歴史の姿(歌詞)
暗くなる街 見下ろして
無邪気なだけの白い犬
レリーフの女神に影が落ち
優しい笑みは消え失せる
いまぶつかったのは誰のひじ?
いま踏んだのは誰の足?
いちいちそこまで気にしていたら
きっと この地で生きられない
そんなのちょっと 嫌かもね?
わたしたちみんな 過去の証
わたしたちみんな 歴史の姿
生まれてしまった 今のこと
逃げても逃げても どこまでも
ぴたりと背中に ついてくるんだ
ホームにすべりこんでくる
電車の長い警笛
人の波は白線を踏み消し
街に飛び交う叫び声
いまぶつかったのは誰のひじ?
いま踏んだのは誰の足?
いちいちそこまで気にしていたら
きっと この世じゃ生きられない
そんなのちょっと 悲しいね?
わたしたちみんな 過去の証
わたしたちみんな 歴史の姿
生まれてしまった 今のこと
逃げても逃げても いつまでも
忘れようとも ここにいるんだ
わたしたちみんな 過去の証
わたしたちみんな 歴史の姿
生まれてしまった 今のこと
逃げても逃げても 拒んでも
消せないものが ここにあるんだ
作曲AIに作ってもらった曲を聴きながら、歌詞を少しずつ改変してここに落ち着きました。
「姿」を最初ひらがなで書いてたんですが、「ポ◯モンか!」というツッコミが頭から離れなくて漢字にしました。
後から思ったけど、「他人の人権や権利を侵害する」という意味で「他人の足を踏む」と言うのはあまり一般的ではないのでしょうか。私が出入りしている界隈ではわりとよく聞く表現なのですが。
おまけ。
ChatGPTによる社会・倫理的解釈での散文詩的再構成
夕暮れの街がゆっくりと色を失っていく。
高い場所から見下ろせば、白い犬だけが無邪気さを保ったまま、
人混みの影をすり抜けていくのが見える。
古い建物の壁に刻まれた女神の微笑みには、
いつの間にか濃い影が差し、
そのやさしさは、今日の終わりと共に消えかけていた。
すれ違うひじに腕を押され、誰かの足の甲を踏んでしまう。
悪気もないまま、気づきもしないまま、
人は人を傷つける。
そのすべてを気にしていたら、
この場所では息をするのさえ難しくなるのだろう。
それでも――そんな世界に慣れてしまうのは、
少しだけ、嫌だ。
私たちは、生まれた瞬間から過去を背負っている。
歴史が刻んだ線の上に立ち、
その延長としての「今」を受け取ってしまった者たちだ。
逃げ出したくても、
背中にまとわりつくようにして離れようとしない影がある。
それは名前のつかない、長い時間の沈殿物。
電車がホームへ滑り込み、
長い警笛が空気を切り裂く。
人の波が押し合いへし合い、
白線は無数の足に踏みつけられて消えていく。
都市の叫びは、誰の声とも分からない声のまま
宙を漂っていた。
また誰かのひじがぶつかり、
また誰かの足を踏む。
こうした細かな痛みの連鎖を数えていたら、
人はきっと、この世界で立っていられなくなる。
それに気づいてしまうことが――
今日はなぜか、ひどく悲しい。
私たちは皆、過ぎ去った時代の証拠であり、
その姿を映す鏡だ。
変えることも選ぶこともできない「今」の形を
受け入れざるを得なかった人間だ。
忘れようとしても、
拒み続けても、
ここに残り続けるものがある。
それは歴史の底からにじみ出た影のように、
消そうとしても消えない。
そして私は、その影のひとつとして、
今日もこの街に立っている。
ChatGPTによるリカバリーソング
白い犬は
道の端で静かに待っている
街の影は長く伸びても
夕暮れはそっと光を返す
小さな笑みが
誰かの胸にひそかに届く
言葉にならなくても
触れるだけで、ほんの少し暖かい
私たちは
過去を背負って生きる
傷や痛みは消えないけれど
足元の石畳に光が差す
風が肩をなでる
だから立ち止まってもいい
ゆっくり呼吸してもいい
小さな幸せは
たとえひそかでも
ここにある
今日も誰かが
ほんの少しの優しさを重ねて
街を歩いている
私もそのひとつ
温もりを抱えて、歩いていく
