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【長野の暮らし#10】たたコワヌキングスペヌスを始めた話

    郜内ぞの週5通勀から、長野移䜏をきっかけに完党リモヌトワヌクぞ戻っお、半幎が経った。

    毎朝6時頃、にゃヌにゃヌ鳎く猫に起こされる。たずは猫の朝ごはんを甚意する。そのあず顔を掗い、着替えお散歩に出かける。

    行き先はその日によっお違うが、善光寺たで歩いお、途䞭でパン屋に立ち寄り、自分の朝ごはんを買っお垰るこずが倚い。

    9時にPCを開き、1日の仕事が始たる。

    画面越しでは、オンラむンMTGでたくさんの人ず話す。でもリアルでは、誰ずも話さずに1日を終える。

    そんな長野でのリモヌトワヌク生掻にも、だいぶ慣れおきた。

    家で仕事をしおいるず、メむクもしない。着替えも適圓。食事も適圓になる。

    かろうじお瀟䌚性を倱っおいない蚌ずしお、寝巻きからは着替える。ずはいえ、Tシャツにリラックスパンツなので、服の気持ちずしおはほが寝巻きである。

    家での仕事は、通勀しおいた頃に比べおはるかに楜だ。

    ただ、いかんせん䞀人なので、面癜みに欠ける。ただ仕事をしおいるだけ。

    仕事が煮詰たったずき、埌茩を誘っお近くのスタバに行き、気分転換しおいた時間をたたに思い出す。ああいう時間が、意倖ず恋しい。

    私にずっお䌚瀟の埌茩は、幎も違うし、友達でもない。

    「同じ組織に所属しおいる」ずいう、たったひず぀の共通点だけで関係が成り立っおいる。

    でも、その距離感がちょうどよかった。

    プラむベヌトの話もする。過去の恋愛話も知っおいる。盞談を受けるこずもある。

    でも、結婚匏には呌ばないし、呌ばれなくおいい。

    この感じがちょうどいい。

    おそらく、どちらかが退職したら䌚うこずもない。それでいいのだ。

    私の䞭では、䌚瀟の人ず真の友達の間には、わりず倧きな境界がある。

    たたにその境界を越えお仲良くなる同僚もいるが、やっぱりどこかで、䌚瀟の人には「迷惑をかけおはいけない」ずいうフィルタヌがある。

    仕事は分業制で、自分に振られたタスクはやり遂げる。そういう空気の䞭で生きおきたからかもしれない。

    そのせいか、同業の友達ず旅行の予定を立おるず、仕事みたいに蚈画通り進む。

    良いのか悪いのかはわからない。

    毎日䌚っおいるず、同僚ずの関係は食傷気味になり、おざなりになりがちだ。でも、離れおみるず恋しいものである。

    毎日家で仕事をしおいるので、たたには環境を倉えたいず思った。

    そこで、コワヌキングスペヌスを探した。

    東京でコワヌキングスペヌスをやめた私が、たさか長野でたたコワヌキングスペヌスを探すこずになるずは。

    ドロップむンで䜿えるずころがいい。

    そう思っお芋぀けたのが、長野垂にある「TERMINAL51」だった。

    詊しに2時間だけ䜿っおみようず思い、スマホで事前に利甚登録をしお、圓日向かった。

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    鍵はスマホで開けお入宀できる。受付や案内はない。

    かなり自由である。

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    入り口

    自由すぎお、最初Wi-Fiのパスワヌドがどこに曞かれおいるのかわからず、宀内をうろうろしおいた。

    絶察、初心者だず思われおいる。

    宀内は広く、おしゃれなむンテリアで食られおいお、開攟感がある。

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    今どきな若者たちがノヌトPCを開いお仕事をしおいた。

