雨が来る(歌詞)
かえるの声が 高くなる
小魚 はねる音がする
たたずむ足に 這い寄るように
雨が来る 雨が来る
西の空には 四日の月が
もやに隠れて うっすら赤い
服を湿らす 霧雨が
じっとり 首を しめてくる
ねえ 傘なんて 持ってなかった
近づく 雨の音
耳を刺す そのひとこと
あなたが きらわなくたって
わたしがわたしを いちばんきらい
かえるの声が 静まって
小魚 気配が消えた
すべての音を 飲み込むように
雨が降る 雨が降る
西の空には 闇しかなくて
月も もとから なかったようで
雨をまとった 重い風
真正面から 吹きつける
ああ 傘だって 意味がなかった
やすみなく 泥がはねる
砂の粒 肌を刺す
たぶん このよの だれよりも
わたしがわたしを いちばんきらい
