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キャトルイルミネーション

    たーくん。

    色とりどりのイルミネーションが光り輝き、楽しい声が外まで漏れている家々。
    一方、空では一機の小型宇宙船が飛んでいた。
    宇宙人達は地球の牛肉が美味しいと宇宙の噂で聞き、やってきたのだ。
    宇宙船は牛小屋の上に止まり、光を照らす。
    牛小屋の屋根に穴が開き、牛が宇宙船に向かって上がっていく。
    「モォッ!?」
    牛はあっという間に宇宙船内へ吸い込まれた。
    牛の捕獲に成功した宇宙人達は、牛の周りに集まり、観察している。
    「これが牛か」
    「あまり美味しそうには見えないが」
    「で、どうやって食べるんだ?」
    「確か、焼いて食べると美味いと言っていたぞ」
    「ではメラメラ銃で焼くとしよう」
    宇宙人達は銃を取り出し、牛に向ける。
    「モォ……モォ……」
    牛は目に涙を浮かべながら、宇宙人達に訴えた。
    「なんか可哀想になってきたな」
    「地上に返してやるか」
    「あの光と同じにしてやろう」
    次の日、牛の飼い主が見たのは、光り輝く虹色の牛だった。


    たらはかにさんの企画に参加させていただきました。
    以下の記事に詳細あります。


     
     
     
    小説、音楽、ゲームが好き。 色んなものを見て、聞いて、感じて、不思議な世界を作りたい。 ショートショートガーデン、エブリスタでも活動してます。

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