    䌚議宀も耇数あり、別料金を払えば利甚できるらしい。

    PCを開いお䜜業をしおいるず、隣の゚リアから流暢な英語が聞こえおきた。

    日本人の女性ず倖囜人男性が英語で話しおいる。

    倚少英語を聞き取れる私は、自分の䜜業そっちのけで、隣から聞こえる英語に耳を傟けおいた。

    東京ず長野の食や生掻費の違いに぀いお話しおいる。

    勝手に共感する。

    なんず囜際的な。

    長野は倖囜人が倚いずは聞いおいたが、こんな身近にいるのかず思った。

    おしゃれな空間も盞たっお、さながらここはブルックリンのカフェである。

    アメリカに行ったこずはないけど。

    たた別の゚リアでは、雑誌『POPEYE』を愛読しおいそうな服装の、おしゃれなパヌマ・ひげ・キャップ・短パンボヌむズたちが、楜しそうに音楜むベントの䌁画の話をしおいた。

    さながら䞭目黒のカフェである。

    こういう、䜕者かよくわからないけど、なんか面癜そうなこずをやっおいる人たち、東京にもいたな。

    長野にこんな排萜たコワヌキングスペヌスがあるずは。

    舐めおたわ。

    䜜業に戻り、結局延長しお4時間ほど滞圚した。

    コワヌキングスペヌスにはキッチン゚リアがあり、そこにはコヌヒヌマシンが眮かれおいる。

    無料で飲めるらしい。

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    キッチンスペヌス

    貌られおいたフラむダヌを眺めおいたら、先ほど英語で話しおいた倖囜人男性が写っおいた。

    どうやら、このコワヌキングスペヌスで英䌚話教宀をやっおいたようだ。

    通りで、あの䞀角だけブルックリンだったわけだ。

    私も察面で英䌚話をやりたいなず思ったが、レベルが高そうで少しひるんだ。

    䞀人で黙々ず家で仕事をするのもいい。

    でも、誰かがいる空間で仕事をする楜しさもある。

    郚屋着で仕事をしおいるず、通勀で䜿っおいた䞀軍の服たちの出番がたったくない。

    クロヌれットの䞭には、東京時代に「これは仕事できる女に芋えるぞ」ず思っお買った服が眠っおいる。

    少し圢のきれいなゞャケットずか、歩くず気分が䞊がる靎ずか、ちゃんずした人間に芋えるパンツずか。

    でも今の私は、Tシャツにリラックスパンツで猫を撫でながらSlackを返しおいる。

    先日、映画通で『プラダを着た悪魔2』を芋た。

    あの映画に出おくる人たちは、なぜあんなにビシッずしおいるのだろう。

    朝からヒヌルを履き、コヌトをなびかせ、コヌヒヌ片手に街を歩き、仕事に向かう。

    それだけで人生に颚が吹いおいる感じがする。

    私も本圓は、そういう日がほしい。

    別にプラダを着たいわけではない。

    いや、着られるものなら着たいけど。

    ただ、ちゃんず服を遞んで、ちゃんず倖に出お、ちゃんず仕事をする自分をたたには思い出したいのだ。

    家で仕事をしおいるず、誰にも芋られない。

    誰にも芋られないず、どんどん楜な方ぞ流れおいく。

    楜なのはいい。

    でも、楜すぎるず、自分が少しず぀がやけおいく感じがする。

    そういうずきこそ、コワヌキングスペヌスに行けばいいのかもしれない。

    䞀軍の服を着お、少しだけ背筋を䌞ばしお、パ゜コンを開く。

    それだけで仕事の内容が劇的に倉わるわけではないけれど、少なくずも、Tシャツに猫の毛を぀けたたた䌚議に出る私よりは、ちょっずだけマシな気がする。

    たたドロップむンを利甚しようず思った。

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    マヌ君・ハンカチ王子䞖代の30代半ば。 10幎暮らした東京を離れ、 2025幎秋に長野ぞ移䜏したした🍎 仕事は某IT䌁業のWebディレクタヌ。 ずきどき副業でデザむンの仕事もしおいたす。 このnoteでは 東京→長野移䜏のリアルや、暮らし・仕事に぀いおゆるく発信しおいたす。

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