
理系も文系も、技術も芸術も、
上司も部下も、組織も個人も。
一般的な世間では境界として存在するものが、
ここではほとんど意味を持たない。
ただ一人ひとりの個性と、
その人が歩いてきた“世界”だけが広がっている。
じゃあ、
自分はどんな世界を歩いていきたいんだろう。
会社を飛び出してゼロから挑戦している人。
仕事よりも人生そのものを大切にしている人。
役職や数字とは関係なく、自分の好きに忠実に生きている人。
そんな人たちと話すたびに、
「こうあるべき」と思い込んでいた価値観は、
ただの“ひとつの選択肢”にすぎなかったんだと気づかされる。
知らなくても生きてはいける。
むしろ、知らない方が平穏だったこともある。
でも、世界は広い。
そして広いからこそ、
いまの場所にしっくりこないと感じても、
自分にフィットする世界は、ちゃんとある。
無理に背伸びをする必要もない。
違和感を抱いたら、一歩外に出てみればいい。
周りの環境が自分に合わせてくれるわけではないけれど、
歩き出した先で、素の自分が喜ぶ景色に、
きっと出会える。
あなたには、あなたの歩く場所が、きっとある。
そんなことを、
最近、人と出会うたびに感じている。